フィッシャーキングの友人 -15ページ目

10km走れた!

昨日は飲み会だったので起きられるかな~と心配だったが、いつもどおり5:30にパチッと目が覚める。まるで老人(笑)お弁当を作って、昨晩もらっていたメールなどに対応をした後、9:00~10:30までジョギング。

京都でシゴトをしているイラストレーターさんがジョギング仲間 になってくれて、彼女も実は武庫川河川敷になじみのある人ということがわかり、私のジョギングコースを見てもらったところ、距離を測ってくれた!

で、片道2.5kmのところを往復しているので、いつも5kmを走っていることが判明。今日は2往復にチャレンジ!年末の宝塚クォーターマラソンの参加申し込み をついにしてしまって、しかもクライアントさんが「では、僕もクォーターに申し込みましょう、伴走しますよ!」なんて言われてしまったので、最低でも完走しなくては・・・と思っていたのだが・・・。

なんとか、走れた(ホッ)

タイムは1時間10分だったので、制限時間の1時間20分にぎりぎり。もう少しいいタイムにしたいところだけど、きっとこのペースで2ヶ月練習していけば、なんとかなるでしょう。それにしても、意外と走れること驚いている。昔なんか、アポに遅れる!と駅までの10分を走っただけでみっともないぐらい息も心拍数も上がっちゃって、汗もダラダラ。まったく体力なかったんだよなぁ。やっぱり20年近く吸ってきたタバコをやめたことと、体重が10キロ落ちたことが大きいんだろうな。

このぐらいの年齢になると、シゴトでもうひとがんばりしようと思ったとき、気力はもちろん、体力も重要になってくるように最近、とくに思う。こればっかりは、どう抗っても無理。気力体力がみなぎっているときの判断と、そうじゃないときの判断て、きっと違うはず。クリエイティブのシゴトだからって、徹夜したり睡眠時間削ったりということはままあるにしても、だからといって休日は寝てばっかりとか、不健康な生活を強いられることに慣れちゃいけないよね。諦めるのは早い。

さて今日は、私のシゴトでも人生でも大先輩のダイスキな人が我が家に食事に来てくれる予定!もうちょっとシゴトをしてから、お掃除とお料理にとりかかるのだ!今日のメインは、囲炉裏で一夜干しの魚と鶏を炭火焼 。なので素材と炭火が決め手で、私の腕前は関係なし(笑) なので、何か一品、チャレンジしてみるつもり。

景気なんて関係なくて。

毎日、忙しい仲間たち。せめて月に一度ぐらいは全員でおいしいものを食べ、饗が乗ったら歌いにでも行こうと月初に話していて月末手前の今夜やっと。わが社の歌姫が、今日は「ぎっくり腰」で歩くのもやっとという状態のため一次会でお開きとなったが、シゴトのこと、教育のこと、政治のこと、アウトドアのこと、クリエイティブのこと、料理のことと、話題はくるくる、くるくると限りない。中で、いくつかおもしろい話があったので記録しておこうと思う。

イトーヨーカ堂の伊藤名誉会長の本を読んでおもしろかった、という者がおり、そこから話が発展して、「こうすれば必ず繁盛するコンビニができる」という話題になった。たとえば、雨が降ったら店先に置いている新聞のコーナーを奥に移してでもそこに雨傘のコーナーを置く、とか。ちょうど先日、傘を持たない日に雨が急に振り、風邪気味でもあったので傘を買おうとコンビニに入ったのだが、傘がどこに売られているのかわからなくて買わずに出てきてしまったことがあったので、至極納得。他に上がったのは、

