漢字は、まずは「読む」 | 小学生相談室

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小学校教員歴25年!いろいろな子どもやお母さんの相談に乗ってきました。子どもとお母さんの応援団でいたいと願っています。

漢字を読むことはできても、書くのが苦手・・・

 

そういう子、いますよね。

読むことに比べて書くことの方がハードルが高いので、それは当たり前です。

 

 

 

しかしですね・・・

 

漢字は、まずは「読む」ことが大事です。

「書く」のは、その後。

 

 

 

以下、小学校学習指導要領 国語より抜粋

(赤字は、私が勝手に色をつけたものです)

 

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・ 第1学年においては,別表の学年別漢字配当表(以下「学年別漢字配当表」という。)の

第1学年に配当されている漢字を読み,漸次書き,文や文章の中で使うこと。

 

・ 第2学年においては,学年別漢字配当表の第2学年までに配当されている漢字を読むこと。
また,第1学年に配当されている漢字を書き,文や文章の中で使うとともに,第2学年に配当されている漢字を漸次書き,文や文章の中で使うこと。

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おわかりですか?
 
 
 
 
つまり
「1年生は、1年生で習った漢字を読む。
そして、だんだんと書けるようにする。」
 
 
これが、目標なのです。
 
 
「2年生は、1年生の漢字を書き、2年生までに習った漢字を読む。
そして、だんだんと2年生の漢字を書けるようにする」
 
以下、6年生まで同様です。
 
 
 
漢字は、まずは読む!
 
「読みを先に学習することによって、漢字の理解や認識が深まる」
という検証結果も報告されています。
 
 
 
とは言え、漢字テストは「書く」テストが多いですよね。
それは、まあいわば「大は小を兼ねる」で。
書けるなら、読めるのは当たり前ですからね~。
 
個人的には、「読み」だけのテストがあってもいいと思っています。
 
 
 
 
 
漢字が苦手な子は、まずは読めるよう練習しましょう。
教科書の漢字が読めないようなら、おうちの方が教科書にルビを振ってもかまいません。
 
 
 
苦手な子のための、超おすすめ教材は、これ。
 

特に低学年、漢字の苦手な子、支援の必要な子に向いています。
 

私もずっと使っていましたが、その学習効果は絶大!
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