【わり算】クッキーをどう配ったらいいのか? | 小学生相談室

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小学校教員歴25年!いろいろな子どもやお母さんの相談に乗ってきました。子どもとお母さんの応援団でいたいと願っています。

3年生のわり算シリーズです。
最初の記事からどうぞ!

 

 

 

 

 



一つ分の大きさを知りたい場合

いくつ分を知りたい場合

わり算を使って計算することがわかりました。


 
では実際にどんな場面でわり算を使うのか、考えてみましょう。
 


スネ夫が、12枚の高級クッキーを持ってきました。
 
 
  
「あっ、4枚で1パックになってる。
ママが、4枚ずつラッピングしてくれたんだ。
せっかくだから、このまま配るよ」

 
 
 

12枚のクッキーがあります。
一人4枚ずつ配ると、何人に配れるでしょうか。
 


 
この場合、クッキーをラッピングのまま、配りますよね。
ですから、配り方はこうなります。
 
 
クッキークッキークッキークッキー         クッキークッキークッキークッキー           クッキークッキークッキークッキー
 

 

 

12÷4=3  

答えは3人になります。
 

 

 


 
「ぼくと、ジャイアンと、しずかちゃんと・・・あれ?もうないや」
 

 


「ええ~っ、ぼくの分はないの!?」
 
 


 
 
「スネ夫さん、それじゃあんまりよ。
一度ラッピングを解いてから、全員に配りましょう。
私がやるわ」

 
 
 
しずかちゃんが、配り直してくれることになりました。
 
 

12枚のクッキーがあります。
4人で同じ数ずつ分けると、一人分は何枚になるでしょうか。

 
「はい、武さん、はい、スネ夫さん、はい、のび太さん、それから私」
 

クッキー        クッキー        クッキー           クッキー
 
 
「また配るわよ。はい、武さん、はい、スネ夫さん・・・」
 
 
クッキークッキー         クッキークッキー        クッキークッキー         クッキークッキー
 
 
しずかちゃんは、こうやって1枚ずつ配っていきました。
 
 
クッキークッキークッキー       クッキークッキークッキー       クッキークッキークッキー       クッキークッキークッキー
 
 
「これでみんなに同じ数ずつ配れたわ。一人3枚ね」
 

 

 

12÷4=3  

答えは3枚になります。
 


配り方は違っても、どちらもわり算です。


  
お子さんにわり算を教えるときには、
このように、ブロックやおはじきなどを使って
わり算の意味をきちんと確認するといいですね。

 

 


ただし、こんなことをやるのは導入時だけです。
計算練習に入ったら、ひたすら九九!・・ですから。
 やっぱり九九はしっかり覚えておきましょうね。

 

わり算シリーズ、これにて終了!

 

 

 

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