・夏場でも、雨が降った夜なんかはおでんを売るべき
・接客をするコンビニは存在しない。だったらちょっと接客するだけで売れるのでは。

などなど。他にもいろいろ上がったが、これらの話をしながら、伸びる会社の条件のようなところに話がつながっていく。

よく、近くに競合店ができたから売上が半減して経営が苦しくなった、みたいなことを言っているが、そうではなくて、競合店ができたぐらいで売上が半減する程度にしかお客さまが付いていなかったということで、本当に強い店なら競合店という比較対象ができたことにより、自店の価値がますます高まり、よりいっそう売上は上がるはず・・・。つまり、今、いろんなところで景気が悪くなったので経営が・・・という話を聞くが、でも、本当にお客様がついている会社(本質的な部分でお客様が提供されているサービスに高いレベルで満足している会社)なら、不景気にこそ本来の強さを発揮するのでは、と。景気なんて、関係なくて。

そうありたい、そうあらねばね、と杯を重ねた今夜でした。

伏見へ小旅行

私たちの好きな休日の過ごし方は、寺、仏像、神社、お城などを訪れるという老人のような小旅行。特にウチの人は「燃えよ剣」と「竜馬がゆく」が大好きなので、幕末ゆかりの地はまた格別。先月、平安神宮ライブの前に伏見へ行ったものの悪天候と下調べ不足でお目当ての「寺田屋」が開館時間外だったのが心残りでたまらないらしく、再び伏見へ。この日は珍しくデジカメで一部始終を撮影したので、朝から晩まで呑みっぱなしだった様子を記録しておこうと思う。


松葉
●梅田地下街の「松葉」でビールと串カツを立ち飲み。
日曜の朝は9:45から開店している、阪神梅田駅を乗降したことのある人なら誰でも知っているだろう有名店。1本100円から150円で安くて旨いのでウチの人のお気に入り。


串カツ
●店内(というかのれんをくぐると)こんな感じ。キャベツが食べ放題とか、二度付け禁止のソースとか、大阪らしい風情のお店。私はもう慣れてしまったので1人で入るのも平気だが、なんとなくおじさまの聖地にずけずけと入るのはいけない気がしており、入るのはウチの人が一緒のときだけ。「スミマセン、主人がつれて来てくれるって言うもんですから、女ですけどお邪魔しますね」という感じで過ごすようにしている。

梅田→淀屋橋へ地下鉄御堂筋線で。そして京阪に乗り換えて中書島へ。


宇治川
●宇治川派流 「濠川」
江戸時代には、この川を「十石舟」が伏見の人や酒や米を大坂へ運んでいたのだそう。「竜馬もこの川を舟に乗っていったんだろうね」と話しながら眺める。こういう景色は幕末の頃の風景を想像させて楽しい。


酒蔵通り
●酒蔵通り
焼き杉と白壁が美しくて落ち着くが、中はお土産物やさんなど。観光地化されているのは残念。


わき水

●月桂冠大蔵記念館
入場料300円をとられるので驚いたが、純米酒1合のお土産と利き酒3種類(おちょこ1杯ずつ)がついているので、その料金と思えば納得できないこともない。写真は昔このわき水で酒づくりをしていたという水。おちょこで飲んでいると、「うまいか?」と後ろからおじさんの声。「甘みがあっておいしいですよ」と答えたが、あとからよく考えたら普通の水。雰囲気にやられてしまったかも(笑)


月桂冠
●大正時代の褐色瓶
記念館なので昔のものがたくさん展示されている。写真は大正初期に導入されたという褐色瓶。その前は青色瓶だったそうで、褐色瓶にすることで品質保全に役立ったのだそう。栓の部分がまるでシャンパンみたいなのと、意匠がモダンで格好いい。大正時代の商業デザインは本当に素敵だ。


黄桜

●黄桜カッパカントリー
こちらは入場無料。だからおみやげもなし。利き酒も有料。予想どおり、カッパ展示館があった(笑)。全国カッパ地図が壁一面にどーんと貼られ、全国各地の「カッパ生息地」と「カッパ目撃談」の報告。まじめにやっているわけではないだろうが、ウチの人はそれを見て、「もうええ」と一言。


酒の種類

●酒の種類
「酒の作り方」など理科的な展示のなかに、お酒の種類についての説明があった。ウチの人は、純米 < 吟醸 < 大吟醸 というふうに、等級だと完全に勘違いしていたので、これを見ながら説明して「ふんふん」言っていた。意外と知らない人も多いかもしれない。ついでに私が好きなのは醸造アルコールの入っていない「純米酒」なので、今度お酒を買ってくれるときは、「吟醸」じゃなくて「純米吟醸」にしてください、とお願いしておいた。


