乳がんの予兆と反省点 | あなたに,も一度恋をする

あなたに,も一度恋をする

わんこと,お花と,お料理と…そして介護

ご訪問ありがとうございます。

心温かな訪問介護ヘルパーさん達のおかげで

母の完全自宅介護が実現して1年半。

このまま自宅で最期を迎えられたらと思っていた矢先、

私の乳がん発覚で、自分の治療と

母の介護との両立のなか、

2023年11月に母が旅立ちました。

その時の記録を綴っています。

 

*************************************

 

過去記事です。

 

 

 

 

 

 

 

私は今年1月なかばに、

右乳房を切除しました。

診断は

 

右乳房ーHER2陽性型乳がん

(リンパ節転移なし確定)
ステージ… 2A
乳房内転移あり・湿潤がん

大きさ3cm

Ki67(進行度)…5%

 

===============

行った治療はというと、

術前に抗がん剤の

・ドセタキセル

・カルボプラチン

HER2の分子標的薬の

・パージェタ

・ハーセプチン

の合わせた4種を

3週間おきに4回投与した後、

手術で右乳房を切除しました。

 

===============

 

現在は、分子標的薬の皮下注射の

・フェスゴ

を3週間おきに、

太ももに5分かけて接種しています。

同時に抗エストロゲンの内服薬を

毎日1錠服用しています。

 

==================

 

自分が、がんになったのには

さまざまな要因が複合的に関連してると

思っています。

乳がんが親族にいない事から

遺伝子的要素は除せても、

乳腺繊維線種や子宮筋腫、子宮内膜症などの

女性ホルモンが関わる病気をしているので、

乳がんに罹患しやすい傾向があるのだろうと

思っています。

 

乳がんの予兆についてですが、

小林麻央さんがブログに書かれてたように

がん発覚の数年前から

私も疲労感を覚えてました。

その疲労感が過労感に変わったのは

がん発覚前の6か月くらい前からでした。

 

毎日、息切れのように、

はぁ、はぁ。。。が止まらず。

夫から

「どうして、そんなため息ばっかつくんだ!」

「それを聞く度に、こっちが疲れる。」

と言われてました。

そうは言われても、

どうしようもなく、はぁはぁ言ってしまう。

自分では介護疲れだろうと思いこんでました。

 

もちろん母の夜間見守り介護で

眠れない日が数か月続いた期間もありました。

けれど、幸か不幸か、母の足腰が悪くなって、

歩けなくなって、ほぼ寝たきりになると、

私にも、ようやく夜の見守りから解放され

睡眠をとれるようになっていました。

なのに眠れても、1日じゅうしんどくて、

とにかく時間があれば、横になりたい。

特にきついのは台所に立つ事でした。

 

そんなでしたから、がん発覚の半年前の頃

ついに夫に

「ごめんけど、お弁当、

作らなくていいかな?

もう身体がしんどくてたまらないんよ。」

 

そう言って、

お弁当ギブアップ宣言をしました。

料理作りが趣味だった私なのに…

せめて夫にはお弁当を…と

思っていたのに…。

体力の限界でした。

 

お弁当仕事がなくなって、

少しは楽になったけれど、

夜には食事を作らねばならずです。

そのしんどさを紛らわすために

感覚を麻痺させたくて、

ブランデーやリキュールなどを飲みながら

料理してました。

そしてアルコールの量は

日増しに多くなっていきました。

(と言っても量は大して飲めませんが、

アルコール度数の高いブランデーを飲んでたので

酔いは早く回る。)

 

話は変わりますが、

夫は2015年に

悪性リンパ腫になりました。

その頃夫は、NHKの朝ドラマの「マッサン」

の影響で、ウイスキーに興味を持ち、

海外品の銘柄を取り寄せては飲み、

はまっていました。

その結果、次第に量が増えて、

一夜にボトル半分を空ける日もありました。

 

それを見て、

『こんなに飲んでたら

早死にするんじゃない?』

と思っていた自分だったのに、

自分が同じように洋酒を毎日飲んでた。

飲んで自分をマヒさせないと

疲労感で料理が出来ないと

思い込んでいたにすぎないのですが…。

思えば、このアルコールの過度な摂取が

がん促進を助長していたようにも思います。

そのように書いている文献もありますし。

私の反省点です。

 

