普段何気なく使っているメールですが、多くの方がメールの仕組みを理解しないで利用していると思います。

そのためには、インターネットやコンピュータについて、しっかりとした知識を身に付けて情報セキュリティについての適切な対策をしましょう。

メール送受信の仕組みを知っていれば、新しいメールアカウントを設定するときに役立てることができます。

メールの送信や受信はパソコンやスマホが直接行うのではなくて、全てメールサーバーが行います。

パソコンやスマホはメールを送信する指示をメールサーバーに送ったり、メールサーバーにあるメールをダウンロードしたり表示しているだけです。

まず Webメールとは、edge や Google Chrome などをインターネットを閲覧するソフトで、インターネット上からユーザーIDとパスワードを入力して、直接メールサーバーの中のメールを閲覧することやメール送信をすることを言います。

Gmail や Yahooメールなどを利用している場合は Webメールを使うケースがおおいです。
 
例えば、Gmail で Webメールを利用する場合はインターネットから Gmail を検索して、自分のgoogle IDとパスワードを入力することによって、メールサーバーの中のデータを閲覧することができます。

この表示が webメールでメールサーバー内の受信トレイを見ている状態になります。

Web上でメールの削除や移動を行うことができます。

Webメール上でメールの操作を行うとメールサーバー内のデータを直接操作していることになります。

メールの削除を行うとメールサーバー内からメールを削除することができますし、メールを別のフォルダに移動するとメールサーバー内でもメールが別のフォルダに移動されます。

また Gmail の場合は作成をクリックすることで、新規メールを作成することができます。

宛て先のメールアドレスや件名、本文を入力して送信をクリックすることで、メールサーバーから相手先に直接メールを送信することができます。

当たり前のこと言ってるのと思ってる方がほとんどだと思いますが、次に説明する Outlook のメーラーからメールを送受信する仕組みを理解する上では重要なので、Webメールはメールサーバー内のメール直接操作するということをよく覚えといてください。

また先ほどは Gmail の webメールの説明しましたが、Yahooメールやその他の Webメールでも、ユーザーIDやパスワードを入力することによって、メールサーバー内のデータを閲覧することができます。

OCN や Plala などのプロバイダーも Webメールがあって、それぞれのプロバイダーによって、Webメールの表示形式は異なります。

受信メールの表示形式やメールを送信するときの表示画面は違いますが、メールサーバーのメールを直接見ている、メールサーバーから直接メールを送るということに関しては変わりはありません。

またインターネット閲覧ソフトで各社メールサーバーにログインするので、インターネットに接続されているパソコンであれば、どのパソコンでもログインすることが可能になります。

次にメーラーを使ったメールを受信する仕組みを説明します。

まずメーラーとはメールの送受信を行うソフトのことを言います。

Microsoft の Officeソフトでは Outlook があります。

少し前は Liveメールも使ってる方も多かったと思います。

その他にも、Windows 10 標準で使えるメールアプリや無料で使えるサンダーバードもメール送受信を行うソフトなのでメーラーと呼びます。

このメーラーはメールサーバーにメールを送信する指示を送ったり、メールのダウンロードを行うことが出来ます。

先ほど説明した Webメールはメールサーバーに受信したメールを直接閲覧しにいったり、直接メール送信を行っていたのに対して、メーラーはメールを送受信する指示をメールサーバーに送ることができます。

そのため、設定を行っていないメールを起動するとメールサーバーの宛先やログインID やパスワードを入力する必要があります。

受信メールサーバーや送信メールサーバーのアドレス、受信メールサーバーや送信メールサーバーにログオン時のアカウント名、パスワードを設定することで、メーラーを起動した時にメールサーバーにログインして、メールサーバーにあるメールをダウンロードすることができたり、メールの送受信を行うことができます。

よくパソコンやスマホが直接メールの送信や受信を行っていると勘違いされてる方がいますが、あくまでパソコンやスマホはメールの送受信の指示をメールサーバーに送っているだけになります。