利き酒の評価


●利き酒の評価表現
こっちは利き酒の評価表現を説明したもの。例えば、「味がまるい」というのは、「口当たりが滑らかでソフトな感じ」とか、「淡麗」というのは「薄味ながら、きれいで香味の調和がある」とかの説明があった。これを覚えておくとお店の人に好みをつたえるときに役立ちそう。たぶん私が好きな味は、「こくがあって、まるい」もの。ウチの人は「淡麗でまるい」味・・・かな?


寺田屋

●寺田屋
「公開している歴史的建造物ってのは、こうなってまうんかな」というのが、ここへ来たくてたまらなかった、ウチの人の感想。人が多いのはしかたがないとしても、こうも壁に貼りものが多いと風情も何もあったもんじゃなく・・・。部屋の真ん中に座して目を閉じ、においを嗅ぎ取ってみようと思ったが、大音量で歴史講釈をするガイドの人の声がうるさく、断念。建て替え疑惑もあるしね、しかたがないよ。


松の翠

●松の翠 特選 純米大吟醸 (酒店 油長 にて)
ここの酒屋さんでは、伏見のお酒を80種類も飲むことができる。私が選んだのは「松の翠 特選」純米大吟醸で、とっても旨い。けど、高い。それもそのはず、茶道の表千家で初釜などのおめでたい席で、おもてなしとして饗される限定酒だとか。「高いことが価値」なんでしょう。先日会食した友人にすっかりごちそうになってしまったので、ここからこのお酒を贈った。気に入ってくれるといいな。

盆に乗っている「あて」は、酒のあてというよりは、口すすぎのための豆腐と山椒。お酒をチェンジするときには、一度これらで口を洗って新しい味を楽しんで、ということらしい、さすが。

山田錦
●日出盛 山田錦 純米酒(松本酒造)
メニューには、伏見の酒蔵紹介があり、それを読んでいくと「松本酒造」というメーカーが、純米酒にこだわった酒造りをしているとか。油長のご主人に聞くと、この「山田錦」は、酒造りに最も合うとされる兵庫県産の山田錦の米を使いながら、吟醸酒にしてしまわずに純米酒にすることで価格を抑えたのだとか。これこれ、この味。でも、ウチの人には「ちょっと酒っぽすぎる」らしく、もう少し香りがいいのが好みとか。


招徳酒造

●招徳酒造
さらにメニューの酒蔵紹介を見ると、「日本酒は米でつくるもの」と「純米酒づくり」にこだわっているところをいくつか発見。招徳酒造と玉の光酒造、それから松本酒造。招徳さんのお酒はまだ飲んでいないので、チャンスがあれば飲んでみたいものだ。


大阪KAPPO

●大阪KAPPO
伏見を後にして京阪で淀屋橋へ戻る。たくさんお酒を飲んだにもかかわらず、これから神戸へ戻ってまだ飲もうというので、淀屋橋から梅田まで歩くことに。すると歩行者天国が出現。ゴスペル隊が歌っていた。翌日の新聞で知ったのだが、あの「御堂筋パレード」が橋下知事の発案で。「大阪KAPPO」と名前が変わってパレードもなくなり、ついでに予算も半減(1.7億が7000万)したとか。いいんじゃない?


