10歳の壁について書いています。
今日は、生活面について。
昔からよく
「中学年はギャングエイジ」
と言われていました。
3~4年生になると横のつながりを大事にし始め、
「先生より友達」
「親より友達」
になり、仲間とつるんで大人に対して反抗的になる
・・・と言われていました。
ところが、これも近年は変化しているようです。
中学年になっても、
先生の言うことをよく聞く子
友達よりも親と行動する子
が増えているように感じます。
私が教員を始めた頃に比べて、
子どもが大人しく、小粒になってきている感があります。
特に、高学年はそれが顕著です。
本来、10歳頃を境にして
「正論から本音へ」
のつきあいが必要になってくるものです。
低学年のうちは、正論が通用します。
「きまりを守ろうね」
「お友達に優しくしようね」
そして、先生や親の言うことは絶対です。
高学年では、正論は通用しません。
「そんなこと言っても」
「だって実際こうだし」
こういう場面が増えてきます。
担任としては、
「先生」だけではない素の自分、
まるごとの自分をぶつけて勝負する必要があります。
だから、高学年の担任は大変なんです。
建前が通用しませんからね。
でも、そこが面白いとも言えるのですが。
だから、反抗的になった・・というのは、成長している証拠です。
おうちでは面倒かもしれませんが、成長の一環と思っていただければ
ただし、以上に書いたことは、あくまで一般的な傾向です。
成長の様子は、子どもの個性によって、変わってきます。
いつまでも親と仲の良い子や
いつまでも言うことを聞く子も、いるかもしれません。
それが個性ならば、悪いことではないのです。
その子の個性を見てあげてくださいね
10歳の壁については、これにて終了~!
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