乳がん早期発見の為に③―小さながん発見のために | あなたに,も一度恋をする

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ご訪問ありがとうございます。

心温かな訪問介護ヘルパーさん達のおかげで

母の完全自宅介護が実現して1年半。

このまま自宅で最期を迎えられたらと思っていた矢先、

私の乳がん発覚で、自分の治療と

母の介護との両立のなか、

2023年11月に母が旅立ちました。

その時の記録を綴っています。

 

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介護ブログですが、

皆さんに少しでもお役に立てたらと思い、

少しの期間ですが、乳がん早期発見の為の

記事を書かせて頂いてます。

一部、グロテスクな画像がありますので

苦手な方はスルーして下さい。

 

過去記事です。

 

 

 

私の場合、

がんのあった右乳房の乳首から

黄色い分泌液と血液が下着に着いてたことで

紹介状をもって

今お世話になってる乳腺科に

見て頂く事が出来ました。

もし分泌液が出てなかったら、

がんに気づけず、

数年経過していたかもしれません。

 

 

閲覧ご注意ください。

これは乳腺科来初日に着けていったブラです。

この日も黄色い分泌液と血液がついてました。

 

 

そして 

この日採取した乳房細胞の検査で

がん確定診断は3日後に下されました。

 

 

しかし右乳房にあった、もうひとつの

1㎝に満たない小さながんについては、

この病院でのマンモでも、エコーでも、

その後に受けたMRI検査でも、

ひっかかる事がなかったのです。

 

見つかったのは、最後にうけたCT検査です。

これはがんの詳しい状態を知る他、

リンパ節転移や、

骨や他臓器への転移がないかを

調べるための検査です。

がん確定患者だけが受けれる検査と言えます。

下の画像が、その時撮影したCT画像です。

 

(CTは上向きで撮影するため、乳房が上側になる)

 

担当医が、

画像を次々と私に見せながら、

「ココ、判りますか?

気になるんです。」

この小さな光っているココです。」

 

見ると胸骨附近に小さな光の固まりがある。

私はそれを見て、はっとしました。

 

『これは…。

あの時、私が触って気づいたパチンコ玉だ!

やっぱり、がんだったんだ。

私はそれを触ってたんだ!』と。

 

担当医が

「今からこの部分の細胞を 

採取させてほしいんです。

今回は注射針を直接刺して細胞をとります。

そんなに痛くないので、心配しないで。」と。

 

担当医はエコーを当てながら、

それらしき場所にある部分に針を刺して採取。

 

それから1週間後の診察日に、

これもがん細胞だった事を知らされました。

結果、私のHER2陽性乳がんは、

『原発がん1個』から2個に増え、

『乳房内転移あり』に変わりました。

 

 

この時思ったのは、

小さながんは、病院の検査を受けても、

CT以外では見つけにくいんだなと。

あの時、自分で触って

7㎜くらいのしこりがあるのを感じてたのに。

(結局、がんかもしれないという不安を払拭し、

見過ごしてしまったので意味が無かったのだけれど。)

 

これがもっと微小ながんだったら、

病院の初期検査でも見つけにくく、

さらに自分の触診でも気づきにくいだろうなと。

 

私はその後(昨年9月下旬から)

HER2陽性がんの手術前の

化学療法を受ける事になりました。

3回目を受ける11月初旬、

抗がん剤前日に母をショートに預けてから、

私はドゥイブス検査を受けに、

予約した市内の専門機関に行きました。

 

(当日、そのクリニックの検査技師から、

「すでにがん治療している人が

早期発見のための

ドゥイブスを受ける必要はないと思います。

お金の無駄になるだけだと思います。」

と何度も止められましたが、

(私の事を思って止めてくれてる)

それでも私はドゥイブスの正確性を知りたくて

受けてきました。)

長くなるので、続きは後日に。

 

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今日も長文におつきあい頂きまして

ありがとうございました。

ドゥイブスとは、最近出てきた画期的な検査法で、

被ばくのない超音波による検査です。

検査着を着たまま機械の中に入り、

全身のがんを見つけ出す検査法です。

がんは黒く鮮明に映し出されるため、

ごく小さながんも発見できる確率が高いと言われています。

次の記事では、

実際に検査に行ったドゥイブスについて

書きたいと思います。

明日も良い日となりますように。