altさんのブログ -67ページ目

フィギュア界のニュースに徒然なるままに感想を書いてみる

今シーズンも色々あってシーズンオフ。
色々あるね…。

①ルスラン・ジガンシン引退
イリジガ引退ではなく、あくまでルスランのみの引退らしい。
怪我なのか、違う理由なのか、組み替えではなく引退というあたりが心配です。
オリンピックシーズン直前のこの時期に若すぎる引退は衝撃でした。
イリジガ、まだまだこれからだったのに…。
イリニフの色が強いけど、ルスランの色がこれから出てきたらもっとバランス良くなると思ったのに…残念です。
でもこの時期にルスランだけの引退ということは恐らく怪我が深刻なんでしょうか…。
続報待ってますが得られず。
なにかご存じのかた、情報くださったら幸いです。

②えみまり引退
正直、もしかしたらと1、2年前から感じておりました。
オリンピックシーズン前に…というのが残念ではあるけど、日本のアイスダンス枠は残念ながらまだ確保できていないですしね。
リード姉弟、かなくりとともに、日本ダンス界を引っ張ってきてくれたお二人。
お疲れさまでした。
全日本の演技を生で見られてよかった。
次の人生も素敵なものになりますように。

③ガチくん、ファリス復帰
嬉しいです。早くみたい。
ファリスくんはGPSもインみたいなので楽しみです!

④ダイス復活
やったね!
怪我は大丈夫だろうか。
素敵な演技を期待しています!

⑤チームココ、結婚
1月に入籍されていたようで。
おめでとうございます!
生で滑りをみて素敵な雰囲気を持つお二人に魅了されて応援しています。
これからの日本ダンスカップル楽しみだなーと思っていました。
なんとリアルカップルだったのですね。
これからのますますの躍進をお祈りしています!

⑥新採点方式
いまいちどういつことか理解できていないんですが、技術と芸術、それぞれで競う採点方式ということ?
どんな感じになるんだろう…。
うまくいけば、ベテラン離れに歯止めがかけられるかも?
でも両立された演技もみたいな。

⑦ミーシャの進退
GPS参戦!と歓喜していましたが、どうやら本人の気持ちはまだ決まっていないみたい?
オリンピックでミーシャがみたいけど、なかなか本人の気持ちとは違うのかもしれない。
連盟的にも出てほしいんだろうけど、こればかりは選手の気持ちが大切ですしね。

⑧4T-3T-3Loを跳ぶシェルバコワ選手
恐ロシア女子の時代は続く。
4Tだけでなく、まさかの三連最後に3Lo。
ヤグやプルも4T-3T-3Tではなかったかしら。
しかもメドは4Lz練習中なの…
すごすぎですね。
皆女子も高難度ジャンプを跳ぶ時代が来るのだろうか。

⑨オリンピックシーズン、曲発表早すぎ。そして今年は特に過去プログラムを持ってくる選手が多いのではないだろうか。
昌磨くんの発表の早さにはびっくり笑。
しかし冬、楽しみですね。
トゥーランドットはガラッと変えるのか、大元は変えずに手直しするのか。
かなり印象が強かった分、その印象を上回るプログラムに仕上げるのは相当大変だとは思うのですが、きっと越えてきてくれるはず。
魔法をかけるような振り付け部分は残してほしいな。

結弦くんはバラード一番。
素晴らしいプログラムですが、トータル3年目になるし、最後のシーズンかもしれないから、新しいものが見たかったな。
それか星降る夜のSP昇格版とか。
もちろんバラ1五輪にはぴったりだと思うし、好きなんですけどね。
衣装は帯をゴールドとかじゃなく、変えて欲しいなぁ。

ハビはやはりチャップリンきたかー。
フリーをSP版に。
キャラ的にぴったりなものをもってきたんでしょうね。
マラゲーニャ素晴らしかったけど、さすがに三年目だしな。

個人的には継続ならボーヤンのスパイダーマンこそふさわしいと思う。
ボーヤンの新境地を開いたハマりプロだと思うので。

パトリックはまた四季使うとか、オペラ座、アランフェスはないよね笑

アシュリーのhip hip chin chinは大正解では。
まさにアシュリーにしかできない曲調だと思うので。

ペンジンのタンゴがどうなるのか楽しみです。

⑩理華ちゃんの振り付けをミーシャが。
スッゴク楽しみです。
競技プロだったらなお嬉しい。
あっこちゃんのキダムとかも似合っていたけど、がらっと雰囲気が変わるのではと新しい理華ちゃんが見られる気がするから楽しみです。

