フィッシャーキングの友人 -16ページ目

同級生。

先週の金曜日は、出張帰りに高校の同級生と会って食事した。
会うのは彼のお父さんのお通夜に行って以来だから、5年ぶり。飲んだのは7年ぶりぐらいになるだろうか。もともと東京のデザイン事務所でグラフィックデザイナーをしていたのだが、「自分にはデザインのセンスがない」と10年をめどにデザイナーとして食べて行くことを断念。実家に戻って地元の大きな印刷会社に就職。DTPオペレーターとして夜勤もこなしながら、時間が空けばもっぱら「釣りざんまい」の毎日を送っているという。

7年前、デザイナーとしてやっていくのをあきらめて実家に戻ると聞いたときは、酔いにまかせて勝手な反論をしたように記憶している。「もっとがんばるべきだ」とか。「センスは元々あるものではなく、身につけていくものだ」とか。

29歳から30歳になる年というのは、キリがいいだけに、何かをあきらめること、続けること、変えること、変えずにいること、結論はさまざまでも、いろいろな相談や決断や告白があったし、いろいろな答えを出していたし、それぞれみんなが、自分なりの意見やアドバイスや忠告や反論をしたものだった。

あらためて彼とその頃の話をしていると、そうした時期がいとおしい。彼の当時のあきらめがいとおしい。青くさく反論していたわたしがいとおしい。「ああすればよかった、こうすればよかった」という切ない後悔の気持ちは今はもうなくて、あのときの決心も今の自分や自分たちにつながっているんだと思うと、今よりもっと未熟だったし、なかば勢いで方向性を決めちゃった感がないでもないけど、あの頃の私たちなりに一生懸命考えて決めて進んだんだなぁと思える。

そして、きっとこれからも、ごくごくたまに会って、また、同じような話をしたり、ひょっとしたら次の節目にはまた何らかの決断の相談をしていたりするのかも。一緒に過ごしたのは高2のときのほんの1年だけど、忙しくって、たまにしか会わないけど、会えばあの頃から継続してきた時間とかお互いをしっかり確かめ合える。同級生って、やっぱりいいなぁ。

やっぱり、なんとしても同級会は実現しなくては。
言い出しっぺの後始末 をきれいに仕上げなくてはね。

大きめのスキマシゴト。

今日は計5本の打ち合わせがあって、なかなかハードだったのだが、反省点がひとつ。全然違うクライアントの案件を打ち合わせしていたのだが、ネクストアクションが同じもの、たとえば「取材要件書」の作成、とかだったり、解決課題が似ていたり、制作ツールが似ていたり、何かしら共通点があったので、頭がこんがらがってしまったせいか、メモはもちろん取ったものの、初動を危うく間違いそうになったのだ。

実は最近、週に1つ、「フレームワーク」というほど大層なものではなくとも、自分のやっている業務を手順として紙に落としていく作業を「スキマシゴト」と名づけて10~20分ぐらい、業務の合間にやっているのだが、それをやりながら、細かい作業の手順もいいけれど、一度きちんと時間をとって、大きな枠組みとか全体の流れを書いたほうがいいなぁと思っていた。今日の「頭のこんがらがり」で、さらに強く実感した。すべての案件が同じ順序で進んでいくわけではないけれど、若干前後したり、省略する事柄が出てくる程度で、大きな流れは一緒だから、そんなフローみたいなものを案件ごとに用意して、打ち合わせ時に傍らにおいてチェックしていったりすれば、今日のような混乱もおきにくいだろうなと思ったのだ。

ついつい、経験則や記憶でやり過ごそうとしてしまうことがまだまだある。忙しくなるとなおさらだ。だが、それが大事なことが抜け落ちたり、あいまいなまま走り出して後から面倒なことになることにつながることを、私はよ~く知ってるはず。1時間ぐらいあったら、ドラフトぐらいは書けるかな。明日は東京オフィスで仕事だから、電話もメールもそんなに気にしなくていいし、時間つくって、やってみようか。ヨシ!

