フィッシャーキングの友人 -5ページ目

理念と行動指針


フィッシャーキングの友人-理念なき会社は滅びる
理念なき会社は滅びる
小畠 宏(プレジデント社)

少し前に書かれた本だけれど、なんとなく曖昧になっている部分を整理して知ることができ、何が不変であるべきか、何が時代によって変えていくべきものかを、具体的に考えることができる。

・企業理念
・事業理念
・ビジョン
・ポリシー
・行動指針

企業が顧客に対して、株主に対して、社会に対して、社員に対してメッセージすることがらってたくさんある。それぞれをちゃんと区別して使えているかというと、なんともよくわからない。それぞれの違いとか。たとえば「理念」って、なんとなく抽象的な表現になりがちだし、歴史のある企業だと、だいたい創業時に制定されるので、現在でもきちんと社員全員に浸透しているかとか、時代に合っているのかとか、難しい。かといって、「変えよう」というも難しいだろう。創業者の決めたことをわざわざ変えるなんて、かなり抵抗が大きいし、せっかくつくっても、その方がいいのかどうか、判断難しい。苦労の割には実が少ない作業だ。

それがこの本でちょっとわかった。
「理念」は、会社の存在意義を示すもの。社会に何を貢献していくか。なので、不変。でも、「理念」を実現するための手段は、時代時代によって最適解が変わる、それを「行動指針」として設定して、時代によって変化させていく。そうすれば、創業の理念を、未来永劫、その時代に応じてやり方を変え、実現してくことができるというわけだ。なるほど。

話はまったく本から離れるけれど、今日は私が住む街の市長選挙の日。
市長が二代にわたって不祥事で逮捕されるという前代未聞のやり直し選挙の二回目。引っ越してきて1年になるのだが、市内の様子とかまだよくわかっていないところも多いけど、財政的には県内の29の都市のなかで下から数えて二番目という財政難だったりするらしい、私立病院の産科も休業中だったりして。財政的に良くないのは明らか。

贈収賄事件なので、市民の多くは、「もう不祥事を起こすような市長はまっぴら」と思っているだろうし、候補者の全員が「クリーン」を掲げているけど、それは当然のことで。もう少し何か別の選択肢がほしいなぁと思いながら、候補者のことをネットで調べたりしているのだけれど、まだ決め手に欠けていて、投票所に出かけられないでいる。

なんとなく感じているのは、近郊(電車で30分)に大都市が2つもあり、ほとんどの市民がそれぞれに通勤していることから、市民の大半は国政ほどに市政に興味がないようだということ。市民の市政への無関心が、市長の汚職も見逃し、市議会が機能していないことも許し、市職員のモチベーションも下げているような・・。無関心て、人のやる気を奪いますからね。

・子供の教育の充実
・高齢者にやさしい社会づくり
・経済の活性化
・財政の建て直し 

とかとか、上がっているお題目はたくさんあるけれど、住みよい街づくりにこれらは当然のことで、これを「理念」と捉えるなら、これらをどうやって実現させていくかが「行動指針」だろうか(政治の世界で言うマニフェストになるのか?)
でも、選択するために示されている材料はすくなすぎる気がしている。いちばん変えないといけないのは、市民の市政への無関心かな、という気がしているので、市民が市政に興味を持ったり参加したりするような仕組みを具体的に取り入れることを約束している人が、今のこの街に必要な「行動指針」かな、と考えているが・・・見当たらない。

それにしても、そろそろ行かなくちゃ。困ったな。




秀逸。


フィッシャーキングの友人-女は同じ物語
女は同じ物語
山本周五郎(角川文庫)

はー(深いタメイキ)。

山本周五郎さん作品て、おもしろい。
あとがきを書かれている三重短期大学の先生の解説もとてもよく(作家理解を深めてくれた)、山本周五郎さんという作家の作品は、初期の「武家物」の、後期の「長屋物」があるそうです。この短編集は、ちょうどその中間(ちょうど戦前戦後が境になっているのだそう)をはさんで書かれたものが集められていて、武家物、長屋物、それぞれの秀逸な作品と、ふたつがミックスされた作品とが収録されている。