司牡丹

●司牡丹 美稲(よしね)純米酒 (司牡丹酒造)
こじゃんと には、ウチの人は初来店。寺田屋で竜馬を感じられなくて残念がっていたので、だったら土佐の魚と酒を飲もうと。これはすごく味がしっかり。こくがあって旨い。


南


●南 純米吟醸酒(南酒蔵) 
これもうまかった。でも、このあたりでデジカメがめんどくさくなってしまったのと、この前にビールも飲んでいたりするのでもうすっかり酔っぱらっていてあまり覚えていない(笑)が、後日こじゃんとに行ったら「南を気にいってらしたので、こっちのお酒はお好きだと思いますよ」と「安芸虎」をすすめられたので、だいぶ気に入っていたのでしょう。

●このあとは、先日1周年パーティへ行ったMOONバー へ。ウチの人がパパに会うのは、もう何年ぶりになるだろう?元気そうにしているパパを見て、よかったよかったとつぶやいていた。昔さんざん飲んだっけ、と言いながら、ジンリッキーを。

締めはやはり。ここ 。最後はここでなきゃ。本当は、私はシングルモルトを、ウチの人はマティーニを飲みたいところだったが、もう飲み過ぎていて無理(笑)。スプモーニ。

おしまい!

それにしても、記事アップに1時間以上かかってしまった。もったいない。やっぱりこういうテーマは私には向かないようなので、写真もりだくさんのエントリーはこれが最後ということで。(笑)

光をつくる人=はたらく人。


スカイビルからの夕景


ちょっとした外出やイベントが多かったので、ここぞとばかりにデジカメで記録をとってみたものの、デジカメからデータを取り出してブログを更新するという作業は、ちょっと私には時間がかかり過ぎで、結局更新できないまま記事がたまってしまった。とほほ。

先週の水曜日。
大阪キタのクライアントと16:30からの打ち合わせ。議論すべき内容をリストアップしていったため、2時間かかるかと思われた内容が1時間で終了し、定時(18:00)前に業務終了。近くに梅田スカイビルがあり、同行の営業ウーマンが「実は行ったことない」と言うので昇ってみる(私は二度目)。

この季節の夕暮れって、「つるべ落とし」なんて言うんですよね。井戸につるべ(縄でくくられた水を汲む桶のこと)がすとんと落ちるかのように、あっという間に日が暮れてゆく様を言い表したもの。うまい表現です。この日の夕暮れも、まさにその「つるべ落とし」のごとくあっという間に暮れていきました。

きれいな夕暮れです。
ロマンチック極まりない時間です。

でも、同僚の営業ウーマンとは、光のひとつひとつを作っているのは、「はたらいている人」なんだという着想から、「人って、なんのために働くんでしょーねー」と、なかなかに深い話に入り込んでいくのでした。

「そうねー、自分にとってたいせつなものは何か?ってことかもしれないねー」と答えながら、この本をおすすめ しておきましたが、忙しい彼女のこと、果たして、読むでしょうか。

帰りはフラッと、新梅田食堂街の「北京」に。コートデュロイをいただく。昔のクライアントのとてもお世話にもなり、尊敬もするMさんにつれて来てもらったお店。一人で来たのははじめてだが、相変わらず縦横無尽に会話が飛び交っている。現在、Mさんは闘病中。ひとり飲みながら、復帰を祈った。

民族の遺伝子。


粗にして野だが卑ではない

粗にして野だが卑ではない
石田禮助の生涯
城山三郎(新潮文庫)

三井物産で華々しい業績をあげ、民間人としてはじめて国鉄総裁を務めた石田禮助の生涯を書いた城山三郎の伝記的小説。他の城山作品同様、日本が変革し、高度成長し、文化・風潮・常識の大変化の只中にある時代のなかで、変わらないものを持ち、また同時に、その時代の常識や世間体に縛られることなく自らの意思によって行動し、後年、日本の一時代を築いたと、名を残した経済人の生涯を描いた本である。しばらく、この城山作品を読むことが続きそうである(かなりまとめて買ったので)。

タイトルは、国鉄総裁に就任して、初めて国会に出たときに就任の挨拶として語った言葉の一部。石田の就任前まで、「お飾り」、「権限なし」と言われ、名誉職でしかなかった国鉄総裁職に就任し、「パブリック・サービス」の精神で、世間一般の常識をも覆すほどの行動力を示した人物の一生。