例外はありますが、ほとんどの場合メーラーはインターネット上のメールサーバーにメールの送受信の指示を送っています。

インターネット上にメールサーバーがあるので同じメールアドレスでも、複数のパソコンやスマホなどに同じメールサーバーやログイン ID パスワードの設定を行うと同じメールアドレスでメールの送受信ができるようになります。

以上がメーラーでメールの送受信を行う仕組みです。

次に Outlook などのメールでメールを受信する POPとIMAP の違いを説明します。

Outlook などのメーラーでメールサーバーにメールを送信指示をするときは、SMAPという仕組みでメールを送信します。

そして、メールサーバーにあるメールをダウンロード指示をするときは、POP3かIMAPという仕組みをメールをダウンロードします。

まず、POP3の説明をします。POP3はメールサーバーにあるメールのデータを見て、パソコンの Outlookなどのメーラーにすでにダウンロードされているメールと比較してメーラーにないメールデーターをダウンロードしてパソコンに保存します。

そして、メールのダウンロードが完了したら、一定期間より前のメールデーターを削除するようにメールサーバーに指示を送ります。

そのため、メールサーバー内のデータは一定期間内しか残らないので、メールサーバーの容量がいっぱいになるということはありません。

また Outlookなどのメーラーでメールの削除やメールに移動を行った場合は、パソコン上に保存しているメールを削除や移動を行っているだけなのでメールサーバー上のデータを削除や移動するわけではありません。

そのため、メーラーで削除したデータはメールサーバー上では残っているので、Webメールでメールサーバー内を確認するとメーラーで削除したメールのデータを見ることができます。

また複数のパソコンで同じメールアドレスを POP設定している場合は注意点があります。

先ほど新規メールのダウンロードが完了した後にメールサーバー内のデータを一定期間より前のメールデータを削除すると説明しましたが、この一定期間はメーラーの設定で変更が可能です。

Outlookの場合は標準の設定では14日以前のメールデータは削除するように設定されています。

片方のパソコンで毎日 Outlookなどのメーラーでメールを見て、もう片方のパソコンはたまにしかメールを見ない場所を想定します。

毎日メールを見るパソコンでは毎日メールサーバーからメールのデータをダウンロードして、14日以前のメールを削除する指示をメールサーバーに送ります。

13日後に毎日メールを見るパソコンでメールをの受信を行ったときも14日以前のメールを削除する指示をメールサーバーに送ります。

この状態でメールをたまにしか見ないパソコンでメーラーでメールを受信した場合は問題なくすべてのメールを受信することができます。

次の日に毎日起動するメーラーを起動すると新規メールを受信後に14日以前のメールサーバーのメールを削除するように指示が送られます。

さらにここから14日後に毎日使うメーラーが起動したときに新規メールを起動後にたまに起動するメーラーが受信していない、14日以前のメールがメールサーバーから削除されてしまいます。

この状態でたまに使うメーラーを起動すると受信されないメールが出てきます。

複数のパソコンで同じメールアドレスを使っている方で、片方のパソコンがたまに受信されないメールがある方は、このような POP受信の仕組みで受信されないメールが出てきてしまいます。

メールサーバー上のメール削除日数の設定を伸ばしたり、メールサーバー上のメールを削除しない設定にするとこのようなトラブルを防げます。

また、複数の機器で同じメールアドレスを POPで設定している場合はメールのフォルダ移動や既読、未読は操作した機器でしか反映されません。

さらに送信メールに関してもメール送信した機器でしか送信したメールデータが保存されません。

複数の効きで同じメールアドレスを設定している場合はどちらで送ったかを覚えておきましょう。

次にIMAPの説明を行います。

IMAPの仕組みはメールサーバーにあるデータと同期を行います。

Webメールはメールサーバーに直接アクセスして受信したメールで表示させていましたが、IMAPはメールサーバー上にあるデータとメーラーを同期するのでWebメールと同じ内容が表示されます。