ここ最近、新しい作家さん作品で自分の趣向にあったものを見つけようといろんな人の本をまとめ買いして読んでみたけれど、最後までとっておいた山本周五郎さんが、結局いちばんおもしろかった。もちろん、他の作家さんもそれなりにおもしろかったけれど、最後に全部持っていかれてしまった感じ(笑)

いくらでも文庫化されているでしょうから、しばらく山本周五郎さんで楽しめそうです。

春のRoots Farm


フィッシャーキングの友人-春の究極


Roots Farmさんから、今日の畑の写真が届きました。
レンゲです。きれい!
静岡の田舎は、田んぼの休閑期はレンゲを植えているところが多かったので、なつかしいなぁ。
よーく見ると、真ん中のレンゲに蜂が止まっています。見えますか?

Roots Farmさんの畑にはいろんな花が咲いているので、いろんな種類の蜂が集まるのだそうです。いいなぁ、楽しそう。4月のベジボ(ベジタブルボックス)は、葉野菜が中心になるそうです。来週到着予定。すっごく、楽しみ。

めっけました、これはオモシロイ!


フィッシャーキングの友人-捌き屋

捌き屋~企業交渉人 鶴谷 康
浜田文人(幻冬舎文庫)

引き続き、新しい作家さんを探す旅で見つけた本。
これはおもしろかったですねー。

「企業交渉人」というのは、企業が抱える揉め事を丸くおさめる仕事を請け負う人。ふつうは弁護士が入ることですが、「捌き屋」と呼ばれるような交渉人が出てくるような場面は、弁護士ではできない裏の事情がある場合。ヤクザ屋さんや政治家がバックについている人が多いなか、この本の主人公、鶴谷康さんは一匹狼。その筋では腕利きで有名ということで、舞い込んでくる仕事は難易度の高いものばかり。

鶴谷さんが交渉の場にのぞむ場合、勝敗を決するのは事前の準備。その最たるものが「情報」だ。交渉相手については、その揉め事の周辺はもちろん、まったく関係のないプライベートなことまで徹底的に調べ上げ、少しでも交渉を有利に持っていく。さらに、過去の出来事を知ることで、その人の行動パターンを知り、反応を予測したりする。その人を見る目の鋭さや、あらゆる情報から予測を立てる様子はとってもエキサイティング。

鶴谷さんを周りで支える人物たちも魅力的だ。幼馴染で関西ヤクザの白岩さん。元恋人でいまも等距離を保ちながら互いを大事に思うバーのママさん。鶴谷さんの情報収集を支える興信所の社長や若手の調査員。お金がきっかけではあるものの、鶴谷さんの信条にほれ込み、記者としての情報収集能力を最大限に活かし情報を提供する新聞記者さん、などなど。

これはシリーズ化されているようなので、さっそく続編、続々編を読もうと思います。

一個だけ残念なのは、鶴谷さんが関西弁なこと。
押しの強さ、あくの強さ、意思の強さ、そういった強さがセリフには満ち満ちているんだけど、それを関西弁でやっちゃうと、なんか品がなくなっちゃって・・・。鶴谷さんてスゴイ頭の切れる人って設定だと思うんだけど、そのあたりが損なわれてしまう気がします(私も既に神戸に暮らして20年なので、すっかり関西弁・・。なので余計にそう思うのかも)。

刑事として生まれた男!


フィッシャーキングの友人-雪虫

雪虫~刑事・鳴沢 了
堂場瞬一(中公文庫)

警察小説が好きです!ということで、またまた阿比留さんのブログで紹介されていた作家さんの小説を読んでみました。主人公は、祖父から三代つづく刑事一家の29歳、鳴沢了。新潟県警捜査一課の刑事さんです。雪が降り始める直前の秋深い頃、温泉町の湯沢で起きた一人暮らしの老婆の刺殺事件から始まります。捜査を進めるうちに、事件は戦後まもない50年前のとある宗教団体で起きた事件につながり、そのナゾを紐解くうちに、鳴沢刑事は父と祖父の秘密を知ることに!