いや、とにかくこの”じいさん”、格好がいい。
こんなふうには生きることはとても無理かもしれないが、こんな精神で生きていきたいと思う。そしてこんな気概に自然とあこがれる民族性を持ったこの国に生まれたことを誇りに思った。ほんの一部でも、自分にもこうした民族の遺伝子が受け継がれているのなら、また、この先の未来にも残していかなくてはと思った。城山さんは、そのために、こうした人物を題材に、彼らを記憶する土地、人物、書物にあたり、丁寧な取材をもって何冊もの本を書いたのかもしれない。やっぱり、続けて読むことになるだろう。

心に残ったフレーズ。

(高齢になり入退院を繰り返すようになったときの会話から)

ある日、志寿子が石田に訊いた。
「パパ、病気のことをお友達に知らせましょうか」
石田はかぶりをふり、言った。
「おまえの友達と違って、みんな日本の明日のために働いている人ばかりだ。それに、これまで会いたいときに会ってきたから、そんな必要はない」

石田は自分の葬儀のことを口にするようになった。「簡素に」と繰り返す。
「こっそりやればいいんですね」
念を押すと、石田は怒った。
「こっそりとは何だ」
「こっそり」と「ひっそり」とはちがうが、その辺の区別は難しい。
石田もそれを感じて、
「思いついた、遺言だぞ」
と、毎日のように志寿子に指示して書き取らせた。

○死亡通知を出す必要はない。
○こちらは死んでしまったのに、第一線で働いている人がやってくる必要はない。気持ちはもういただいている。
○(三井)物産や国鉄が社葬にしようといってくるかも知れぬが、おれは現職ではない。彼らの費用をつかうなんて、もってのほか。葬式は家族だけで営め。
○香典や花輪は一切断れ。
○祭壇は最高も最低もいやだ。下から二番目ぐらいにせよ。
○坊さんは一人でたくさんだ。
○戒名はなくてもいい。天国で戒名がないからといって差別されることもないだろう。
○葬式が終わった後、「内内で染ませました」との通知だけ出せ。
○ママは世間があるからと言うかもしれないが、納骨以降もすべて家族だけだ。
○何回忌だからといって、親族を呼ぶな。通知をもらえば先方は無理をする。
○それより家族だけで寺へ行け。形見分けをするな。つゆ(妻)が死んでも同じだ。

石田は繰り返した。
「家族に見守られて、生まれた。死ぬときも、家族に見守られて死ぬ。それがおれの希望だ」

この遺言こそ、「粗にして野だが卑ではない」が表出したものであろう。やたらと上品である必要もなく、金をかける必要もない、だが、金に汚かったり、人の好意をあてにしたり、自ら動くことを惜しんだりすることのないように、という城山三郎を通じて石田が遺した、民族の遺伝子だと私は受け取った。

無謀だった自分へ。


ウェブ進化論


ウェブ進化論
本当の大変化はこれから始まる
梅田望夫(ちくま新書)

だいぶ前に買っていた梅田さんの本。ずっと読まずにいる本が、まだあと2冊もあるけれど。

この本を読んで 、読む気になって読了。少し古くなってしまったことと、梅田さんのコラムやブログは時々よんでいたので目新しい発見はなかったけれど、後半に、とても共感することがあったので、ここに転記しておこうと思う。

年齢を重ねるごとに、私たちは経験によって適切な判断ができるようになっていくけれど、もし、人生に求めるものが安定だけではなく、前へ進むこと、上をめざすことなのであれば、それが必ずしもいいことではない、というふうに、自分に戒めとして刻みたい言葉。

(本文より一部抜粋)
 私は34歳のとき、社内ベンチャーとしてスタートしたシリコンバレー事務所の責任者として、勤めていた外資系コンサルティング会社の米国本社へ転籍した。しかし「44歳の私」から見れば、危なっかしいこと甚だしい。米国企業のマネジメントが、短期の業績いかんでクルクルと方針を変えること。上司が変わってウマが合わなければ即座に解雇されること、などなど。「44歳の私」は、いろいろなことを知っている。でも、「34歳だった私」は、渡米したとき、そんなことは何も知らなかった。いや「知らなかった」わけではないが、「自分のことではなかろう」と考えられるだけの「勢い」があった。一言で言えば、客観的でなかったのである。

