保守壊滅への危惧 | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。日本を貧しくする移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。

『安倍晋三のネトウヨ撲滅日記』


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『サザン桑田の破廉恥な行為!』

紅白や年越しライブでのサザンの桑田氏に対し、多くの保守派から非難の声が上がっています。「ピースとハイライト」の演出や、紫綬褒章をジーパンのポケットから取出すなどの行為です。しかし桑田氏のそのようなハレンチな行為は昔からのお馴染みのハズです。だって「マンピーのGスポット」ですヨ。

『サザンが嫌いだった私・・・』

サザンがデビューした時、私は小学生でコミックバンドみたいな感じが好きでしたが、多感な高校生くらいになると目茶苦茶サザンのサウンドを毛嫌いするようになます。サザンが好きという同級生がいると、それだけで口も聞かないほど嫌悪したのです。理由は不明ですが今回の騒動を予知したのかも知れませんね。

『桑田さんを許せるようになりました』

しかし、私も大人になり桑田さんのサウンドを許容出来るようになりました。ある時に気付いたのですが、自分の嫌いな楽曲は自ら聴く事は無いので却って当時の想い出が蘇るのです。例えば、サザンを休止してリリースしたクワタバンドの曲を聴くと、サザンを毛嫌いしていた高校時代を懐かしく思い出します。

『安倍総理公認』

それよりも何よりも、私が呆れ返ったのは、12月28日に安倍総理夫妻が、サザンのライブを鑑賞した事です。安倍氏は総理就任後には
EXILEのドーム公演に行きました。一昨年末のASEAN首脳会議にはAKB48を晩餐会に呼びました。この流れは安倍総理の政治的な立ち位置の変化を示すものだと思います。

『靖国神社に参拝せず』

一昨年末、安倍総理は電撃的に靖国神社に参拝し保守派を大喜びさせました。私は、日中首脳会談も行われ総選挙も終了した12月末に靖国参拝が行われるか密かに注目していました。ところが安倍総理は、靖国神社に参拝するどころか、サザンのライブに出掛けてしまったのです。これには驚きました。

EXILEAKB48→サザンの変遷』

EXILE
は、天皇陛下在位20周年の記念行事に参加したことで知られています。メンバーはグラサンやピアスを外して陛下の前でパフォーマンスを披露しました。サザンの桑田氏はそれとは対照的な反体制的なアクションで昔から知られています。安倍総理は明らかに保守からサヨクに立ち位置を変えたのです。

『安倍外交の敗北』

一部には、安倍総理の外交は上手く行っていると評価する声も聞きますが、昨年安倍総理が靖国神社に参拝しなかった意味は大きいと考えます。高村副総裁や福田元総理などの親中派が、日中首脳会談の前に訪中し調整したとされます。特に高村氏は、今後、靖国神社の総理の参拝は無いとナゼか明言しました。

『もはや政権維持しか関心無し』

私も、当初は高村発言を勝手な物言いと見ていました。しかし密約とまでは言いませんが、ある程度、安倍政権は靖国で譲歩したと考えて間違いないでしょう。尖閣問題でも日本の実行支配は後退しており、日中首脳会談の際に押寄せた小笠原のサンゴ密猟船と併せて、安倍政権は、シナの恫喝の前に屈したのです。

『靖国参拝しない理由』

もうひとつ、靖国安倍総理が靖国に昨年参拝しなかった理由として、外交的な圧力以外に、保守派が甘く見られているという事が有ると思います。アベ信者と揶揄される、保守派のみなさんは、アクロバティック安倍擁護に汲々としており、総理の詭弁のフォローに明け暮れています。靖国どころじゃ無いのです。

『保守派を殲滅した総選挙』

総選挙が終って明らかになったのは、タカ派議員の総退場です。次世代の党の壊滅だけで無く、比例名簿の下位に甘んじて落選した自民党の愛国派の西川京子氏や、目立たないところですが、加藤紘一の娘が、保守系無所属の議員を破って初当選しています。安倍晋三の見事な右派潰しが公然と行われたのです。

『ネオリベは保守に非ず』

もちろん、次世代の党の敗北の最大の原因は、経済政策がネオリベで、他の政党との差別化が出来なかったのが理由です。現状、この次世代の党の敗北を、右派的な言説に求める論調が見られますが、完全に間違っています。『ネオリベ思想を語るものは保守に非ず』です。

『竹中平蔵は愛国者』

正月早々、騒動になっているのは、安倍総理の寵愛を受ける、産業競争力会議の民間議員の竹中平蔵の暴言です。正社員は最大の既得権益で、保護され過ぎており、全部非正規社員と同等にすべきとの意見です。まさにパソナ会長らしい国民を貧しくする政策の核心を自らバラしてしまいました。

『総理大臣は人事が総て』

しかし、このトンでもない落ち目のネオリベ野郎を、政府の中枢に呼寄せたのは、他ならぬ安倍晋三首相その人です。同じくネオリベ思想に染まった塩崎泰久氏を厚労相に任命するなど、安倍総理の思想が、完全にネオリベ・グローバリズムなのは疑う余地はありません。総理大臣の意志は人事が総てなのです。

『シンゾウ・アベの暴走が止まらない』

サザンのライブを鑑賞し、タカ派議員を国会から追い出し、保守派へのリップサービスである靖国神社への参拝も怠るほど、安倍政権はサヨク化しています。今年は敗戦70周年という事もあり、安倍談話が予想されますが、これが将来に禍根を残す酷い内容になる危険性も十分有るので警戒が必要です。

『敵は安倍総理その人である』

安倍総理は就任直後「ネオリベ思想のナショナリスト」という立ち位置でした。ところがこの二年間で徐々に「ネオリベ思想のグローバリスト」というポジションにシフトしたのです。それが完結した象徴的なイベントが、靖国不参拝と、サザンのライブ鑑賞だったと考察しています。

『アベを擁護する者は断じて保守に非ず!』

しかし、情けないのは、保守言論の総てです。ネットでは、サザン叩きで賑わっていますが、当の桑田氏は炎上商法でドコ吹く風です。竹中じゃ無い!桑田じゃ無い!(椎名林檎を褒めるでもナイ!)アベ・シンゾウが総ての癌なんです!コイツを叩かないヤツは保守じゃ無い!私は、そのように宣言して本稿を終ります。

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「東京事変 / 今夜はから騒ぎ」

言論ポータルサイト『進撃の庶民のブログ』は行き過ぎたグローバリズムなどに警鐘を鳴らすブロガー支援目的のサイト。毎週水曜日にコラム寄稿。


 


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