ダンスナイト。


1周年パーティー


9月27日(土)
MOON BAR 1st Anniversary PARTY at 月世界

私が19歳の頃から出入りしているBARのマスター通称"パパ"の新しいお店が1周年でパーティ。会場はキャバレーが貸しライブハウスのようになって雰囲気もたっぷりの「クラブ月世界」。前半は4人編成のジャズバンド。なんとなく大人の雰囲気。その後ダンサーのおねえさんたちのダンス。いつもより豪華な感じ。でも、深夜から朝までは恒例のソウルミュージックをかけてのダンス。久しぶりの朝までダンス。朝まで踊りっぱなしで飲みっぱなしの笑いっぱなし。懐かしい顔を見つけると抱き合う。中学生だった子が大人になっていて驚く。浮気もんだったヒトが奥さんと手をつないでダンスしていて微笑む。知らないヒトもたくさんいて、1年ですごいがんばったパパを尊敬。

いい夜だった。
今年は恒例のイブイブもあるといいな。

同じ思い。

昨日、うれしいメールをもらった。

今年の2月頃だったか、写真を現像に出して仕上がりを待つ1時間の間に、「てづくりかばん」の工房に、ひょいと入った。古い建物の一室で、壁一面にてづくりのバッグがかかっていて、奥には布や皮などの山積みの材料とミシン。来客にミシンの手を止めて立ち上がったのは、20代の若い女の子だった。

申し訳ないが買うつもりで入ってたのではないので、商品や作り方、独立してからのことなど取り留めなく話をして工房を後にしたのだが、家に帰ると、商売のことやバッグのデザインのことでいろいろ悩んでいたので、私と話ができてとても勉強になった、と彼女からお礼のメールが入っていた。

以来、頻繁にではないが、時々メールを送ったりして、何も手伝っては上げられないけれど、大好きなかばんづくりがずっと続けられますように、と思ってたいのだが、春先からパタンとメールがこなくなり、ブログも更新が滞ってしまっていて、病気でもしたのかな、どこか違う街で挑戦を始めたのかな、ひょっとしてやめちゃったのかな、と気になっていた。

先日、ふと思い出してブログを見てみると、久しぶりのエントリー があり、体調を崩してお休みしていたとの報告があった。思わずホッとして、メールは私が送ったのが最後だったから、なんとなく続けて送るとプレッシャーかなと思い、「元気になってよかったね」という何でもない内容の絵はがきを書いた。

実はこの絵はがきは大事にしていたもので、私がこの仕事を始めたばかりの24歳の頃、とある企業のPR誌の1コーナーで、「素敵な女性に」という様々な職業の女性の方にインタビューする企画をまかされていたときに出会った、ギャラリーを経営する女性オーナーの方がデザインされた絵はがきなのだ。

この方は本当に「素敵な女性」で、背筋がすっとのびていてスタイルがよく、ボーイッシュなショートヘアがとても似合っていて、何より、じっとカメラを見つめる目が、目の強さが、印象的な人だった。単に形状的な「美」ではなく、生き方とか、歩んで来た道とか、迷ったときの物事の選び方とか、そういうものが姿勢や目やスタイルに表れているような。そう。憧れちゃう存在。

絵はがきをみると、あの人のことを思い出す。
「てづくりかばん」のあの子も、タイプは違うけど、好きなことに一生懸命なところは同じだ。あの人ほど強くはないかもしれないけれど、同じような目を持っていると感じていた。そんなことを考えながら、はがきをポストに投函し、今度、会いに行ってみようかな、なんて思いながらオフィスに戻って来たら、なんと、あの子からメールが届いていた。

同じような時間に、あの子も私のことを思っていてくれたんだと思ったら、なんだか気持ちの奥の方が温かい。最近とっても忙しいけど、気持ちが荒まず、がんばれるのは、こうした出来事があるからだね。メールの内容は、以前私が送ったメールの「ここのところが、とっても共感できるんです、私もがんばります」と言った内容のものだったのだが、そうか、私半年ほど前に、そんな気持ちでいたんだ、と思い出させてもらった。自分の送ったメールに励まされていたら世話ないな、と思いながら、前を向いて行こうという気持ちに、ぐっとチカラが入っている。

