NHKディズニードラマ「拾われた男」観終わる しょせん家族は他人の集まりだけど、絶縁できない呪縛
ランク Aの下俳優・松尾諭の自伝を ドラマ化した秀作です。久方ぶりに、日本ドラマを堪能できました。叫ぶばっかりか、恋愛ドラマか 殺人だけのドラマか ありえない設定ドラマだけの 観るに堪えられない日本ドラマ界に 光明が差したドラマでした。10話を楽しく、待ち遠しい気持ちで 毎週見ました。 (もう一つ理由があるのですが 後で語ります・・・ハイ)登場するどの俳優たちも、それぞれのキャラに合わせた いい演技をしています。画面から、演技を楽しんでいるのが 分かりました。 (いい映画、ドラマは 役者が生き生きと演技をしているのが 画面から分かります!)前半から素晴らしかったのは、 売れないモデルの友人役・大東駿介です。 (彼の演技が、ドラマに深みと幅と 魅力を引き出していたと思いました)後半からは、草彅剛の独り舞台のようでした。 (日本の名俳優になっていくと思います)伊藤沙莉とのラブストーリーは 名シーンとして残ると思います。レンタルビデオ、モデル事務所のスタッフも 無理な笑いをとらない演技で コメディの真価を発揮しています。もちろん主役・仲野太賀の演技力があってです。 (子役が上手いのは、いつもの事です)祖母役・末成映薫もいい味でした。石野真子の演技の上手さに驚かされました。主役級から脇役まで どの役者も上手かったです。 (日本にも、いい役者がいるのに 安心しました。 日本の映画ドラマ界に希望が持てました)原作を読んでいないのですが シナリオの上手さが際立っています。テンポのよい演出に、 カット割りの多さと、遊び心が 小気味よくて、飽きることがなかったです。 (計算された演出は、 安心してドラマを楽しめます)色調が鮮やかで、配色が素晴らしかった画面は 心地よかったです。 (日本の映画ドラマって 画面がソフトというか ぼやけてて、切れが全くない作品が 多すぎます! 映画ドラマは、視覚情報ですので 画面が美しくないといけません!)ヘタウマのようなイラストが ドラマの不安定な主人公のストーリーを 体現していて、素敵でした。スピーディーな音楽が 画面に躍動感を生み出していました。ディズニー海外資本が入っている?ので コロナに負けずに海外ロケなど、 お金をかけた分だけ いい仕上がりになっています。 (外国人俳優は、もうちょっとでしたが・・・)褒めまくっていますが、 この何十年、日本のドラマを 毎週、待ち遠しい気持ちで観たのですから・・・嗚呼 (昔は、NHKの銀河テレビ小説を 毎回観ていたなあ・・・「夢千代日記」とか・・・)いいドラマです。是非ご覧ください。このドラマを観ながら思ったのは 私は、兄2人、姉3人の 6人兄弟の末っ子です。一番近い次兄は、5歳年上です。私が生まれるまでは、次兄は 家族の末っ子で、大事に?されたようです。ところが、私が生まれてからは、 両親、兄弟姉妹の愛情が 次兄から私に移りました。そのため、次兄は、私への嫉妬に狂いました。叔父 「○○(私の名前)は、 小さい頃は △△(次兄の名前)に ようけイジメられとったけんなあ・・・」少し頭の鈍い私ですので イジメられたことはあまり憶えていません・・・トホホ (母はバナナ1本を二つに分けた時 大きい方を渡しにくれました。 その後、台所の陰で 次兄にどつかれた事は憶えていますが・・・ 中1の時に、次兄とは、ある事件が起きましたが ファミヒス記事に書いてみようかと思います)ドラマのように、私と次兄との間には 今も、わだかまりが残っています。会って話をしても、価値観の相違が大きすぎて 今もほとんど、連絡をすることはありません。ドラマを観ながら、次兄との関係を 考えていました。 (次兄は健在ですので・・・)「兄弟は他人の始まり」と言いますが 「家族は他人の始まり」です。このドラマは、 「家族とは何だろう」 ということを 考えさせられる物語だと思いました。妻、娘とも、別人格です。「家族」という関係、呪縛で 一緒に生活しています。お互いを尊重し、思いやり、気を使い 遠慮して、我儘を通し、弁解し、謝罪し 喧嘩をしながら、日々、 「家族」を演じているのかもしれません。このドラマは、「家族」を描いたドラマでした。で、最後に、私は エキストラで出演していて 画面に登場しているのです!私 「録画してるから 私が死んだら このドラマで 思い出してくれ! ドラマ史に刻んだことになるし」妻 「映ってるのは一瞬じゃない! 分かるのは、身内だけじゃない! セリフがある役なら 親戚に言えるわ!」「虎は死して皮を残す」と言いますが 私は、ほど遠いのが現実のようです・・・トホホ、嗚呼久々のいいドラマです。是非ご覧ください。