1+1=2
・・・に、疑問を持ったことはありますか?
どうやら、数学的には、その疑問アリらしいです。
数学教師の夫が、
「1+1は難しいんだよ」
と言って、一冊の本を手渡してくれました。
例えば・・・・
「方程式 2γ+1=7を解け」という問題の場合。
2γ=7-1
2γ=6
γ=3
この方程式のγは、すべて同じものを指していますよね。
では、「1+1」の
前の1と後の1が、同じものを指していたら?
例えば、1人+1人の場合。
1が、自分を表すとしたら
もう一つの1って、何だ?
自分のクローンか!?
てなことになるじゃありませんか
1人目+2人目=2人の綾波レイ・・・!?
これではおかしいので、こう考えます。
猫が1匹います。
そこへ、猫が1匹やってきました。
合わせて何匹になりましたか。
この問題では、前の猫と後から来た猫は、別の猫です。
1+1=2の、前の1と後の1は、別のものを表しています。
つまり1+1とは、
あの1+この1=2
なのです。
それが面倒なので、1+1=2と書いているのです。
ついでにいうと
あの1+この1+その1=3
あの1+この1+その1+かの1=4
ということになります
うーん、1+1も奥が深いなあ・・・
参考資料
「意味がわかれば数学の風景が見えてくる」 ペレ出版
野崎昭弘・何森仁・伊藤潤一・小沢健一 著
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