ちゃんと1週回り切ってから2週目スタートしない変則トーナメント。3月10日にうっかり「今回はちゃんと1巡する日程になったようです。」と書きましたが違いましたね。
いつもよりバランス良く?なったイメージでしょうか。そうでもないのでしょうか。5年に一度なので忘れます。
◾️第1試合:健大高崎×報徳学園
健大高崎というと「Be together」な校歌が有名ですが、最初の「Be together Be together Let's Be together」の部分を歌っていたのは多分初出場の93回夏(2011年)だけだと思うのよね。あとは前奏処理。なのにBe togetherが有名っていうことは(途中で出てくるとはいえ)、この時のイメージが強いんだと思います。ちなみに初出場時は開幕試合に登場。我らが愛媛の今治西と対戦して9回表に逆転して勝利したんですよねー。
健大高崎が初回に先制した直後の2回表に報徳学園が満塁からの3者連続押し出しで逆転。4回にも報徳学園が追加点。報徳学園ペースで試合は進み、7回ウラ、健大高崎が1人走者を置いてセーフティバントをきっかけにチャンスを広げて1点返す。直後の8回表に今大会2本目となる本塁打で報徳学園が突き放す。取られたらそれ以上取り返す強さで報徳学園が勝利。先発全員出塁の快勝。
センバツでは2017年の勝利以来ということで、準決勝応援に行ったなあというのを思い出しました。ブラバンの超近いところで応援した懐かしい思い出です。
報徳学園の2回の得点の時は「あげホイ」(サンバデジャネイロ)が演奏されていました。「あげホイ」こと「あげあげホイホイ」は一時期大流行りしていましたねー。本家が報徳学園で流行らせたのが明石商だったか。何故か一部に嫌われていましたが、個人的には好きです。応援している人が楽しければいいのです。
健大高崎の小玉投手は秋は1試合2つの四死球という制球力のある投手とのことでしたが、この試合では6つ。報徳学園の盛田投手も4つあったので、四球が多い試合だったなと思います。
そしてやっと2本目の本塁打が出ました。去年みたいに2本目は1週目終わるまでは出ないんじゃないかと何となく思っていましたが、基本私の予想は外れます(笑)。
報徳学園7-2健大高崎
◾️第2試合:氷見×山梨学院
チームカラーが青同士の対戦。
初回に氷見が先制、適時打になった打球は好捕かと思ったけど惜しくもこぼれた。ウラの山梨学院の攻撃を三者凡退に抑えて、2回も氷見が攻めていたので氷見がいい感じになるかと思ったら、ウラに山梨学院が逆転。中盤、終盤にも1点ずつ追加し、氷見も9回表二死から二塁打でチャンスを掴むも山梨学院が抑えて勝利。山梨学院は初の2勝だとか。
山梨学院の林投手は四死球0。しかも初戦と同じ119数で完投。これもまたすごいね。
https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/player/2108314/top
氷見の初回に流れていた軽快な音楽がカッコよかったです。部員がマネージャー含めて20人ということでベンチ入りは17人。水色のユニフォームに赤のストッキングの色合いが好きです。
山梨学院の吉田監督は部長が長男さんということで監督・部長の親子でベンチ入りだったらしい。監督と選手はけっこう聞きますが、なかなか珍しい。
前回清峰について書いたような気がするのですが、こういうこともあるみたいですね。
【公式】輝け甲子園の星 編集部@koshienno_hoshi#山梨学院 の #吉田洸二 監督にとって #WBC優勝 は縁起が良い❔清峰を率いていた2006年春は準優勝、2009年春は優勝とWBCで日本が優勝した年のセンバツで好成績を収めています✨「ここまで来たら、そこにあやかりたい」と笑顔で話していました😉(馬)
2023年03月24日 14:42
初の2勝とか、そういうのって何かあったりすることもあるからねぇ。楽しみ。
21世紀枠は全チーム敗退しましたが、どのチームもしっかりしたチームで、あと一歩という感じでした。一昔前は弱いイメージもありましたが、最近はそんなこともないぞ!という力のあるチームが出ています。21世紀枠で一番上に行ったのは2009年の利府のベスト4かな?
あら、ここでもまた2009年の話が出ているなあ。
山梨学院4-1氷見
◾️第3試合:高知×履正社
履正社は創立100周年だそうです。城東だったかも120周年と言っていた気がする。松山商も120周年らしいです。
高知は今大会2戦目。2回ウラ、高知が失策と四球2つで無死満塁と攻め、スクイズ失敗で嫌な流れも暴投で先制点をもぎ取る。スクイズで空振りした西村投手に直後に代打を出す大胆な攻撃。代打の内田選手は登録変更でベンチ入りしたそうです。代打を出された西村投手は交代となり、初戦最終回を投げた平投手が登板。二死を取るものの失策で走者を出してしまい適時打で同点に追いつかれる。5回無死で走者を出したところで初戦で投打で活躍した辻井投手が登板。三塁まで走者を置きつつピンチを抑える。7回表に失策をきっかけに二死三塁まで走者を背負うも三振で抑える。凌いできた高知でしたが8回表、2連打から犠飛で勝ち越しを許す。これは履正社の流れ来ちゃったなと思ったそのウラ。点が動くと試合も動く。代打の井上選手がチーム初安打。履正社の好投してきた福田投手は四球出して交代。後を受けた増田投手も四球を出し、一死満塁。二死になるものの三番の高塚選手の2点適時打で逆転!
9回には二死一二塁のピンチを招くも最後は三飛(だったと思う)で試合終了。
履正社相手に高知が勝利!2安打での勝利です。
安打数より失策数の方が多いという。いいのよ、だってそれでも2点に抑えたんだから!素晴らしい試合でした。
四国勢が近畿勢に2勝です!しかも強豪校に!
9回の履正社の攻撃中は心臓バクバクで手も震えていました。去年も思ったけど、この試合でどちらが勝っても負けても私の人生には影響しないはずなのに、高校野球のパワーすごいわ(笑)。
高知の逆転の回の応援曲がレディーガガだったのですが、チャンステーマな勢い。
10年前からこの曲は使っていますが、すごくカッコいいんですよね。他で使っているチームはない気がする。なのでこの曲を聞くと高知だなって思います。
履正社のパパパパーは久しぶりに聞いた気がします。「履正社なんちゃらー(略)恐れるものはないー」と歌う応援は復活するかな?
福田投手は1安打で降板でしたが6四死球。今日は健大高崎の小玉投手も6四死球だったので、四球が多い日だった。
無安打で1-1の時は2020年の交流試合(「夏のセンバツ」とも言われるのかどうかは知らんけど)で明徳義塾が無安打で点を取ってリードしていて、鳥取城北に逆転されたけど、その後安打とかも出て逆転して勝った試合を思い出しました。
「本当はこんな試合(しんどい試合)したくない」という浜口監督の本音が面白かった。
高知3-2履正社
◆本日の結果