Outlookなどのメーラーでメーラーの既読を行うとメールサーバー上のメールも既読になります。

同様にメーラーでフォルダの移動を行うとメールサーバー上のメールもフォルダの移動が行われます。

メーラーでメールの削除を行うとメールサーバー側でもメールが削除されます。

設定にもよりますが、過去のメールデータに関してはメールサーバー上でしか保存していないので、ネットに接続していな環境だと、過去のメールが表示されない場合もあります。

IMAPの場合は複数の機器で同じメールアドレスを設定している場合、メールを既読したり、フォルダの移動を行った場合はメールサーバー上でも既読、フォルダ移動がされるので他の機器でもメールが既読の状態になったり、フォルダの移動がされた状態で表示されます。

また送信メールに関しても、メール送信済みトレイもメールサーバーと同期されるので、他の機器で送信したメールも確認することができます。

POPの受信と比べると複数のパソコンで利用しても仕組みが簡単なので理解しやすいと思います。

IMAPにも注意点があります。

先ほど説明したように、IMAPはメールサーバーのメールと同期を行います。

メールサーバの保存容量は無限ではありません。

プロバイダーや Gmail、レンタルサーバーも保存できる容量が決められているので長期間 IMAPで利用しているといずれメールサーバーの空容量がなくなりメールの整理をする必要があります。

また、メールサーバーに何らかの障害が発生してメールサーバーのデータが削除された場合はある日突然メールのデータがすべてなくなることもあります。

よくあるメールの消失は、パソコン入れ替え時に誤って POPの設定で14日以前のメールを削除する設定を行った場合はメールサーバー上の受信データが削除されて、スマホなどの機器で設定していたメールが表示されなくなったなどあります。

このようにPOPとIMAPではメールを受信する仕組みが異なるので使い方によって設定をしてみてください。

次に POPとIMAPのメリットデメリットを説明します。

先ほども説明したように、 POP 受信の場合はメールサーバーからメールをダウンロードしてパソコン上に、一定期間より前のメールをメールサーバーから削除するのでメールサーバーにの容量を気にせずに利用できること。

メールサーバにトラブルが発生してもパソコンにデータが残っていること。

過去のメールもネットに接続していなくても閲覧可能なこと。

複数の端末で同じアドレス設定時にそれぞれにメールが受信されるので、それぞれ保存運用が行えることがあげられます。

デメリットとして、新規パソコンにメール設定を行う場合は、データ移行をしなくてはならないこと。

パソコン故障時にメールサーバーにデータがないので、メールの復旧ができないこと。

同じメールアドレスを複数の端末で利用する時に、サーバーのメール削除設定を適切に行わないとならないことがあげられます。

次に IMAP のメリットとデメリットについて説明します。

IMAP の場合はメールサーバーと同期を行うのでパソコンの容量を節約できること。

複数の端末でフォルダ管理や未読記録など一元管理が行えること。

新規パソコンにメールの設定時に初期設定のみでデータ移行が必要ないこと。

パソコンが壊れてもメールサーバーにデータが残っているのでパソコン故障時にメールを消失しないこと上げられます。

デメリットとして、ネットに接続されていないと過去のメールが閲覧できないこと。

メールサーバーの容量が圧迫されるとメールデータを整理しなければならないこと。

メールサーバーにトラブルやヒュウマンエラー時にデータ消失の可能性があることがあげられます。

POP  IMAP メリットデメリットがありますが、メールを運用した時のことを考えて適切な受信方法で設定していきましょう。
 

 

 

 

 

 