・・・と、佐々木譲さんの「制服捜査」とは異なり、こちらは、ややリアリティに欠けるかな?ということが気になるぐらい、29歳の鳴沢刑事が大活躍します。上司に生意気な口を利き、署長の捜査方針にはまっこうから反論する。捜査方針に対する不満を隠そうともしないし、「聞き込みは二人一組で」というルールにも不服顔でしぶしぶ応じるといったところ。

踊る大捜査線とか、あぶない刑事(笑)とまでは、そりゃいかないけれど、ちょっと鳴沢くん、派手すぎるかな~というのはひっかかりましたが、でも、そのぶん、事件解決へのスピード感にあふれ、50年前のナゾが解けた箇所ではカタルシスがありました。たぶん、これがこの小説(シリーズ)の醍醐味でしょうね。

もうひとつ気に入ったのは、鳴沢くんの「こだわり」についての描写が細かく今後に期待できそうなこと。

・休日は、愛車のSRで海岸線(だけかどうかはわからないが)を飛ばす。
・帰宅後には靴箱にある靴すべてを丁寧に磨くことを自分に課している。
・24時間365日呼び出しに駆けつけられるようお酒を断った。
・刑事の商売は人から話を聞くことだから好印象を与えるためにスーツ、シャツ、ネクタイ、靴は常に清潔でセンスのいい上等なものを身につける。後輩の新人刑事の「ウォーキングシューズ」だって許さない。

などなど、鳴沢くんが考える「理想の刑事」(それは、悪いやつをつかまえる刑事だ)像にふさわしい自分であるためのこだわりが随所に出てくるのです。私はこの手の細かいこだわり描写がダイスキ。刑事・鳴沢了シリーズは、この後、ずいぶんと続くようなので、初作に登場したこういった「こだわり描写」が今後どのように生きてくるかがとても楽しみ。次回作も期待できます。

さて、新しい作家さんを探す旅はまだまだ続きます。
今のところ、はずれなしですね。
でも、一昨日NHKで年末のスペシャル大河「坂の上の雲」のメイキングをやっているのを見て、「坂の上の雲」再読欲求と、買ったはいいが1巻の途中で止まっている「菜の花の沖」読了欲求がむくむくと・・・。むむむ。どうするかな。


人事って本当にこんなん?


フィッシャーキングの友人-非情人事

非情人事
江上 剛(文春文庫)

「制服捜査」に続いて阿比留さんのブログを参考に一冊。
「人事異動」をテーマにした5つの短編集。
通信会社、闇金、銀行、信用金庫、飲食チェーンの5つの企業内で起きた人事にまつわる出来事を下敷きに書かれたもの。大きな組織に所属した経験がないので、いわゆる人事抗争的なものに近寄ったことがないので虚構の世界としてしかとれえられないんだけど、友人の友人の人づての人づてぐらいの距離(遠っ)からは、すこ~し、「そんなことが本当にあるの~???」という怖い話も聞こえてこなくもない。

でも、サラリーマンは環境を選べないというのは確かに事実。
まずは与えられた場所で結果を出さなきゃ、希望どおりの職場環境など望めないものね。でも、この短編集で描かれた、「上の方の人」が人事にまつわる様々なことで蠢くさまは、末端で毎日毎日働いている私たちにはちょっと勘弁してくれない?というようなことばかり。清濁併せ持つのも大事とは言え、そこまで行ったらバチが当たると思うのだが・・・まぁ、関係のない話か、というのが正直な感想。きっと、そこそこの大手企業に勤める人が読むと、この小説はもっともっと違う感慨があるのだろうけど。

さて、新しい作家さんシリーズをめぐる旅は、まだまだ続きます。
こちらの江上さんもなかなか人物描写がたくみでおもしろく読めました。次にこの人の作品を読むときは、企業小説の長編ものを選んでみたいと思います。



警察小説が好きです。


フィッシャーキングの友人-制服捜査

制服捜査
佐々木譲(新潮文庫)

私は警察小説が好きで、横山秀夫さんに特にはまっていて、でも、ちょっと読みきってしまったので別の警察小説を探しているところです。産経新聞記者の阿比留さんのブログ のファンで週イチぐらいで巡回しているのですが、月イチ頻度で阿比留さんが読まれた本がダダダダッと紹介されます。新聞記者なんてスゴイ忙しい職業なのに、読書量の多さ、バリエーションの豊富さにいつも驚かされますが、とりわけ多いのが(ご職業がら?)警察小説、企業小説。今回は、ブログでご紹介されていた中から、3人の作家さんの本を求めてみました。