⑪GPS初戦がロステレコム。
最終戦がSA。なんか違和感な順番。
初戦からネイサンと結弦くんですか。
男子は上位陣が結構きれいに別れてますね。
個人的には、五輪シーズンにネイサンがどれだけハマりプロと当たりプロを持ってこられるかが大きな鍵だと思っています。

アリエフ、ジョウ、ジュンファンシニアデビューしてくるし、楽しみ。

女子は中国杯、めっちゃ楽しくないですか?
顔ぶれ豪華。

N杯、テサモエ、カペラノ、シニカツ、ハベダノ来るんですってよ。
やっぱりイリジガの名前はない。
イリニフの名前もない。
どうなるんだろう…。

コス、ツルスカヤ、メドも。
レオノワちゃんの名前を見てホッ。

スイハン、セガビロ、ストクリ、シメクニ(あ、今はクニクニか)も!

男子も豪華メンバー!
パトリック、ブレジナ、ビチェンコ、ダイス、結弦くん、ラトデニくん、アリエフ、ヴォロノフ、ジェイソン、リッポン、ファリス…見たい!
TBDは誰が入るのか。
草太くん入ったりするのかな。怪我の具合はどうなんだろう。
結弦くんとオリンピック出たい!そしたらチャンスは平昌しかない!と本人がいっていたので、このシーズンに挑戦できるぐらいの体調が回復していたらなと思うんですが。

⑫真央ちゃん、プルシェンコ、佳菜子ちゃんの引退
これは大きかったですね。
なんとなく予想はしていても、ひとつの時代というか歴史の終わりと新しい時代への移り変わりを感じた。
真央ちゃんは特別推薦で全日本に出た頃から見ていたし、たくさんの素晴らしい演技や競技人生をずっと見てきた。
ジュニアでチャンピオンになってから、予想と期待通りにシニアでも世界トップ選手にかけ上がったところも、思った以上に苦戦した時期も、素晴らしすぎる選手なのに、残念ながらオリンピックの金メダルだけは縁がなかったことも。
素敵な演技はたくさんあれど、一番心に残っている演技をあげるとしたら、やっぱりソチフリーとさいたまワールドのSPでしょうか。
記録より記憶に残るソチフリーと、競技人生最高のさいたまSP。
長く現役を続けてくれたお陰で、スケーターとしての完成形まで見せてもらえた気がします。
レジェンド。

幼い真央ちゃんにひっついてたさらに幼い子。後に佳菜子ちゃんと判明した時、あージャンピンジャックで元気はつらつなこの子があの時の小さい子だったんだな~ジュニアチャンピオンにもなってシニアにも上がってこんなに成長したんだな~とか感慨深かった。
当時W優勝した結弦くんより佳菜子ちゃんの方がマスコミには注目されてましたね。
同じ年の二人、男子と女子ではピーク年齢も違うとはいえ、あのときの二人が片や続行、片や引退と寂しく感じます。

プルシェンコに至っては、ヤグプル対決の頃から全盛期も見てきたし、男子を見るようになったのはヤグプル時代がきっかけだし。
まさにレジェンドであり、フィギュア界の皇帝。
しかし今やすっかり貫禄の皇帝オーラですが、少年の頃は王子とか貴公子って感じだったり。
ゴールド手袋や肉襦袢や、ヤグに勝つために1、二ヶ月で用意したやけくそカルメンとか。
あの独特のプルのステップ、ビールマン。
ぶつ切りプルグラム。
誰も寄せ付けなかったトリノ。
伝説のニジンスキー。

ああ、さらに長くなるからやめとこう。

女子の一つの大きな時代が終わった。

浅田真央選手、引退発表。
来シーズン、続けてくれたら、と思っていたし、最後の演技は真央ちゃんの最高の演技であって欲しいと祈っていました。

でも真央ちゃんが自分で決めたこと。

日本のみならず、世界のレジェンドがまた一人引退。

初めて推薦で出ていた全日本。
あの時に、ずっと見たかった噂の浅田姉妹を初めて浅田姉妹を見ました。
満知子コーチの秘蔵っ子。

3-3-3跳んじゃうし、3A跳んじゃうし。
ビールマンもお手のもの。
全てが出来てしまう天才が日本に現れたと思いました。

トリノにギリギリ出られないのがもったいないぐらいの逸材。
でも将来のチャンピオンだと思いました。

天真爛漫なジュニア時代、シニアに上がっても大躍進、アメリカのアルトゥニアンコーチの元でステップからの3Aに挑んだり、タラソワコーチの元で素晴らしいステップと芸術性を身につけたり、佐藤コーチの元でジャンプの見直しをはかったり。