迷惑メールが届いてしまう原因とその対策方法についてお話していきたいと思います。

日常生活に欠かせないパソコン、スマホで迷惑メールに悩まされた経験のある方は多いのではないでしょうか。

参考にしてみて下さい。

まずは一つ目、迷惑メールが届いてしまう原因です。

原因1.個人のメールアドレス収集目的のサービスに登録した。

例えば懸賞サイトの中には、個人の情報を収集目的とした悪意のある業者がまれに存在します。

そのようなサイトにうっかりメールアドレスを登録してしまうと迷惑メール送信業者に流れてしまい、迷惑メールが急増する可能性があります。

原因2.  SNS やネット上にメールアドレスを公開している。

SNS やネット上に公開しているメールアドレスは、迷惑メール業者に見つかってしまうと迷惑メールが届いてしまう可能性があります。

原因3.ウイルスに感染してアドレスが漏れてしまった。

問題のアプリや不審なサイトにアクセスした場合にウイルスに感染することがあります。

そうなると個人の情報が収集されて、迷惑メールが届く可能性があります。

原因4.様々な業者にメールアドレスが知られてしまい、迷惑メールのターゲットとなっている。

サイトの会員になるときに、ネット上で第三者提供に関する同意をしている場合はこのケースが該当する場合が多いです。

第三者提供に関する同意とは、会員になるときに他の業者にも自分の情報を提供しますよと言う同意で、何かの会員登録をする際にネット上で、長い文章が表示され「同意」を行っていると思いますが、その中に第三者提供の同意の文章があれば要注意です。

原因5.ランダムの宛先に送ったメールがたまたま届いた。

迷惑メール業者がアドレスを予測し、迷惑メールを無作為に送っている場合があります。特にシンプルなメールアドレスにしている方は注意して下さい。

以上が迷惑メールが届いてしまう原因です。

それでは次に迷惑メールの手口を紹介します。

手口1.お金儲けのメール。

何もせず月収100万円儲かりますやおめでとうございます、あなたは抽選の結果3億円が当選しました。他には老後の資金を援助しますなどの文言でメールが送られてきます。

この場合、名前、連絡先、口座番号や暗証番号などを求められ、入力すると情報が取られます。特に何もせずに儲かるといった情報商材を高額で売りつけられるケースが増えています。

手口2.不安を煽るメール。

不安を煽るメールは一瞬ドキッとします。

 

例えば、重要なお知らせです。お客様がご契約いただいている電話回線契約にて、違反が発覚したため本日中に回線を停止しますなど、緊急を要するような文章で冷静な判断をしにくいメールです。

名前、連絡先、その他情報などを求められ入力すると情報が取られます。

手口3.架空請求メール。

架空請求メールは届いた経験のある方も多いと思います。

例えば、利用料金に未払いがあります、お支払い期限を過ぎた利用料金がありますご確認くださいなど。

 

そんなはずがないと思いながらも一瞬もしかしたらと思ってしまいます。

リンクを押すと何日以内に振り込まないと裁判になるなど、法的措置を取ろうとするような表示が出て金銭を騙し取ろうとします。

手口4.なりすましメール。

なりすましメールは、最近多い手口です。

例としては、お客様宛にお荷物をお届けにあがりましたが不在の為持ち帰りました、配送物は下記よりご確認くださいなど思わずリンク押してをしまいそうになる巧妙な迷惑メールが増えています。

このようなケースでも個人情報が取られる場合があります。

以上が迷惑メールの手口です。

続いて迷惑メールを放置した場合のデメリットです。

デメリット1.迷惑メールは削除しないとずっと受信ボックスに溜まっているので、うっかり操作ミスで迷惑メールを押してしまい、個人情報が取られる可能性があります。

デメリット2.迷惑メールが数分に1回ぐらいで届いて大切なメールを見逃してしまう。

デメリット3.大量の迷惑メールが届いてギガを消費してしまったり、電池の減りの原因になる。

 

