独学合格のための個別指導をしています。
詳しくはこちらをどうぞ。
自分で誘っておいてなんですが、司法試験・予備試験の独学での合格は、かなり難しいです。
私の実体験に基づき、その理由を、いくつか挙げてみます。
1 学歴だけでは受からない
実際に司法試験に合格して、司法修習生になってみると、身の回りにはGMARCH出身の人がそれなりにたくさんいました。私は受験勉強当時、東大京大や一橋大、少なくとも早慶のレベルがないと合格は難しいのではないかと思っていました。ですから、その人たちの存在を知って、かなり驚きました。
それどころか、各大学のHPを見ると、日東駒専レベルでも合格しているようです。
私は決して、GMARCHや日東駒専の皆さんを馬鹿にしているのではありません。
むしろ逆で、実際に司法試験の合格までに相当苦労した者の一人として、その方々が本当に努力をしたのだなと思っていて、かなり尊敬しています。
何がいいたいかというと、司法試験が日本最難関の資格試験であることは間違いないが、「早慶ぐらいの地頭がないと絶対に受からない」という試験ではないということです。
学歴の高さ(地頭の良さ)は、合格のための決定的な要因ではないのです。
地頭の差は、気合と勉強法でカバーできる
ただ、地頭が良ければ試験に有利なのは当たり前です。
「地頭の良さなんて関係ない!」などと、きれいごとをいう気は全くありません。
合格者の中で、高学歴の人の割合が多いのも事実です。
このブログで書きたいのは、その差を本人の努力と工夫で埋めることができるということです。
この部分は、社会人も学生も同じです。
特に社会人は、勉強時間を十分に確保できません。
(私が週30時間の勉強時間を確保した方法はこちら。)
周りに「勉強してるぞ」ということができないので(詳しくはこちら)周囲の理解を得ることもできません。
でも、そうしたハンディは、努力と工夫で埋めることができるのです。
東大生でも、司法試験に落ちる人はかなりの割合でいます(4割ぐらいですかね)。
一方で、それなりのレベルの大学出身者でも、ストレートで合格する人がいます。
何が違うのかというと、率直に言って気合と勉強法です。
気合がないとまず無理
ストレートで合格する人は、やっぱり気合が違います。
これは、模試に参加して体感するし、受験指導をしているともっと感じます。
模試に参加すると、「俺は人生かけてんだ、近づくな!」というすごいオーラを発してる人と、友達とちゃらちゃらしてる人がいます。どちらが合格に近いかは、お察しのとおりです。
まず、気合がないと、合格は無理です。
なんとなく「合格したらすごいだろうな~」と思って、司法試験を甘く考え、親のすねをかじって高い授業料を予備校に払っても、本人に気合がないとまず挫折します。絶対に合格しません。
司法試験は、日本で最難関の資格試験です。
そんなに甘いものではありません。
では、「気合なら俺は十分だ」という場合は、あとは何が必要でしょうか。
そのうえで重要になるのが、やっぱり勉強の仕方です。
多くの受験生が、勉強の仕方で失敗し、時間をロスしてしまうのです。
今回はこのあたりで。
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