レオパの飼育記録 -7ページ目

レオパの飼育記録

「小田原レプタイルズ」という名称で、ヒョウモントカゲモドキ・ヘルメットゲッコーの飼育・ブリーディングに取り組んでいます。

こんばんは。

冬レプから1週間が経ちました。

 

今更ながら、冬レプの感想などを記していこうと思います。

 

いつものことながら、ほとんどレオパしか見ていません。

 

 

GECKOS ETC

スティーブサイクスのレオパは、なんだかんだで綺麗です。

Mikan Tangerine Tremper Albino、ちょっと買おうか迷いました。ただ、ネーミングがいかにも日本向けであざとい(笑)

レモンフロストを平然と売っていたところに、鋼のメンタルを感じました(笑)

 

大津熱帯魚

こういうイベントには初出展でしょうか。

geckoboaに注目していましたが、おそらくホールセールでしょうか、~3万円程度までのものが多数。

ヘテロがきちんとわかっているという点は素晴らしいですが、綺麗さでは、そこそこといったかんじでした。

系統ごとに分けて陳列されていたので、とても見やすかったです。

 

エキゾチックサプライ

いつもの物量にいつもの混雑。

全てのレオパをチェックできる気がしません。

 

マニアックレプタイルズ

同上。

 

ウッドベル

年末にお店で見たブラックナイトは、売れてしまったんですね。

 

トロピカルジェム

海外で直接買ってきたレオパが素敵です。

めちゃめちゃ黒いブラックナイトがいました。

 

で・・・

 

 

ジェムさんで、こんなの買っちゃいました。

 

パイドギャラクシー♀です。

ブリーダーは、オランダのLe Roi Leopardgeckosとのこと。

 

実は、トウレプでもさんざん悩んだ個体。

正直、ちょっとレオパ1匹にかけるには悩む金額でした。

しつこい値引き交渉の結果、値引き幅が拡大したことが、最終的に背中を押しました。

イトーヨーカドーのATMに、お金を引き出しに走りました(笑)

 

頭を上から見ると、さらにインパクトがあります。

通称パンダちゃん(笑)

 

ちょっと線が細い感じが心配でしたが、家に連れ帰った翌日から、コオロギ、ジャイミルをガンガン食べてます。

パイドは遺伝しないという説もありますが、まあ基本ペット枠ということで、期待しないで繁殖してみます。

 

 

で、会場を後にして、ひなまるさんのお宅を訪問。

私はお供というか、運転手だったんですが、ひなまるさんのレオパたちは、JRS会場で見たレオパたちと比べても頭一つ抜けているというか、非常に、非常に綺麗でした。

 

私も負けないように頑張ろうと、モチベーションが上がりました。

 

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自分の中に勢いがあるうちに、真面目シリーズ第2弾です。

 

今日は、ラインの話。

 

初めにお断りしておきますが、これから書く内容は、「小田原レプタイルズはこう思っていますよ」という個人の感想であって、考え方は人それぞれです。

異なる考え方を否定・非難する意図ではありませんので、ご了承ください。

 

 

 

で、ラインの話です。

 

うちには、

ブラッドスーパーハイポタンジェリン

がいるわけなんですが、これは、

タンジェリン

のたくさんあるラインの中の1つです。

 

もともとは、JMGのラインですね。

 

(イメージ画像です。)

 

 

で、気になっているのは、

ブラッド×〇〇(非ブラッド)

の組み合わせで交配した結果得られた子に、

ブラッド

の名前が使われていること、ありませんか?