いつしかしっとり大人の演技が似合う素敵な女性になっていました。

涙のワールド2位、3A踏切前に転倒しつつも初優勝、素晴らしかったGPFの仮面舞踏会、ギネス認定はされつつも悔しいバンクーバーの銀メダル、二回目のワールドチャンピオン、万全で迎えたソチのSPの悲劇、感動のフリー。
そして世界最高点をたたき出した、現役最高のSP、3度目のワールドチャンピオン。
休養後の素晴らしい蝶々夫人。ボストンワールドの演技はとても美しかった。

真央ちゃんのどこを切り取っても美しいポジションや動作が好き。
演技もプログラムも好きなものばかり。
ラベンダーも、ノクターンも、仮面舞踏会も、ジュピターも、ポル・ウナ・カベサ、バラ1(私は白い賞のバージョンの方が好き)…好きなプログラムはたくさん。

真央ちゃんのブログのコメント、率直な気持ちだろうなと思います。
本人の気持ちは本人にしか分からないけど、それでもずっと見てきたからこそ、復帰後真央ちゃんが苦しんでいたのは分かります。
全日本のあの演技後の表情も。

怪我で調子が上がらず、本来の力を出し切れない中、ギリギリの精神状態できていたのだろうと思いますし、子供の頃から注目され、長年エースとしてトップレベルで走り続けた真央ちゃんだからこそ、抱えてきたもの、背負ってきたものは大きかったと思います。

どんな言葉を尽くしても足りないけれど、今までたくさんの感動と夢と希望、素敵な演技を届けてくれてありがとう。
心からの敬意と感謝をこめて。
本当に長い間お疲れさまでした。

「浅田真央からは逃れられない」
以前、真央ちゃんが某番組で言った言葉。

大きすぎる荷物をおろして、大きすぎるプレッシャーから真央ちゃんが解放されますように。

第二の人生も真央ちゃんなら素晴らしいものになるはず。

ヘルシンキワールド男子

やば。やば。やば。
なんだこの白熱の戦い。
めちゃくちゃ面白かった!

まずSPは神演技連発。
優勝候補の結弦くんとネイサンにまさかのミスがでたものの、神演技連発!ですごかった。

ミーシャの胸熱演技に、コリヤダくんの勢い、6分間で足を痛めつつのミス一つで抑えた気迫のコフトゥン、パトリックの極上の完成度のプログラムで100点クラブ入会、冬期アジアから続くボーヤンのノーミス演技、昌磨くんのひきこまれるラヴェンダー、ハビの完成度の高いマラゲーニャ、あの展開の中でクワドレスで90点台に乗せたジェイソンの素晴らしい演技。
9位まで90点代ですってよ。

うわーっと興奮してたら、フリーでもまたドラマが!
ミーシャの素晴らしく美しい演技に、艶っぽさが増した刑事くん、ジェイソンの見せてくれる演技。

結弦くんの今シーズン一番のホープアンドレガシーで世界記録更新。
完璧で美しかった。
神がかってました。
素晴らしかったです。

ネイサンはミスが出たけど、ジャンプ増やして攻めきったところが胸熱。

ボーヤンは二つプログラムを揃えたのが!
表現面も伸びてきていると思うので、PCSが上がってくると良いな。

パトリックはミスが出つつも、やはり完成度や一つ一つの技の技術、スケーティング、どれをとっても美しい。

昌磨くんはミスは出れども、良い集中で、魅せてくれました。
すごい点数に喜びのキスクラ。美穂子先生の喜びっぷりが可愛かった。

ハビはこの展開での最終滑走はキツかったと思う。
ジャンプは乱れたけど、やはりこなれた感じとプログラムの完成度が高い。

しかしなんともハイレベルな戦いでした。

去年の金メダルの得点をとっても、ギリギリ台乗りできるかどうかなのね…。

もし来年、4A含めた全種のクワド跳ぶ選手がシニアに上がってきたとしても驚かないかもしれない。

ここ二年の男子のジャンプレベルの上がり方は、いくつかの時代を一気に通り越したぐらいの進化なので。

佐野さんが言ったトータル350はさすがに来年とは行かないと思うけど、すごい時代であることは間違いないわけで。

結弦くんのSPミスはあれど、昌磨くんはエッジエラーさえなければ優勝だったんですね。
結弦くんももう一人飛び抜けとはいられない時代。
ミスさえなければ結弦くんに勝てる選手はまだいないとは思うけど。

ネイサンはさらに構成あげてくるんじゃないかしらーとか思ってたりします。
でもこれ以上ってどんななんだ。

ハビのマラゲーニャ、昌磨くんのピアソラ、ボーヤンのスパイダーマン、ハン・ヤンの二枚目プロ、ペンジンのコミカルSP、結弦くんのエキシビ…もう見納めかあと思うと寂しいわ。
でも国別で見られるかな。