これはその1冊目。
タイトルの「制服捜査」は、はじめ意図するものがわかりませんでしたが、読んでみてわかりました。

主人公の川久保巡査部長は、北海道の田舎町の駐在さん。捜査一課(殺人を主とする重大事件を扱う刑事さんの所属する課)の刑事から、地元の癒着が原因の不祥事を正すための北海道庁が杓子定規に決定した「ひとつ箇所に長く赴任させない」という方針に基づいた人事異動により、人口6千人足らずの駐在所勤務となってしまった人です。

駐在さんは、「捜査権」を持たないのですね。何か事件が起きれば本庁へ連絡し、地元の治安維持に努める。地元にいるからこそ入ってくる怪しげな情報と元刑事の勘から事件化を上に進言しても、本庁が「事件だ」と判断しなければ事件にはならない。命令だから、独自捜査もできない。捜査一課出身の川久保さんにとっては我慢ならない状況です。

この本では、そんな環境下で、過去の実績をひっさげ華々しく、独断で捜査を行い本庁連中の鼻を明かす!というのではもちろんなく、あくまでも組織の一員として命令に従いながら、でも、心の芯の部分では犯罪憎み、犯罪者を捕まえるという警察官の本能のようなもので静かに事件を動かしていく川久保さんの姿が描かれています。
最後の「仮葬祭」などは、圧巻です。そういうことで、「制服捜査」というタイトルなんですね。

この抑えた演出(川久保さんが地味なところ)が、リアリティがあって気に入りました。
この川久保巡査はシリーズとして文庫化されているようですので、もう少し読んでみようと思います。

新しい作家さんの本というのは、相性もありますからなかなか難しいですが、合うものが見つかると本当にうれしいですね。次は堂場瞬一さんの「刑事・鳴沢了シリーズ」。捜査一課の刑事さん。舞台は新潟です!楽しみです!

柳井さんの解説が効いてます。


フィッシャーキングの友人-プロフェッショナルマネジャー
プロフェッショナルマネジャー
ハロルド・ジェニーン(プレジデント社)

ユニクロの柳井さんが解説を書いていて、はじめと終わりに登場しています。
特に最後に付録として、

「創意」と「結果」7つの法則~これが「プロフェッショナルマネジャー」の仕事術だ~

という題で、40ページ弱で本書に書かれている内容を、柳井さんのビジネスのご経験に照らし合わせて紹介してくれています。この本をかつて読んで柳井さんが参考にしたこと、経営者として肝に銘じながら行っている成長戦略の具体策などが語られていて、とても勉強になりました。

著者ジェニーン氏は、証券取引所の雑用係からスタートし、ITTという巨大企業の社長に就任し、「14年半連続増益」という偉業を成し遂げたすごい人。この本は、そのジェニーン氏の経営や事業に対する考え=哲学といってもいいかも。が惜しげもなく書かれています。企業の社長さんはもちろん、組織のリーダーとして事業や部下を統べる立場にある人の必読書という本ですが、アメリカという外国の、超巨大コングロマリットで行われたことであり、1959年~1976年当時のちょっと古い話であることから、現代の私たち、とりわけ日本人ビジネスマンには何か遠い出来事・・・自分とは違う世界という印象・・・のように感じられるかもしれません。

そんななかで柳井さんの解説は、ジェニーン氏と私たちをつなぐ役割を果たしてくれていて、本書の利用価値を高めてくれていると思います。なんなら、柳井さんの「7つの法則」を読んでから、気になる章に戻って読んでもいいかも。

ちょっと読みにくいな・・・と感じた人も、最初と最後の柳井さんの解説だけは読みましょう!

誰を愛して、誰に愛されましたか?


