TOKYO ECO & ORGANIC LIFE

 

 

私はあまり自宅でお米を食べませんが、食べるときは必ず有機玄米を食べています。そして私の母も有機玄米、でも父は玄米が苦手で白米。母は毎日玄米と白米の両方炊いて父に白いごはんを用意しています。

 

私の場合、以前マクロビオティックを実践していた事と自宅で和食を頂くときは玄米菜食な事もあり玄米を食べない父に「白米は栄養のある胚芽を取ってしまった栄養価の少ない食べ物」と言ってしまいます。そして父に玄米を食べるように促すのですが、体が受け付けないそうです。

 

これが不思議で仕方がなかったのですが、若杉おばあちゃんの「野草の力をいただいて」を読んで父が玄米を拒否する理由がよく分かりました。

 

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ここでマクロビオティックの陰陽の食べ物が出てくるのですが、カリウムが多い食べ物は陰性で、ナトリウムが多い食べ物は陽性。

 

陰性の食べ物の働きは、冷やす、緩む、崩れる。

陽性の食べ物の働きは、暖める、収縮する。

人間にも陰陽があって、老若男女、季節などで体の陰陽が違います。一般的に体温が高い男性と子供は陽性、体温が低い女性は陰性。

 

陽性の人は陰性の食べ物を食べ、陰性の人は陽性の食べ物を食べるのを良しとしています。この考え方の源にあるのが「食養」です。

 

これを玄米に当てはめると、玄米は陽性の食べ物。お肉を常食としている陽性の男性や、体温が高い子供が玄米を食べても、陽性と陽性で体が受付けないのは当然といえば当然。

 

旦那様や子供に無理に食べさせると、夫とは喧嘩の原因になるし、子供はいつもイライラして乱暴な子供になってしまうと若杉おばあちゃんは言っています。

 

玄米菜食は女性に多いようですが、暑い夏に陽性の体を温める玄米を食べるのは良くなく、

強い陰性の甘いもの、アルコール、果物がほしくなり要注意。陽性の玄米を食べるのは、体を温めてくれるので寒い冬がベスト。

 

グリーンスムージーは体を冷やすので冬になるべく飲まない方がいいように、健康にいいとされている玄米も、夏にはあまり食べ無い方がいいようです。

 


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また玄米を炊くのは土鍋がいいそうで、時間をかけてじっくり温度を上げていくのでじわじわとお米に熱が伝わり、なかなか冷めず消化も良いご飯が炊けるそうです。

 

昔かまどでお米を炊いていた時の「はじめちょろちょろ中ぱっぱ」が実現できるのが土鍋。土鍋の保湿性で余熱がお米の芯まで通り、ふっくらとした美味しいご飯が炊けるとのこと。

 

玄米を圧力鍋で炊くと、高圧の中では動物も植物も生きていられないように、玄米も突然死してしまうそうです。高温、高圧で炊いたお米は冷めると固くて酸化が早まります。

 

これはマクロビの原理、料理には電子レンジやIHクッキングヒーター、電気調理器はNGで、ガスの方が良く、薪やカマドでの調理はさらに良しとしていることと同じで、自然の状態により近くなるからです。

 

免疫学の世界的権威安保教授 は玄米菜食を推奨していて、玄米は免疫力を高めると説いています。確かに玄米は免疫力を高める食べ物ですが、私の父のように合わない人もいますし、食べる時期を選んだ方がいいというのは納得。

 

現代は情報氾濫の時代。様々な情報がありとあらゆるツールから目や耳に入ってきますが、健康美容関連情報もしかり。良し悪しは自分で判断するしかありません。

 

またある健康法は自分に良くても、別の人には合わないこともありますよね。いいかなと思ったら試してみて、自分にあったものを選択していくことも今の情報氾濫の時代には必要かもしれません。

 

 

 

読んで頂いて有難うございました。

前回はオーガニックライフランキング2位

有機・オーガニックランキング3位でした。

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