以上が迷惑メールを放置した場合のデメリットです。

続いて迷惑メールを受信した時にやってはいけないことです。

1.本文内のリンクを押す。

2.添付ファイルを開く。

3.メールの指示に従う。

4.メールに返信する。

これらには気をつけましょう。

最後に迷惑メールの対策方法を紹介します。

1.怪しいメールが開かない。

2.万が一メールを開いても本文中のリンクを押さない。

3.絶対にメールに返信しない。

4.届いたメールを安易に信用しない。

5.フィルタリングサービスを利用する。

補足ですが各携帯会社のメールアドレスを利用している場合は迷惑メールの設定が可能です。

また最近格安 SIM に変更して、Gmail のアドレスを利用されているといった方でも迷惑メールの設定ができます。

ちなみに Gmail は迷惑メールの設定をしていなくても、迷惑メールホルダーに迷惑メールが自動で振り分けられるようになっています。

そのメールボックスに入ると迷惑メールがなぜ振り分けられたかも教えてくれます。

Gmail は優秀なメールですがそれでも気になる方は対策を打ったほうがいいです。

6.迷惑メール対策アプリを使う。

スマホには迷惑メール対策になるセキュリティアプリがあります。

代表的なものはノートンやウイルスバスターです。

心配の方はセキュリティアプリを入れることで対策を強化できます。

7.メールアドレスを変える。

メールアドレスを変えるのは最後の手段です。

メールアドレスを変えてしまうと会員サイトに登録しているアドレスを一つ一つ変えていかないといけないので注意が必要です。

またメールアドレスを変更する場合はなるべく長めのアドレスで第三者に想定されにくいものにしましょう。

迷惑メールが届きやすいような利用していないか。

迷惑メールが入ってきた場合の適切な対応など、普段から迷惑メールに対して意識していれば、個人の情報が不正利用されるの未然に防ぐことが出来ます。

また不安をあおるような迷惑メールが届いた時には落ち着いて冷静な判断をしましょう。

 

リンクは便利な機能でありますが、関連ニュースや資料出典など情報を閲覧するなら問題はないです。

 

しかし、個人情報やクレジットカード情報等の入力が必要な場合には、リンクを使わないでください。

 

ひと手間かけて、オフィシャルサイトにアクセスし直すべきです。また、自分で登録したお気に入りからアクセスしてください。

 

 

 

多くの人は失敗を避けるから最終的に失敗します。

あるいは失敗を考慮しないから最終的に失敗します。

あなたが独立したり副業を始めると必ずと言っていいほど失敗を経験します。

でもこれは成功するために必要なことなのです。

最終的に成功する人と成功できない人との大きな違いは、成功する人は致命的なダメージを得ないように小さく失敗しているということです。

これはリスクを管理するという考え方です。

失敗というのは次のようにイメージすると分かりやすいかもしれません。

袋に10個の玉が入っています。

10個の玉のうち成功の玉が1個入っているとします。

あなたは一つの玉を取り出すときに、ゲームの主催者にお金を払います。

さてどうすれば確実に成功の玉を手に入れられるでしょうか。

時間をかけて10個の玉全部を袋から取り出すことができれば必ず誰でも成功を手にできます。

この場合のポイントは途中で諦めて止めないことと、ゲームに参加するための手持ち資金を無くさないことです。

ここで理解してしなくてはいけないことは、確実に成功を手に入れるためのポイントは負けを避けるのではなく、管理しながらひとつずつの失敗を消していくことだということです。