そんなわけで、

平常心で台所に立てないほど疲れていて

それまで出来てた事(お弁当作り)も

出来なくなるほど尋常じゃない疲労感は

がんの予兆だったように思います。

がんの医療専門家の方が

配信しているyou tube を拝見すると、

がん細胞からは「悪液質」というものが出て

それが身体全体に回ると不調をきたすと

説明されています。

この疲労感も、その一環なのかなと。

 

悪液質について書かれたサイトはコチラ

(クリックしたら飛べます)

 

ふたつめの乳がんの予兆として、

普段から下痢気味な自分が

がん発覚の1年くらい前から、

便秘傾向になりました。

最初はごくわずかな便秘でしたが、

次第にひどい便秘へと変化しました。

1週間に一度しかトイレに行けない事も。

 

あまりの体調変化に頭を傾げながら、

夫の酸化マグネシウムを飲みましたが、

全く改善できずでした。

そのため、市販の下剤やセンナ茶を購入して

対処していました。

 

私が過ごしてきた中で、

下剤を購入したのは初めてでしたから、

『なんか、へんだなぁ…』と思いつつ

『歳を取れば、こんな風に変わるのね。』

と軽く見過ごしていました。

 

この便秘に伴い、

ブログには書きづらいですが、

便の臭いがすさまじかったです。

ただ単に臭いというのとは違うのです。

なんと言ってもいいのか、

異質な臭さなんです。

今まで嗅いだ事のないような獣のような臭い。

ちょうどワニ園に入った時の臭いみたいな。

人間の便とは思えない臭いです。

それが、がん発覚6か月前頃から

一層ひどく悪臭を放っていました。

(ちなみにがん治療後の現在は、そうした臭いは

ピタリと止みました。便秘も全く無くなりました。

 

 

そしてみっつめの予兆ですが、

私のバストが大きくなっていた事です。

年齢とともに垂れるのではなく、

バストアップしていて、

Bカップで間に合っていたものが

Cカップに変えないと不都合なほど、

大きく張っていたのです。

馬鹿な私は、

「胸が若返ってる!」

と喜んでいたのですから、実に滑稽です。

 

バストが大きくなっていた時期は

記憶しています。

コロナのワクチンを打ち始めた時期からです。

初めて接種したのが2020年。

合計4回接種しましたが、

2021年頃から、ワクチンを打つごとに

その流れと同じくして、

じわじわと大きくなっていきました。

しかも、垂れずにピンとお椀型!

(右側だけですが。)

 

コロナワクチンとがんの関連ですが、

専門家でないので真偽はわかりません。

しかしサイトで検索すると、

コロナワクチン接種とともに

がんの罹患者の数が増えているという

記事をいくつも目にしました。

私もワクチン接種によって、

何らかの体質の変化、

免疫力の低下があったのかもしれません。

あくまで仮説ですが。

 

 

他に思い当たるものに、

スマホの充電があります。

なんのこと?ですよね。

???

私はよく、スマホを充電しながら

動画を見ている夜が多かったんです。

母が夜に突然起きて、徘徊しないよう、

ベッドの足元に布団を敷いて、

見守る事がありました。

母が眠れるように、

イヤホンをつけて充電するスマホを見ながら

母の見守りをしていたのです。

 

後から知りましたが、

スマホを充電しながら動画などを見ると

電磁波が何百倍にもなってしまうのだとか。

私は毎夜毎夜、こうした電磁波の脅威に

身体をさらしてたわけです。

スマホの無線周波電磁界

(携帯電話電波を含む)は

人体における発がん性になり得ると

研究機関が発表しているから、

確実に避けなくちゃいけない習慣でした。

これが私の反省点の二つ目です。

 

私は毎年10月に人間ドッグの

マンモグラフィーを受けていました。

もうかれこれ、10年以上、

このマンモを撮影しています。

残念ながら発見できなかったのは

過去記事に掲載しているとおり、

私の乳房はがんを発見しづらい

真っ白に映る乳腺が多い体質のせいです。

こうしたマンモや胸部レントゲンの他、

過去の手術の際に受けた検査のなかに

CTがあり、これも何度も受けています。

そんなわけで、私はこうした撮影による

被ばくは、受けてない方に比べれば、

何倍も影響を受けています。

 

