子育ての悩みを手放して
ご家族の幸せと自分の人生を生きる
おかあさんを応援します


 

二級建築士から二児の母、絵本講師、
親子の心理学講座をとおし
累計2,000人のご相談に
乗らせていただいてきました。


現在、心理学をとおして
おかあさんの心が楽になり

子育ての幸せを心から感じられる

カウンセリングを行っています。

 

子育てのつらさや苦しみを手放し
毎日を喜びと充実感で満たしながら
自分自身の夢も叶えていく。

そんなおかあさんの理想の人生を
全力で応援しています!



初めていらした方へ

自分に優しい「セルフコンパッション」
概要はこちら↓

 

 

こんにちは。

 

親子専門カウンセラーの

岬真由美(みさき まゆみ)です。

 

 

いつもたくさんのご訪問をいただき

ありがとうございますニコニコ

 

 

ゴールデンウイークが

始まりましたね。

 

 

ご家族で色々な計画を

立てられている方も多いと思います。

 

 

お休みの期間に、楽しい思い出を

たくさん作れるといいですね^^

 

 

今日は、お子さんと過ごす時間が

もっともっと楽しい思い出になるように

 

私たち母親がついやってしまいがちな

「ダブルバインド」のお話を

させていただきますね。

 

 

日本語にすると

「二重拘束」という意味ですが

 

今はSNSでも検索できますし

あなたもご存じかもしれませんね。

 

 

おかあさんやおとうさんが

子どもに真逆のメッセージを伝えてしまい

 

子どもはどちらを選んでも

親から否定されることになって

 

どうしていいかわからなくなり

身動きが取れなくなる。

 

 

それが高じると不登校になったり

引きこもりになってしまう

 

ということが言われています。

 

 

子育てをしている親なら

誰でもやってしまいがちな

ダブルバインド。

 

 

イギリスで生まれ

後にアメリカに渡った文化人類学者で

統合失調症の研究者でもある

 

グレゴリー・ベイトソンが生み出した

概念です。

 

 

 

 

ここで、クライアントNさんの

ダブルバインドのお話を

ご紹介させていただきますね。

 

 

Nさんは、高校生のお嬢さんが

大学には行きたいようなのですが

 

本当の気持ちを母親の自分に

何も言ってくれないことに悩んでいました。

 

 

不登校になりかけた高校も

何とか持ち直して

 

大学受験に向けて

何とか親子で進んでいきたいというNさん。

 

 

どこの大学に行きたいのか

大学でどんなことをしたいのか

 

 

親としては、やはり手続きで

関わらなければいけないこともあったり

 

学費のことや

もし遠方の大学に行くなら

下宿のことも考えないといけないと思ったり

 

親として、お嬢さんの今後のことを

知りたいというNさんの気持ちは

 

すごくわかりますよね。

 

 

でも、Nさんがお嬢さんに

 

「言いたいことを言ってくれなければ

 協力のしようがないでしょ」


と言っても、お嬢さんは

黙って何も言わないのです。

 

 

そして口を開くと

「言いたいことは別にないから」

とだけ言うそうです。

 

 

「私がこんなに心配しているのに、

 

 言いたいことを

 言ってくれないとわからないと

 さんざん伝えているのに、

 

 何も話さないので

 ほんとにイライラするんです。

 

 これからどうやって

 受験準備を進めていったらいいのか

 

 親の気も知らないでと思って

 娘に怒りがわいてしまうんです…」

 

 

Nさんは、どうしていいか

ほんとうにわからないという状態でした。

 

 

それから

Nさんが今までお嬢さんと

どのように関わってこられたのかや

 

子ども時代のお話を

伺っていくうちに

だんだんわかってきたことがありました。

 

 

弟さんと二人兄弟だったNさんは

子どもの頃、家庭の事情で

 

弟さんの面倒を見ながら

家のことも手伝わなければ

いけなかったそうです。

 

 

そして

おかあさんに言いたいことをいうと

ものすごく怒られ、叩かれるので

 

自分の気持ちを抑えながら

我慢をして育ちました。

 

 

ご結婚されてお嬢さんが生まれ

子育てをしながらも

 

Nさんは旦那さんやお嬢さんに

言いたいことがあっても言えずに

 

我慢して抑えてきたそうです。

 

 

そして、口ではお嬢さんに

 

「言いたいことを言いなさい

 言わないとわからないでしょ」

 

と言っていました。

 

 

でもお嬢さんが

実際に言いたいことを言うと

なぜか怒りが湧いてきて

 

ドアをバンと音を立てて締めたり

 

お茶碗をわざとカチャカチャと

音を立てて洗ったり

 

ムッスリ黙り込んでしまったり、

 

そんなふうに

怒りが態度に出てしまうのだと…

 

 

お嬢さんはそんなお母さんを

そばで見ていて

 

言いたいことを言ったら

おかあさんをもっと怒らせる…

 

だから黙っていた方がいいと

暗に悟っていたのですね。


 

言葉では

「言いたいことを言いなさい。」

 

態度では

「言いたいことを言ってはダメ。」

 

というNさんのダブルバインド。

 

 

お嬢さんからすると

 

言いたいことを言っても

黙っていても

おかあさんを怒らせてしまうことになり

 

身動きが取れなくなってしまった

というわけです。

 


でもNさんはもちろん無意識でしたし

悪気は全くありません。

 

 

…と言うより

 

 

そもそも親である私たちは

そんなつもりが無くても

 

誰もが同じようなことを

無意識にしてしまっているんですよね。

 

 

(私も過去にやってしまっていました)

 

 

もし、あなたにも

思い当たるなぁということがありましたら

 

ぜひ、お子さんの

身動きが取れなくなる前に

 

ダブルバインドから

解放してあげることを

意識してみてくださいね。

 

 

次回はその方法を

ご紹介させていただきます♪

 

 

ご家族の幸せと

あなたの望む人生を応援しています黄色い花

 

 

最後までお読みくださり

ありがとうございました。

 

 

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