麻婆豆腐は、辛さと旨みがたまらない中華料理の定番ですよね
お弁当に入れると、ごはんのお供にぴったりですね。
しかし、麻婆豆腐は水分が多く、腐りやすいというデメリットがあります
そこで、今回は麻婆豆腐をお弁当に入れる際のポイントを紹介します。麻婆豆腐のお弁当を美味しく安全に食べるためには、調理や詰め方を工夫することが必要です。ぜひ参考にしてみてくださいね
とろみをつけて水分を少なめに
お弁当用麻婆豆腐レシピ
お弁当用の麻婆豆腐を作る場合、水分を抜いてとろみを強めにつけることがポイントです。水分が多いと、お弁当に詰めるときに水っぽくなったり、腐りやすくなったりします。そこで、以下のようなレシピをおすすめします。
【材料】(2人分)
・木綿豆腐 1丁 、ひき肉 100g 、にんにく 1片 、しょうが 1片 、ねぎ 1本
・ごま油 大さじ1 、豆板醤 小さじ1 、甜麺醤 小さじ1 、醤油 小さじ1 、酒 小さじ1、 砂糖 小さじ1、鶏ガラスープの素 小さじ1、水 100ml、片栗粉 大さじ1、水溶き片栗粉 大さじ1、花椒 少々
【作り方】
- 豆腐は一口大に切り、水気を切る。
- にんにくとしょうがはみじん切りにする。ねぎは小口切りにする。
- フライパンにごま油を熱し、にんにくとしょうがを炒める。
- 香りが出たら、ひき肉を加えてほぐしながら炒める。
- ひき肉に火が通ったら、豆板醤と甜麺醤を加えてよく混ぜる。
- 醤油、酒、砂糖、鶏ガラスープの素、水を加えて煮立たせる。
- 豆腐を加えて、弱火で10分ほど煮込む。水分が多い場合は、中火で煮詰める。
- 片栗粉を加えて、とろみをつける。
- 水溶き片栗粉を加えて、さらにとろみを強める。
- 花椒をふりかけて、ねぎを散らす。
このレシピでは、豆腐をしっかり煮込んで水分を抜き、片栗粉で強めにとろみをつけています。これにより、お弁当に入れても水っぽくならず、美味しいまま食べられます。お好みで、豆板醤や花椒の量を調整してくださいね
お弁当に詰めるときのコツ
麻婆豆腐のお弁当の詰め方にもコツがあります。
麻婆豆腐は固形ではないので、お弁当箱に入れるのが難しいですね。また、温めると水分が出て水っぽくなることもあります。そこで、以下のような詰め方をおすすめします。
【詰め方】
- 麻婆豆腐は冷たい状態で温かいごはんに乗せて丼にする
- 麻婆豆腐を分けて入れる場合は、最後に入れる
- 麻婆豆腐だけを密閉できるタッパーに入れる
麻婆豆腐は冷たい状態で温かいごはんに乗せて丼にするのが一番簡単な詰め方です。冷たい麻婆豆腐はとろみが固まっているので、ごはんに乗せても流れ出しにくくなります。
また、食べるときにも温める必要がないので、水っぽくならずに済みます。
ごはんと麻婆豆腐を混ぜて食べるのが好きな人には、この詰め方がおすすめです。
麻婆豆腐を分けて入れる場合は、最後に入れるようにしましょう。
麻婆豆腐は固形ではないので、最初に入れるとアルミカップからこぼれてしまいます。
まずはお弁当箱の中で麻婆豆腐を入れる場所を決め、他のおかずを入れた後にスプーンを使って詰める入れ方がおすすめです。このようにすると、他のおかずによってアルミカップの側面が倒れず麻婆豆腐が流れ出にくくなります。
麻婆豆腐だけを密閉できるタッパーに入れるのもひとつの方法です
タッパーに入れると、麻婆豆腐がお弁当箱の中で動かないので、安心ですね。また、タッパーに入れると、麻婆豆腐の量を調整しやすくなります。
食べるときには、タッパーからお皿に移して温めるか、そのまま食べるか選べます。タッパーに入れる場合は、タッパーのサイズに合わせて麻婆豆腐の量を調整してくださいね。
特に夏場は冷やして持ち歩こう
麻婆豆腐のお弁当の持って行き方にも注意が必要です。麻婆豆腐は腐りやすい料理なので、夏場は特に保冷剤や保冷バッグなどを使って冷やすことが大切です。
夏場は食品が腐ることが多く、気づかずに食べると食中毒のリスクが高まるため、注意が必要です。そこで、以下のような持って行き方をおすすめします。
【持って行き方】
・保冷剤や保冷バッグを使って冷やす
・お弁当箱を直射日光や高温の場所に置かない
・食べる前によく見て、変な臭いや色がないか確認する
保冷剤や保冷バッグを使って冷やすのが、麻婆豆腐のお弁当を持って行く際の基本です。保冷剤や保冷バッグは、お弁当箱の温度を下げて、細菌の繁殖を抑える効果があります。
保冷剤は、お弁当箱の上に置くのが効果的です。保冷バッグは、お弁当箱を入れたらすぐに閉めるようにしましょう。保冷剤や保冷バッグは、食べる直前まで使い続けるのがおすすめです。
お弁当箱を直射日光や高温の場所に置かないのも重要です。直射日光や高温の場所に置くと、お弁当箱の温度が上がり、保冷剤や保冷バッグの効果が減少します。お弁当箱を置く場所は、涼しくて日陰のある場所を選びましょう。
また、お弁当箱を置くときは、他のものと離して置くのが良いです。他のものと密着していると、熱が伝わってしまいます。
食べる前によく見て、変な臭いや色がないか確認するのも忘れないでください。麻婆豆腐が傷んでいると、以下のような状態になるので注意してください。
・変な臭いがする
・糸を引いている
・油ではない白い膜が張っている
・酸味がある
麻婆豆腐が傷んでいると感じたら、食べないでください。食中毒になる可能性があります。食べるときは、麻婆豆腐をよくかき混ぜて、均一に温めるようにしましょう。
まとめ
麻婆豆腐はお弁当に入れると美味しいですが、腐りやすいという懸念があります。そこで、麻婆豆腐をお弁当に入れる際のポイントを紹介しました。
調理や詰め方を工夫することで、麻婆豆腐のお弁当を美味しく安全に食べることができます。ぜひ試してみてくださいね