いつも、大体4～5本は見るんですが、秋ドラマは最初からあまり心惹かれるものがなく、しっかり最後まで全話完走したのはこの1本だけ。
●フェルマーの料理
高橋文哉×志尊淳 天才数学少年と謎多きカリスマシェフが、数学的思考で料理に挑む青春物語
視聴率はあまり振るわなかったようですが、常に高みを目指し新しいレシピを開発し続ける苦悩や、自分より優れた天才と対峙した時の挫折などが良く描けていたと思います。
まず何といっても、ドラマのメインテーマ！
この曲がカッコ良くて、流れるだけでテンション上がります！
そして、孤高のオーナーシェフ・朝倉海を演じた志尊淳君のカッコいいこと！！！
このビジュアル、最高じゃない？？
原作のキャラよりずっと素敵！
この髪型好きだわーーーー
志尊君をちゃんと認識したのは、2017年公開の「帝一の國」
いや、久しぶりに見たけど、この時の竹内涼真クン爽やか過ぎない？
2019年の「劇場版 おっさんずラブ」ぐらいかな。
2019年、野田地図公演「Q：A Night At The Kabuki」も凄く良かった。
高橋君の演技まだちょっと…ってところも。
高校生の頃は自然だったけど。
彼本人は調理師学校卒で、料理の心得はあるらしいです。
レストランのインテリアや提供される凝ったお料理、
黒と赤の制服なども素敵だったし、
気の強い小芝風花ちゃんとか、
まるでお人形のような宮澤エマちゃんとか、
キャストも好きでした。
漫画原作だから、かなりデフォルメされているけど、料理と数学はとても共通点があると思います。
プロの料理は、分量、温度、時間、そういった数字に非常にシビアですから。
レオナルド・ダヴィンチの例を出すまでもなく、絵画や彫刻にも多くの黄金比率が見られますし、音楽や演劇などの「芸術」「美」にも数学的なバランスの感性が散りばめられています。
最後、朝倉海は絶対死んじゃうと思ったけど、なんかほっこりと平和な終わり方で…良かった。
死んじゃったら悲しすぎる～～
NetflixやU-NEXTで全話見られますよ。
以下は飛び飛びに見たもの
●パリピ孔明
向井理が諸葛孔明役でフジ連ドラ主演！史上最響の音楽青春コメディー漫画を実写化
見る前は「三国志をパロッたくだらないドラマを作ったのか？！」と思ったのですが、諸葛孔明が現在に蘇り、三国志の戦法を新人アーティストを売り出す戦略に応用する、という斬新な切り口！
向井君はさすがにこの衣装を着こなして遜色なく
時々イメージで現れるディーン・フジオカさんの劉備もハマっていて
上白石萌歌ちゃんも、可愛いし歌が巧い！
さらに小さなライブハウスのオーナー役の森山未來さんは、
ガチの三国志オタクで脚本にもかかわったということで、なかなかそのあたりは面白かったんです。
第1話のゲストは、犬王繋がりのアヴちゃん（女王蜂）で、強烈な存在感、
第2話のゲストは菅原小春さん
第3話のゲストの森崎ウィンさんも結構歌がうまくて、「お！このドラマはなかなか良いかも！」と期待したのですが…
その後、ラッパーのKABE太人として登場した宮世琉弥クン。
いや申し訳ないけどラップ下手すぎ！！
関口メンディーの演技も酷いし、ここで一気に見る気が失せました。
あとは最終話だけ見たのですが、休日課長さん＆石崎ひゅーいさんがユニットバンド役で出演、なかなか様になっていました。
全体的に楽曲は結構クォリティが高くて良かったから、惜しかったですね。
●きのう何食べた？season2
シーズン1も映画も全部見ています。
いかにも大河ドラマの武将たる2人が、ゲイのカップルとして慎ましやかに暮らしているという設定が凄く良いし、お料理も、その時々に取り上げられる「老後」といった問題も興味深いのですが、ちょっとマンネリかな。
まぁ、その回のテーマがあって、レシピを紹介するお料理が1品あって、それを食べた感想を述べる、という水戸黄門ばりのルーティーンで構成されているから仕方ないんですけど。
U-NEXTで追っかけつつ、まとめて見てました。
●ブラックファミリア ～新堂家の復讐～
主演・板谷由夏 愛する娘の死の真相を追うため、“なりすまし”をする一家の復讐ミステリー
次女の死の真相を追うため、母親は家政婦としてカリスマ実業家である早乙女家に潜入し、長女は雑誌記者として長男に、父親はヘアメイクとして奥さんに、甥っ子は韓国人として長女に接触していくというのが、ちょっと韓ドラっぽくて面白かったのですが、最後は失速かな。
早乙女家の闇を暴き、世間にその醜聞をぶちまけたあたりまでは面白かったんですが、結局「息子よ、父さんが間違っていた。悪かった」とかさ～、ぬるいんだよね。
以下は1話でやめたもの
●トクメイ！警視庁特別会計係
橋本環奈、フジ系連ドラ初主演！ 経費から事件解決の糸口を見つける新しい警察エンターテインメント
1枚のレシートから犯行の足取りをたどるといった切り口は面白かったんですが、全体的に演技が拙い感じで無理。
●うちの弁護士は手がかかる
ムロツヨシ×平手友梨奈 超敏腕元芸能マネージャーと超天才新人弁護士のリーガルエンターテインメント
ムロツヨシさん、大河の秀吉と被ってたのもありますけど、なんとなく演技が鼻に付くような感じになってきてませんか？
戸田恵子さんも平手友理奈さんもギャーギャーうるさかった。
●下剋上球児
鈴木亮平主演 高校野球を通して、さまざまな愛を描くドリームヒューマンエンターテインメント
これねー、多分最後まで見たら感動したと思います。
俳優陣も豪華だし、真面目なテーマだし。
でもなんか食指が動かなかったですね。
あまりここに書くことではないと思うのですが、今日はとても悲しいニュースが飛び込んできました。
とても好きな作品でした。。。
素晴らしい俳優さんだったのに残念です。
どうぞ安らかに。