月と六ペンス


月と六ペンス

月と六ペンス
サマセット・モーム(新潮文庫)

「月」は、人間をある意味での狂気に導く芸術的創造情熱を指すものであり、「六ペンス」は、ストリックランドが弊履のごとくかなぐり捨てた、くだらない世俗的因襲、絆等を指したものであるらしい。(訳者 中野好夫のあとがきより)

9月の初旬ににYさんから贈られた本

あぁ、読んでよかった、と思った。
Yさんに感謝。あの日に店に行かなければ、読まずに済ませて(生き続けて)しまったかもしれない。

最近、今の時代の作家のサスペンスや時代小説、仕事に役立つようなビジネス書籍を読むことが多くなり、海外小説を読んだのは久しぶりだ。やっぱり、小説はすばらしい。

読後すぐにノウハウやテクニックを試したり、自分の生活に取り入れたりできるビジネス書は、毎日毎日、繰り返し努力していくことで人間を向上させるようなものだと思う。一方、こうした小説は、読んだ後はなにやらモワっとした、これまでまとっていたのとは異質な空気に包まれたような感覚になるだけで、即、役立つことは少ない。しかし、後の生活のなかで、何かに出会ったとき、「アッ」とつながるときが来る。つまり、こうした小説というのは、これから起きる、いろいろな出来事、これから会う、いろいろな人、それらと出会ったときに起こす化学反応のための片方の物質を、自分の中に溜め込んでいるようなものといえるかもしれない。

と。
絵を観に行きたくなりましたね。




あ~、ものたりない。


平安神宮 月夜の宴


9月21日(日) 18:30開演
「平安神宮 月夜の宴」 平安神宮 特設ステージ

(参加アーティスト)
 ・キマグレン
 ・一青ヨウ
 ・Crazy KEN
 ・トータス松本

朝から雨。でも、午前中に立ち寄った伏見稲荷神社では雨が止み、雨露にしっとり濡れた木々が幻想的で、とてもよかった。午後から寄った伏見の龍馬どおり、寺田屋跡は大雨で見学できずで残念だったけど、伏見のお酒を利き酒できたので、まぁよし。

そして平安神宮へ。会場入りする行列をつくっているときは雨が降っていたのに、ライブ開始と同時に雨が止み、アンコールが終了して客席に照明があてられた瞬間に雨が降り始めた。ちょっとびっくり。

でも、ライブは物足りなかったな~。

4組なので、時間は当然四等分されるわけで、お目当てのアーティスト以外はちょっとした休憩時間になってしまう。それでも全体の尺が長ければ、まだ満足度も高いかもしれないけれど、KENさんと一緒に歌った「また会う日まで」、「涙を届けて」、シングルカット未定?の「花のように、星のように」。「サムライソウル」。アンコールはみんなで「明日があるさ」。「サムライソウル」でかなり盛り上がったので、そのままのテンションでもっと聞きたかったな~。松本さんも、「俺らかて、新幹線で3時間もかけて来て、こんだけ?思うよ」と言ってたので、しかたがないね。

次は、松本さんのライブに行きましょう。

若い2人。

今日は、3月に新築した家の、いろいろな疑問点、問題点を聞きに、担当してくれた監督さんと設計さんが、家に来てくれた。とはいえ、それぞれの現場を確認したのは30分程度のことで、そのあとは宴席となったのだけれど。

2人とも、まだ25歳。
経験は決して豊かじゃないけれど、一生懸命、そして、何より楽しそうに家を建ててくれたことが、私たちにとってうれしいことだった。そのときの雰囲気はそのまま。でも、仕事上、抱えている壁もあれば、現状を向上させるがための不満も持っていて、話をしていると楽しい。

何もわかっていなくて、でも、一生懸命で、後から考えると、もっとやりようはいっぱいあった、という20代を過ごすことは、決して無駄ではないと思った今夜。

がんばれ!

