私は昔、銀行や信金に対して
代理店営業していた時代があります。
 
 
その時、銀行員さんや信金職員さんの
苦労や、業界としての背景について
知ることとなりました。
 
 
そんな私ですから、基本的に
金融商品を銀行等で購入する際に
銀行員さんの勧めるものは、疑うくせがあります。
 
 
銀行等の仕事って、
お金を預けてもらって、借りたい人に貸す
ということですよね。
 
 
ところが、その本業だけで
食べていけない時代になっています。
 
 
じゃあ、どうすれば銀行等が破綻せず
経営をし続けられるかというと
金融商品を売る、というのが
最も手っ取り早く、もうかるわけですね。
 
 
たとえると、会社の景気が悪くなり
従業員のボーナスや残業代がカットされ
仕方がないから、副業でアフィリエイトして
その収入で稼ぐ、みたいなことと同じ。
 
 
となると、何を売るか?によって
手数料が変わるなら、当然手数料の高いものを売ってほしい。
 
 
これが銀行等の本部の意向です。
 
 
保険会社は代理店契約をし、銀行等に売ってもらう場合
通常の一般代理店とは違う特別ランクの手数料を支払います。
 
 
一般代理店は、販売した実績に応じて
ランクがあがっていくのですが
銀行等は、初めから一番高いランクです。
 
 
それは募集人の資質が元々高いことと
信用があるからですね。
 
 
さて、代理店としての手数料は高いランクでも
商品によって、手数料率は変わりますし
保険会社によっても変わります。
 
 
だから、最も高い保険会社の商品に
絞った上で販売活動をさせるわけですね。
 
 
その売り方と言ったら、半端ない。
 
 
必要かどうか?というコンサルティングはなしに
とにかくノルマが課せられて、売りに走らせます。
 
 
期間も短期決戦で、売ったらまた
次の商品のキャンペーンのために売って歩く。
 
 
見ていて、気の毒になりました。
 
 
人のいい担当者は、お客様ニーズを聴いちゃって
別の商品を売って、上司に怒られたり
お客さんに契約してもらえずに自爆契約(自分や家族)を取ったり。
 
 
だから、言われるがままやるしかない。
 
 
投資信託でも、代理店手数料の高い商品を
「これは売れています」
と言って売りますが、本当はお客様にはソンな商品なんです。
 
 
なぜかというと、手数料が高いということは
投資信託の場合、お客様の払うコストが高いからです。
 
 
銀行で勧められる商品とは違う商品も
並行して説明を受けて、自分の判断で決めるなど
しっかり商品性を理解して契約することが大事。
 
 
「売れているから」「勧められたから」
といって、安易に契約してしまわずに
商品のしくみにあるカラクリにも気づいた上で決めましょうね。
 

 

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