 そのあと、現実に何が私におこったか。私たちが始めたその社内ベンチャーはあまりうまくいかなかった。勤めていたコンサルティング会社の業績は悪化し、マネジメントから社内ベンチャーへ向けられる視線は厳しくなった。日本法人の上司も変わったし、米国サイドの上司も変わった。そんなことが渡米してわずか二年以内におこったのである。「お前がやろうとしていることは危なっかしくて見ていられない」と応えたかもしれない「44際の私」からすれば、「ほーら、ご覧」という具合である。

 でも、環境変化の中でごちゃごちゃと精一杯努力していると何とかなるのも事実だった。「捨てる神あれば拾う神あり」で、いろいろな新しい発見や予期せぬ出会いが私に新しい機会をもたらしたからだ。

 34歳のとき、もっとモノをよく知っていて、もっと客観的で、それゆえ「もう少しチカラをつけてからでも遅くない」なんて考えて、冒険しなかったらと思うとぞっとする。モノが見えなくてよかった。今、心からそう思うのだ。

 たしかに「44歳の私」は、10年前「34歳だった私」に比べて、圧倒的にモノが見えている。いろいろな経験を積んだ。たくさんのヒトを見てきた。でもモノが見えている分だけ、新しいこと、未経験なことについて、ネガティブに判断するようになってはいないだろうか。これを「老い」と言うのではないか。

 放置すれば人は、年を取るにつれてどんどん保守的になっていく。私も、意識的に「若さ」と「勢い」を取り戻さなければいけないなぁ。28歳の彼とのやりとりによって、私はとても大切なことを再発見できた。

改装オープンおめでとう。

 今日は同い年で、とシゴトを通じて知り合った女性と2ヶ月ぶりの会食。
お店は、先日近くを通りかかったときに「お。改装してる!」と気づいた、しばらく脚を向けていない寿司屋。

一心太助
078-321-3589
ウォーカーの紹介記事

1階はカウンターのみ8席ほどで、2階は宴会場。冬場は要予約で安くておいしいあんこう鍋を食べさせてくれる。おすしももちろんおいしくて、私は行くたびに頼むものも順番も決まってしまっていて。まずはアテとしてお造りをおまかせで。必ず入れてもらうのは「子持ち昆布」。これは本当に好きで、長時間居座るときはリピートすることも。今日の造りのねたは、トロ、かんぱち、あわび、はまち。たい。かんぱちが旨かった。

続いて握りは、「とろ炙り」と「牛しゃぶ」。「しいたけちり握り」。今日は言わなかったけれど、これに「秋刀魚」と「いわし」。今日は「たこ」も旨かった。そして定番の「サラダ巻き」。お父さんのように、おみやげに包んでもらうこともあったなぁ。今日はやめたけど。それから赤だしに茶碗蒸し。お酒はいつも生ビールばかりだけど、今日は日本酒。一の蔵の純米と、船中八策の大吟醸。

話題は後半、シゴトのことになってしまったけれど。
久しぶりに、大将の顔が見られて、よかった。

取材の合間に。


河川敷


今日はリクルーティングコンテンツ制作の取材。3人の方からお話をうかがう。とおりいっぺんな仕事紹介的なインタビューではなくて、過去に手がけた仕事や、その仕事をする上で重要な「テーマ」を聞き出し、そこから広告コンセプトに通じるメッセージをあぶり出し、学生に伝わりやすく表現する、という、ライターにとっては頭の痛い(笑)取材。


「おねがいやから、たまには普通に入社動機とか聞くような仕事ちょうだいな」


とは、10年来仕事を一緒にしてきたベテランライターさんの弁。

やだよー、そんなのつまんないじゃん。


インタビューイの方々は、とてもノリもよく、話もおもしろく、しかも忙しいだろうにとっても協力的で、疲れたけれど、いい取材ができた。しかも、外ロケは予定していなかったのだが、急遽「よかったら現場行きますか?」と、自分の手がけている現場での撮影許可を取り付けてくれ、タクシーを飛ばして淀川河川敷へ。


河川敷へ出て土手を駆け上がるとこの景色。河岸に大阪キタの摩天楼・・・マンハッタンもかくや(笑)。

クライアントの女の子と一緒に、しばし休憩モードにスイッチ。ぼーっと河岸を眺めた。


さぁ、あとは原稿を書くだけ・・・!