視界が広がる感じ。


神戸港



昨日は取材と撮影で、寝屋川→神戸の現場。

台風のせいで半ば諦め気味だった、「海って世界につながってるんだ」のイメージ撮影が、台風が南に逸れていってくれたおかげで何とか撮れた。神戸の海沿いは、ほとんどが造船所や倉庫会社の敷地になっているので、勝手に入ることができない場所が多く、眺めのいい場所まで出られるかどうか不安に思いながら、港湾内を車でクルクル。なんとなく、見つかったら怒られるような気がして、クビをすくめながら・・・。

いくつかの道を曲がって入っていくと、パッと視界が広がった。

「海だ!」

思わず子供のように叫ぶ、カメラマンさんとライターさんと私。
もう夕方だったので、もうひとつの「抜けるような青い空」は望めなかったけれど、いい写真が撮れた。

ちょっと強い潮風に当たりながら、海を眺める。
神戸は、こういうところがいいところです。


Googleカレンダー


カレンダー


Googleカレンダーでスケジュール管理をするようになって4週目。
まだまだ、使いこなすレベルには至っていないが、変化の兆しも見えてきた。

1)ルーティンワークが増えた。
「あ、これは毎月(毎週、毎年)日を決めちゃえばいいんだ」、とルーティン化された作業がいくつかできた。例えば、毎月末の請求処理は25日の17:00にルーティン化とか。仕事だけでなくて、毎月10日は歯医者に行く日で、前日の昼休みに「明日の歯医者、予約してね」とモバイルにメールが飛ぶとか。美容院とか、親に借りているお金をせっせと返す日とか、どんどんルーティン化していっている。

2)作業を細分化するようになった。
Googleカレンダーのいいところは、予定が変わったときに、ドラッグで移動できちゃったり、予想以上に時間がかかっても、これもドラッグして枠を伸び縮みできるところ。たとえば3時間で同じクライアントの4つぐらいのタスクを予定しているとき、1個の予定に書いちゃうと、2つは終わって2つは未完というときに、なんか、半分は終わっているという達成感を味わえなくて寂しくなる。なので、4つのタスクなら、4つの予定として30分ずつ分けていれることにした(緑色のタスク)。そうすれば、2つは「完了」になるからね。
細分化のメリットは、やはりモチベーションが維持できることだ。次々と片付けて行けるのは、気持ちがいい。それと、リスケがしやすいことと、仲間に経過報告をする機会が増えた。「終わった」と思うと、関係者にお知らせしたくなるからね。

3)週末の予定を入れたくなった。
仕事の管理ができればいいと思って始めたのだが、休暇に真っ白というのは、なんだか味気ない。それで、「お花を生ける」(ピンク色のタスク)から、「ライブに行く」(緑色のタスク)まで、休暇でも予定を入力するようになった。そうすることで、何かをしたくなるから、何か予定を入れたくなる。予定を入れると、どうしても完遂したいから(そもそも遊びの予定だし)、できるだけ仕事を休日にまわさなくてもいいように、日々の仕事も進みが良くなった気がする。

4)スキマシゴトの誕生
仕事でもなく、行事でもなく、例えば、「●●君に手紙の返事を書く」というような、ちょっとした事で、かつ、あまり日が経ってしまうと具合のワルい事柄や、来週の出張の新幹線チケットを予約する、といったような作業を、「スキマシゴト」として入れていっている(紫色のタスク)。それを、10分とか15分とか、ちょっと時間が空いたときにささっと処理する。これまた気持ちがいいのである。

こんなところかな。
まだまだ、もう少し進化できるような気がしている。

参戦?クォーターマラソン

「最近、走ってるんです」
と、接待の席でおっしゃっていたお客様と電話とメールでやりとりしていて、ふと、自分もジョギングのまねごとをしているということをはなしたところ、「宝塚ハーフマラソンていうのがありますよ。12月に。クォーターもありますよ、よかったらどうですか」と、強烈な情報をいただいた!

実はダイエット以外の何らかの走る目標が欲しいな、と思っていたところ。
そう、具体的な目標。
12月23日。
クォーターといえば、10キロちょっと。

やってみますか的気持ちが、むくむく。
お客さんに、「私も走ります!」と宣言してしまうのって、ちょっといいかも。
だって、有言不実行なんてことになったら、なんだか仕事の姿勢も疑われてしまいそうだから、何が何でも、ぜったいにやり遂げそう(笑)