ポスト自民の保守政党 | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。日本を貧しくする移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。

「日本の様々な諸問題は、結局は対米従属路線に繋がると考えますが、この永続敗戦国体制からの脱却は、積極財政が出来るか否かに掛かっています」

『21世紀の「逆」新自由クラブが必要だ』

 

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『野党がまともなら国会も機能する』

 

安倍総理の詭弁の一つに「非正規という言葉の一掃を目指す」というのがあります。一瞬、非正規雇用を正社員にする政策かと勘違いしますが、実際は、国民全部を非正規雇用にするという意味です。今国会で問題になっている「裁量労働」もその一環なのですが、野党の頑張りで今国会での成立は見送りとなりました。

 

「朝日新聞:首相、裁量労働削除を表明 今国会は断念へ 参院予算委」

 

『自民党には自浄能力が無い』

 

昨年の総選挙では、自民党にも良識派は居るとの意見もありましたが、今国会を見ても、安倍総理の移民政策などに代表される日本を破壊して国民を貧しくする諸政策に対して自民党の議員が、抵抗した形跡は見られません。今の国会には、リベラル政党と自民党などネオリベラルの政党だけで、保守政党は存在しません。

 

 

『自主独立を目指した保守政党』

 

元々自民党は、自主憲法の制定や将来的な在日米軍基地の全廃を目指す国民政党として発足しましたが、高度経済成長期の中で本来の党是を忘れて、戦後体制を保守する政党となってしまいましたが、内需中心の国民経済で日本を発展させた功績もあります。上図は高度経済成長期までの自民党の政治的な立ち位置です。

 

『自民党がネオ・リベラルになった理由』

 

ところが大東亜戦争の戦災復興だった高度経済成長期が終ると、自民党は、緊縮財政と構造改革を推進するネオリベラルの政党に徐々に変質します。この自民党のネオリベ化に大きな役割を果たしたのが、河野談話で有名な河野洋平が自民党から飛び出して設立した新自由クラブで弱小新党が政界に大きな影響を与えます。

 

 

『自民党にネオリベ政治家を潜入させる』

 

新自由クラブは、移民一千万人計画を立案し安倍総理の盟友として知られる中川秀直や、甘利明や下村博文など安倍総理に近い自民党議員が関係していた政党です。新自由主義ネオリベラル思想にかぶれた政治家を大量発生させ最終的に自民党に吸収される事で、自民党をネオリベラル政党に変質させる役割を果たします。

 

『与党を担当できる政党が自民党しか無い不運』

 

自民党は一種政府の外郭団体に如くなっており、これに代わる与党を作るのは容易では無い部分もあります。民主党政権が呆気なく終ったのも、政策云々よりも組織として与党を担う能力が欠落していたのが大きいのです。しかしネオリベラル化した自民党を真っ当な政党に内部から変質するのは、非常に困難な状勢です。

 

 

『まともな政治家が、10人いれば良い』

 

仮に積極財政と移民規制と自主防衛を掲げる保守系の野党が誕生したらどうでしょうか?国会議員が10人程度の小政党でも、かつての新自由クラブと同じで、政権与党にまで育たなくとも、政策面で大きく自民党に影響を与えて、自民党を変える可能性も大いにあります。自民党を超える政党に育てば更に御の字です。

 

『新時代の「逆:新自由クラブ」が必要!』

 

今の政治状況で絶望的なのは、次の首相候補はおろか、与野党の有力政治家どころか、国会議員に誰一人として、この人は!という人物が皆無な点です。先ずは日本国のブラック企業化を目指す自民党を糺す為にも誰でも解る消費税廃止などのシンプルな政策を掲げる「逆」新自由クラブの誕生が今こそ求められています。

 

 

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