交渉と賄賂(チップ)の国マレーシア
先週末はマレーシア人の友人のめでたい結婚式にお呼ばれし、参加させて頂きました。3月20日は日取りが良かったのか、同じホテル内でも数組のカップルが結婚式を挙げておられました。ペナン島でも屈指の五つ星ホテル、E&O(Eastern and Oriental)が会場。ホテルのフロントの前まで車で行くと、まずベルボーイのマレー系のお兄さんに指示される。「駐車場はホテルの2階のところにあるので停めて下さい。」だけど、その日馴れないおNewの白いヒールを履いていた私は、2階まで行ってそこから降りてくるのが億劫に感じた。いつもの交渉をしてみる。「ねえ、ねえ、ここのロビーの目の前に停めちゃだめかしら?ほら、私の車、かっこいいでしょう?祝いの赤色だし。」とりあえずマレーシアではなんでも言ってみる。「ああ、いいよ、だけど、上の駐車場は6リンギ(180円)で、ここ目の前に停めたら22リンギ(660円)だよ。」マジ?よくよく周りを見たら、ベンツとかレクサスとか、停めてあるじゃないの。「ねえ、ねえ、22リンギを15リンギにしてくれない?」とりあえずダメもとで言ってみるのがマレーシア。「う~ん、ちょっとボスと相談してくる。」ヤタ!!だいたい、ここまで来ると交渉は8割がた成功したと言える。お兄さんは笑顔で戻ってきて、「20でいいよ。」だって。きっと、15でもOKが出たんだろうけど、あとの5リンギは自分のポケットに入る感じかな。まあ、聞いてきてくれたチップよね。お疲れ様。ありがとう。こういうのを英語で「Win Win」って言うのよね。ペナン屈指の高級ホテルのフロントに、我が赤い車がピカピカに輝いて見える。気分が良い。こんなやりとりがあったともつゆ知らずの新郎新婦は、我々夫婦を笑顔で迎えてくれた。日本で言う、受け付けで先ずはお祝儀、みたいなかしこまったものはなく、会場にデレ~っと入っていくと、係のようなチャイニーズのお兄さんがプリントを持って立っている。「お名前は?」「Nikkiです。」「こちらですね。」席に通される。 ちゃんと名前まで書いてある。ありがとう。席を確認したら、新郎新婦のもとへ行き、アンパオ(お祝儀)を渡す。日本みたいなとんでもない金額のお祝儀は必要なくて、シングル出席だったら200リンギ(6,000円)、夫婦で出席だったら300リンギ(9,000円)くらいが失礼でない相場。だいたいどこの会場でも、ドリンクとお食事で100リンギ以内に抑えて、あとの100リンギをお祝い代という風に捉えるらしい。だから、マレーシアの結婚式は気軽に参加できる。日本で月に2回も結婚式に呼ばれてしまったら、たちまち一家破産してしまいそうだ。ケーキ入刀も、友人代表も明るい感じの和やかな雰囲気だった。特段かっこつけた感じもなく、ラフ過ぎず、とっても居心地の良いパーティだった。帰りは、ロビー前の我が赤い車を、会場の出口の一番近いところまでホテルのスタッフが持ってきてくれる。たった14リンギ(420円)余分に駐車場代を奮発しただけで、ベルボーイが私の言うとおりに動いてくれる。日本だったらとっくに門前払いなんだろうけど、こういう融通の利くマレーシア。ますます好きだなあ~。今日も最後まで読んで下さりありがとうございます。↓ ↓ ↓ にほんブログ村 にほんブログ村