倉山満と古谷経衡 | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。日本を貧しくする移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。

『肥溜めの蠅になれない蛆虫と化す人々への深い憂慮』

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『本当はサヨクを批判したい』

本ブログでご好評を頂いているテーマの人物伝ですが、ここで取り上げたい人物が何人かおります。例えば「中国化する日本」などの著作で知られる
與那覇潤さんや、「民主と愛国」などで知られる小熊英二さんなどです。

『中国化なんて真っ平ご免』

我那覇さんは、グローバリズムが、シナの南宋時代から始まったとの言説で、鳩山政権の東アジア共同体とネオリベ思想を組み合わせたような、何とも酷い世の中が歴史の必然とのご意見で、これはトコトン批判したい言論です。

『つくる会に対抗したかった』

慶応大学教授の小熊信二さんは、未だに反日思想を世間にバラまくことに意欲的で、朝鮮人戦地売春婦問題での朝日新聞擁護や、反原発運動などに積極的です。彼が民主と愛国を書きたかった動機は「つくる会」に対抗したかったそうで、この精神は見習いたいですね。

『小熊英二さんも大変ですね』

ネット上でソースを確認出来なかったのですが、小熊氏は民主と愛国を出版した際に、フェミニズム運動に関しての虚偽記載をしたとして、元極左女性活動家から名誉毀損で訴えられたとの記憶があります。彼の著作に対しては、取材がいい加減だと言う指摘も一部の関係者の発言として耳にします。

『名誉毀損と言えば、あの二人』

しかし保守も負けてはいません。名誉毀損と云えば、あの二人、そう、倉山満さんと古谷ツネヒラさんです。憲政史家って何だよ?って感じで、我那覇さんに
Twitterで嗤われた倉山さんはサヨク顔負けの内ゲバに肯定的です。『疑わしきは決めつけて滅ぼせ!』との迷言を吐いています。バルカン思想家ここにアリ!

『裁判って大変みたいです』

倉山氏は著作での虚偽の記載によって名誉毀損で三橋貴明氏から訴えられています。私は建築業界の人間ですが、結構、裁判沙汰が多く、知人でも損害賠償で訴えられたケースがあります。自分に落ち度がなくとも嫌なモノだそうです。弁護士から内容証明を送るのは、普通の人をビビらせるためらしいですよ。

『倉山氏も古谷氏も竹中氏も愛国者』

しかし、大きな目で見れば、倉山氏も古谷氏も日本が好きな人物であることには間違い有りません。例えば、小熊氏辺りから見たら、右翼にしか見えないでしょうね。その中で揉めるというのは、基本的には避けたいモノですが、安倍晋三氏によると、竹中平蔵さんも愛国者らしいので注意が必要です。

『自分を保守したい人々』

いわゆる保守思想の持ち主同士いがみ合うのは、気持ちの良いものではありませんが、倉山氏と古谷氏は、二つの点で問題だと思います。ひとつは、倉山氏は、経済政策が、先輩の上念司氏譲りのリフレ派=ネオリベであるという点。古谷氏は、サヨクの右派叩きに利用されているという点です。

『安倍総理の記者会見』

私は、前回のエントリーにて安倍総理に関して、二つの懸念を表明しましたが、5日に行われた記者会見で、心配した通りの発言を行いました。ひとつは戦後70周年の安倍談話は村山談話を引き継ぐという点。もうひとつは改革断行国会にするという二点です。アベちゃんの考えていることは全部、知っていますヨ。

『壊国政策三本の矢』

安倍政権は、現在、三つの壊国政策を行うつもりです。ひとつは、外国人材と称した移民推進、日本社会の内なるグローバル化による破壊です。もうひとつは国民生活を守る諸制度を岩盤規制と揶揄して自らのアベドリルで破壊。最後に経済成長と財政再建との両立と称して緊縮財政による国民経済の破壊です。

『詭弁!詭弁!詭弁!』

三つの壊国政策に共通することは、政策の目的と、結果が180度、違ってしまう点です。外国移民受入れは、間違った人手不足対策。規制改革は、間違った成長戦略。緊縮財政は財政再建どころか、財政悪化をもたらします。安倍政権の根本の思想が間違っている証拠です。

『結局は売文業者』

本来は、このような安倍政権の詭弁を呈して国を破壊するような政策に、言論人が厳しい批判を行うべきですが、現実には全く異なる様相を示しています。特に、安倍総理の本来の支持基盤の保守的な思想を持つ人々が、厳しく安倍政権を批判することが重要なのに、アベ擁護に汲汲としているのです。

『新たな敵を作る』

古典的なアベ擁護の手法としては、新たな敵を作り関心を他に移すことです。米中韓などの外国。財務省などの官僚機構。三橋貴明氏のような言論人。最近は高木克俊氏などの一般人のブロガー攻撃もこれに加わりました。このような炎上商法を続けて何がしたいのかさっぱり分かりません。

『戦後レジームの正体』

しかしこのような保守派の体たらくを見ていて思うのが、ナゼ、戦後レジームなる敗戦国体制が70年も続いていたか分かる気がします。安倍政権という本来批判すべき対象を甘やかす腐り切った「戦後保守」の姿勢、つまり負け犬根性、そのものが、戦後レジームの正体だと確信します。

『もっと大きな物語を考えるべき』

狭い保守界隈の中で、アクロバティック安倍擁護をしたり、サヨクの右派叩きに利用されたりするような言論活動は、正直見苦しい限りです。日本を壊す安倍政権こそ自ら保守と考える人間なら糺すべき対象であり、弱者を虐めて経済成長を目指す安倍政権こそ、元いじめられっ子が批判すべき相手です。

『中野剛志と
與那覇潤』

與那覇氏の対談本「
史論の復権」の中で、中野剛志氏はガチンコの議論をしています。もちろん語り口は穏やかですが、中野氏は與那覇氏の言説を真っ向否定しています。この本を読んだ與那覇氏の読者が中野氏に興味を持つこと請け合いでした。本来はこのような大きな物語に立つ言論活動こそ重要なのです。

『やはり人間性に回帰する』

ホリエモンなど見ていると、人間性に大きな問題があり、そこから導き出される言説は、結果どれもこれも間違いだらけとなっています。最終的に思想とは、本人の人間性に基づくものであり、結局は、人として見るべきモノが無ければ、言論も評価に値しないのです。時間が経てば多くの人は、それに気付くハズです。


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「椎名林檎/ 熱愛発覚中」

言論ポータルサイト『進撃の庶民のブログ』は行き過ぎたグローバリズムなどに警鐘を鳴らすブロガー支援目的のサイト。毎週水曜日にコラム寄稿。





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