失敗を一つずつ消していくその先に成功があるのです。

実際に成功は何番目に来るのか誰にも分かりません。

もしかすると3回目かもしれませんし、6回目かもしれません。10回目かもしれません。

そして失敗はいくつあるのか誰にも分かりません。

だから、そこまでに辿り着くために、致命的なダメージを負うような失敗はしてはいけないのです。

これは企業が行うテストマーケティングと原理は同じです。


ゴルフが上手くなりたい時には、ゴルフの上手な人をお手本にします。

ピアノを上手に弾けるようになるためには、ピアノの上手な人から習います。

当たり前のことです。

わざわざゴルフの下手な人やピアノの下手な人を見習ったり、教えを得様とはしないはずです。

ビジネスでも経営を軌道に乗せ、多くの年収を手に入れている人というのは極めて少ないはずです。

ほとんどの人はビジネスで成功もしていないし、投資で成功もしていないし、起業で成功もしていない。

つまり、あなたの周りにはお手本となる人が極めて少ないということをまず理解してください。

もう一つ理解して欲しいことがあります。

それはあなたは起業もしていないし、黒字も出ていないし、収入も多くない、圧倒的な多数派から強い影響を受け続けているということです。

今のあなたは、起業して経営を軌道に乗せよう、人生を豊かにしよう、お金持ちになろうと思っているはずです。

でも、実際にはあなたは企業もしていないし、経済的に成功もしていない人から影響を受け続けているのです。

同じ言葉やメッセージや態度を繰り返し反復することは相手を洗脳する方法のひとつです。

繰り返し同じ考えやメッセージを与えることは強い影響力を持ちます。

お金持ちでも成功者でもない大勢の人たちの言葉、態度、考え方、行動パターンはあなたに起業をさせない、経営を軌道に乗せない、成功させないことを洗脳しているのと同じことです。

人と同じことをやっていては成功できないとか、皆が賛成したらそれは慎重にという言葉があります。

また、相場の格言にも「人の行く裏に道あり、花の山」というのもあります。

これらは全て世の中に存在する多数派の考えと同じ考え方、同じ行動をしていては成功することができないということを意味しています。

つまりあなたが成功したいのなら、多くの人が考えることとは違うことを考えなくてはいけません。

多くの人がやることと違うことをやらなければならないということです。

これは多くの場合、非常識であることを意味します。


もっとお金があったら、もっと協力者がいれば、もっと有能な社員がいれば、もっと能力があれば、もっと人脈があればビジネスは成功するでしょうか。

今よりも、もっとお金ができても、成功する人と失敗する人は必ずいます。

今よりももっと協力者がいても、成功する人と失敗する人は必ずいます。

今よりももっと有能な社員がいても、成功する会社と失敗する会社は必ずあります。

優秀な人が全て成功しているわけではありません。

優秀でも失敗している人はいっぱいいます。

だから、今よりももっと能力があっても、成功する人と失敗する人は必ず出てきます。

人脈についても同じです。

逆にお金がなくても成功する人はいます。

協力者がいなくても成功する人はいます。

学歴がなくても成功する人はいます。

つまり、今の自分にないものを探し続けても成功することはできないということです。

もっと何々があれば成功するのにと自分にないものを探し続けるからいつまでたっても成功はしないのです。

出来事に対してルーズな考え方と行動をする人は、大きな出来事に遭遇した時にもルーズな考え方と行動をとります。

出来事に真剣に取り組めない人は、大きな出来事に真面目に取り組めるはずがありません。

いざ本番となったら俺がちゃんとやるという人がいますがそう思っている人は本人だけです。

練習でできないことは試合ではできません。

人生という大きな流れの中ではその人の本性としてどんな場面でも現れます。

私は何事にも到達地点と期日を明確に決めるようにしています。

この二つが決まっていれば、必ず目的地に立つことができると思います。

どこに行くのか、何時までに行くのかが決まっていなければどこにも行きようがありませんし、出発もできません。

目的地を定めず、目的なしに歩き出し、時期も定めずに歩き続け、道の途中で経験する様々な出来事から学び成長するというのもひとつの生き方だとは思いますが、起業するからには人生の到達したい目的地や時期があるはずです。

手に入れたいものがある場合には到達地点と期日の明確化が必要です。

何をするにしてもどんな些細なことであろうと目標と期限を決めてから動き出すようにしてみてください。

例えば、午前中に処理する仕事がある場合にも、その仕事の目的は何か、いつまでにどこまで処理するのか、何時から休憩するのかを決めてください。

それから実際に仕事に取り掛かります。

そしてその通りに行動します。

本を読む場合にでも、まず読む目的と完了時間を決めてください。

それから本を読み始めます。

これを習慣化すると自分の人生において何事も無目的、無期限で物事を処理することができなくなります。

そして自分の人生と時間を自分でコントロールしてることに気がつきます。

これが習慣化されると必ず目的は自分の力で実現できるようになります。

夢を実現できない人は、目的、目標が曖昧で実現期日を明確にしていないので夢を実現できません。