がんばれ、ライターKさん!

天満LOVE(笑)

今日は久しぶりに前職のメンバーと食事。
駆け出しのWEBデザイナーで、スケジューリングのことや、コミュニケーションのことや、私が最近はまっている、LIVEハックのことなどを話しながら会食。

お店は「日本一長い商店街」で有名な天神橋筋商店街の細い細い路地をはいったところにある、なんとも昭和な雰囲気のお好み焼き屋さん「千草 」。以前、父と妹と一緒に行って、味も雰囲気もお店の人もとてもよくて気に入って再訪。入るべき路地がわからなくて迷子になってしまったのだけれど、電話して「迷子になってます!」と現在地を伝えたら、お店の大将が商店街の本筋まで出て迎えに来てくれて、こて(お好み焼きをひっくり返す銀色のやつ)を振って「ここ、ここ!」と合図。笑える。最高。

前に来たときも思ったのだけれど、この界隈は裏道に小さな個性的な、入りにくそうな(笑)お店がたくさんあって、もう、ぜひとも日の高いうちからぷらぷらしたい。昔から、もし大阪市内に住むならココと思っていたエリアなので、妹やこの子がいるうちに、ぜひ長逗留したい、ぐらいの勢い。

さて、今日は「次は温泉旅行にでも行こうよ」というしめくくり。
月に一度の会食でもなかなか時間を合わせにくい現実ながら、何かしら遊びの約束を入れることってシゴトの効率を上げる上でモチベーション的に重要、ということで意見が一致。まずは行き先候補調べ、そして参加者募集と日程調整。そうだなー。ギリまだ寒い、3月初旬が理想でしょうか。どうせなら、まるで女子高の修学旅行のように、10人ぐらいで行くのも楽しそう。ちょっとあの子と協力しながら、計画してみようかな!



ほとんどはじめて。

今日は、はじめて(笑)、終業と同時にオフィスを出て、まっすぐ家に帰った。
たぶん、こんなこと、シゴトを始めてから、初めてのこと。もちろん、ロクピタはしたことあるけれど、その理由は会食の予定だったり、友人との約束だったり、映画を観に行くだったり、なんらかのイベントだったりで、「家に帰る」ためにロクピタしたのは、本当に初めてだと思う。

理由は、今日(もう昨日)はうちの人の誕生日だったからで、3月に今の家に引っ越して、お母さんとも同居を初めて、はじめての誕生日である自分のときは、ケーキやシャンパンやプレゼントを買ってきてくれていて、たぶん待っていてくれただろうに私はいつもどおりに仕事をしてしまって、終電で帰宅したときにはみんなもう寝ていて。テーブルの上や冷蔵庫の中なんかを見て、「あっちゃー」と思ったのだ。

で。

きっと今日もそんな感じだろうと思い、昨日から段取りして今日はロクピタを決めていたのだ。帰りに、最近お気に入りのモロゾフグランでチョコレート と、シングルモルト を買って。

家に帰るとまだ19:00台で、いろんなことができそう!と期待がふくらむ(結局、食事して、シャンパンとケーキ。続いてチョコレートとシングルモルトを飲んで終わったけど)。18:00~23:00までの5時間で進んだはずの仕事のことを考えると、手放しには喜べないけど、こうした時間の過ごし方もありだと思った。なにより、シゴトをすることも、シゴトに関連する人との会食でもなく、電話もかかってこない状態で、まったくシゴトと関係のない時間を間に挟むことって貴重。こういうのを「ゆるむ」って言うんだろうね。

今日は、ロクピタのために結構ハードなスケジュールではあったけれど、こっちの方を基本にすると、シゴトの能率ってもっと上がるかもしれない。