 

他と混ぜたら、もうブラッドじゃないじゃん、と思います。

ラインものを他と混ぜたら、もう元のラインの名前を使っちゃダメじゃないの?ということです。

 

これは、当然他のラインものにも言えることで、

ブラッド

エレクトリック

マンダリン

アトミック

アフガンタンジェリン

サイクスエメリン

全部同じ話です。

1回でも他ラインと交配すると、もはや元のライン100%には戻せません。

 

ただ、例外もあって、そのラインを作ったご本家が混ぜた場合は、上の話からは除外されると思います。

たとえば、Ultimate Geckoは、アフガンタンジェリンにアルビノを組み込んでいますが、その過程では、必ず

アフガンタンジェリン×アルビノ(トレンパー、ベル、レインウォーター)

という交配をしているわけで、生まれた子は、厳密に言うと、アフガンタンジェリン風味?が50%に減少しているわけです。

 

ただ、そもそも「アフガンタンジェリンは、こういうものだ」とラインの定義づけをする権限はご本家が持っているわけで、ご本家が「これはアフガンタンジェリンだ」と言ったら、それはアフガンタンジェリンということになるのだと思います。

当然ご本家には、一定の良識が求められますが(笑)

 

 

 

もう一つ問題になるのは、

ご本家以外が同ラインで交配した場合、そのライン名で流通させて良いのか

という問題。

 

つまり、私が

ブラッド×ブラッド

で子を取った場合に、ブラッドとして販売してもよいか、ということです。

 

タンジェリンを扱ったことがある方はわかると思いますが、赤い親同士を使っても、この表現には幅があって、中にはノーマル(ハイイエロー)のような子も生まれてきます。

どの程度の表現からをブラッドとして販売するのか、ご本家には当然一定の線引きがあるのでしょうが、他の人が増やした個体だと、その線引きが一定ではなくなるという問題が生じます。

 

と、ここまで書いておいてアレですが、こちらについては、私も何とも言えないところです。

Geckos Etcがブラッドやマンダリン売ってますからね(;^_^A

 

これに関してはニュートラルの立場ですが、自分で売るのであれば、

スーパーハイポタンジェリン(ブラッド血統)

ブラッド×ブラッド

などの表現にするかもしれません。

 

 

本当は、「ゴジラジャイアントの場合はどうなの?(ゴジラはライン名?)」とか「タンジェロラプターってどうなの?(共優性モルフとして見たらセーフだけど、セレクトブリードのラインとして見たら、本家が出した個体以外はアウト?いやそもそも本家もいろんな意味でアウト?)」とかあるんですが、その辺はまたいずれ・・・。

 

 

今回のまとめ

・他モルフ・他ラインと混ぜた個体が、ラインの名前で売られていることに疑問を持ちましょう。

 

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平成30年になりました。

今年もよろしくお願いします。

 

さて、新年一発から大仰なタイトルですが、普段あまり触れていないことを書いてみようと思います。

とらえ方によっては少しネガティブな話ですが、ご容赦ください。

 

 

 

爬虫類ショップやイベントで見かける真っ赤なスーパーハイタンや、綺麗にオレンジが乗ったラプターは、ほとんどがベビーからヤングサイズだと思います。

なぜだか知っていますか?

 

それは、「アダルトになると、色が褪せるから」です。

 

 

ヤングの時にはきれいなハイタンも・・・

 

大人になると・・・

褪せます!

脇プニは、見なかったことにしてください(;^_^A

 

なお、画像上は生後半年、下は3歳の別個体です。

 

 

そこそこオレンジが乗ったラプターも・・・

 

 

褪せます!

アルビノの場合は、さらに、低温飼育による黒化とも戦わなければいけません・・・。

画像下の個体は、6歳のジャイアントラプターです。クーリングから引っ張り出してきたにしては、これでもそこそこましな発色と言えると思います。

アダルトになってしまうと、色からは、ラプターなのかスノーラプターなのか判別できません(笑)

 

 

一方、スーパーマックスノーなど、アダルトになってもあまり色が変わらないモルフもあります。

 

9歳のスーパーマックスノー。

お肌に年齢を感じさせるものの、色はずっとこのまま。

 

 

ということで、今日のまとめ。

 

・赤やオレンジは、短期間の「旬」を楽しむものと考えましょう。

・色が褪せてもその個体を愛せるか、考えてから購入しましょう。

・色褪せが嫌な場合は、色褪せしづらいモルフを選びましょう。

 

 

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