フィッシャーキングの友人-悼む人

悼む人
天童荒太(文藝春秋)

天童さんの本を読むのは永遠の仔以来だなぁと思っていたら、それもそのはず。永遠の仔以来の発表だった。筆が遅い人だと聞いたことはあったが、10年ぶり。さらにこの「悼む人」の主人公坂築静人のことを書こうと思ってから7年かかったのだとか。よけいなお世話だが、どうやって食べていたのかと(笑) この人に惚れ込み、傑作を信じて疑わない人々が静かに見守ってきたのだろう。その価値のある小説だと思う。

リュックを背負い、徒歩(たまにバス)と野宿で全国を旅する主人公、静人。その旅の目的は、死者を悼むこと。殺人、事故、自然死、あらゆる死の現場を訪れ、地面に手をやり、空を仰ぎ、縁もゆかりもない人の死を悼む。

「このかたは、誰を愛しましたか?誰を愛していましたか?どんなことで、人に感謝されていたのでしょうか」

なぜ死んだのか、殺したのは誰なのかを静人は問わない。現場の周辺にいる人たちに、この3つのことだけを聞き、そのことを思い浮かべながら死者を悼み、記憶に刻もうとする。

静人の家族を含めて、周りの人にはなかなか理解されないこの「悼みの旅」を追いながら、週刊誌記者の薪野杭太郎、夫殺しの奈儀倖世、末期がんである静人の母・坂築巡子と父親のない子を産む妹美汐など、周辺の人々のドラマが断片的に続いてゆく。

よくある、主人公を中心とする物語が真ん中に1本とおり、その周辺で他の登場人物たちの物語が進みながら、やがてひとつの主題を追求して行くという組み立てで、私はそうした作法は好きだが、物語の組み立てに複雑なところはいっさいなく、よくある「この先、これらがどうやって絡んで行くのだろう?」という好奇心に駆られて読ませるのではなく、ただただ、静人の「悼む」という行為に何ともいえない感覚・・・はじめは違和感、やがて理解、最後には共感に近い感覚・・・を抱きながら、共に旅するような思いに駆られながら、一気に読ませられてしまったという気がする。そういう力強さを持った小説だと思う。

さらに、周辺の登場人物、薪野や巡子や美汐の物語が読ませる。特に末期がんの巡子の、病気の進行とともに描かれる死へ向かう覚悟や周りに対する思いなどの描写がすばらしかったと思う。もちろん、経験したことはない。ないが、きっとこういう心情になるのだろうと思わせる細かな描写が生きていたと思う。そして、巡子のように生きたい、彼女のように死んでいきたいと思わせる「生」への満足感が満ちていたと思う。

全体を覆う題材は「死」だが、テーマは「生」だ。
大切なのは(記憶すべきは)どう死んだのか?ではなく、どう生きたのか?なのだ。
それが、前述した三つの質問、

「誰を愛し、誰に愛され、どんなことで感謝されたのか」

なのだ。

自分の死後に、誰かに自分のことを記憶してもらえるとしたら、確かにこうした3つのことについて記憶されたいと思う。そう意識して生きていくことを、この小説に教えてもらったと思う。

天童さんの、次の本を楽しみにしたい。
また、10年ぐらいかかっちゃってもいいから。



あんこ克服?


フィッシャーキングの友人-どらやき

かつては餡子が大の苦手でした。
「あんなの、砂糖のお化けだ!」と言って、あんこのお菓子を食べると震えが来るほど・・・。

それが、煙草とお酒をやめてからか、ちょっと食べてみたらおいしいかも・・・と変化。さらに最近では、積極的に餡子のお菓子が食べたいと思うほどに!!

でも、さすがに市販のものは甘くてちょっとダメ。
食べてるときはまだしも、あとで胸焼けもしてきます。

というわけで、アズキを買ってきて、自分でつぶ餡をつくってみました。レシピに従うと、アズキ300gに対し、砂糖が400gとなっています。そりゃ、甘いはずだわ・・・。

甘みをみながら加減していれていったところ、200gで充分餡子としておいしい(私にとっては)と感じたので、そこで砂糖の投入はストップ。どら焼きを作ってみました。

昨日つくったばかりのときは、皮と餡子がなじんでなくて、なんだかスグに離れ離れになりそうでしたが、こうしてラップして一晩おいたところ、いいあんばいになじんでおいしくなりました!

餡子はたっぷり作って100gずつ冷凍保存。
お彼岸は過ぎちゃったけど、ぼたもちもつくりたいし、熱い季節になったら、生クリームと混ぜて小倉アイスをつくるつもり。

なんだか、どんどん手作りにはまってきました。