 

また、がんは免疫力の低下で

細胞が増殖すると言われています。

私は日々の介護の疲労感から、

入浴に時間を費やす時間がありませんでした。

 

母はヘルパーさんに、

入れてもらいすぎちゃう?と言われるほど、

週5日もシャワー浴してもらっていました。

(インキン防止のためと、これが唯一、

母の運動に近いものだったので)

 

なのに介護者の私はと言えば、

夜にお風呂に沸かしても、

ゆっくり入る余裕も体力もなくなって

結局入らずに寝てしまう事がほとんど。

お風呂入る時間があるくらいなら、

その分、お布団に入って眠りたい…

そう思うと、沸かしたお風呂も入らず

寝ていたのです。

 

その結果、お風呂は週に多くて2回、

少ない時は1回。

はっきり言って少なすぎです。

とにかく毎日がクタクタだったのです。

そのせいか、寝つきも悪く、

夏でも冬でも、いつも足が冷えてた。

また、冬にコタツがなかったのも

足を温める事ができずにいて、

身体を冷やした原因になったと思います。

 

サイトで検索してみると、

入浴はがん予防にとても効果があるそうです。

体温を上げる事は、

免疫を上げる事に直結するのだそうです。

免疫が上がれば、

がんの増殖を抑え込みやすくなる。

その結果、健康維持には最適な方法だそうで。

 

実際、がんに罹患した人の基礎体温は

そうでない非罹患者に比べて、

ぐんと低い事がデータとして出ているのとか。

がん罹患者の基礎体温は

35度台と低い人が多く、私もしかり。

しっかり人よりも低くて、

36度1分や2分は当たり前。

だからしっかり身体を温めて

免疫力を上げる必要があります。

そして入浴は、うってつけ。

お風呂の湯舟につかってしっかり温める。

これががん予防に繋がる。

 

(ちなみに母や、母の父母、姉妹は皆、お風呂好きで、

毎日入浴する人達でした。

母の家系ががんになりにくいのかもしれませんが

その中から、一人もがんになった人はいない事を思うと、

お風呂での入浴が身体を温め、

がん予防になってるのかもしれないなぁ~と

思ったりします。)

 

 

そんなわけで、術後、抗がん剤治療がなくなり

休薬していた時期から、入浴回数を増やし、

今では多い時は、1日の朝と夜の2度、

お風呂に入って、浴槽のなかに

しっかりつかって身体を温めています。

友人から頂いた入浴剤や、

母の足湯に使っていたバブなどを入れて、

ゆったり気持ちよく入る事を

心がけています。

 

<↓これは友人からお見舞いとして頂いた

大分の温泉成分の入浴剤HAA。赤ちゃんにも最適な、

肌に優しくて温まる最高のお湯でした。>

 

そんな風に、

湯治のように入浴していると、

身体が何キロも軽くなったようになって、

あれほどひどかった足の冷えから

解放されています。

入浴の力ってすごいんだと驚いています。

 

 

 

ご参考になっているかわかりませんが、

私が感じていた乳がんの予兆と

自分の反省点を幾つか書き出してみました。

ご参考になっていれば幸いです。

 

皆様がこれからも免疫力を上げて

しっかり浴槽につかる入浴をなさって、

健康な毎日がおくれますようにと祈ります。

 

介護に奮闘なさっているご家族の皆様も、

夜にはなんとか時間を空けて、

1日のお疲れを忘れさせてくれるくらいの

心休まる入浴ができますように。

 

そして、何かしら体調の劇的変化や、

過度な疲労感がある場合は、

かんを疑ってみる事も

大事な気づきになるかもです。

人間ドッグを過信せず、

がんを早期に発見できる無痛の

ドゥイブス検査も含め、

一度、しっかり調べてもらう事も、

大事な事ではないかなと思っています。

 

 

****************************

 

今日も長文におつきあい頂きまして

ありがとうございました。

これで私の乳がんの記事は終わりです。

また、介護の時期を思い出して、

綴りたい記事があります。

皆様にとって、明日も良い日となりますように。