迷惑メールが届いてしまう原因とその対策方法についてお話していきたいと思います。
日常生活に欠かせないパソコン、スマホで迷惑メールに悩まされた経験のある方は多いのではないでしょうか。
参考にしてみて下さい。
まずは一つ目、迷惑メールが届いてしまう原因です。
原因1.個人のメールアドレス収集目的のサービスに登録した。
例えば懸賞サイトの中には、個人の情報を収集目的とした悪意のある業者がまれに存在します。
そのようなサイトにうっかりメールアドレスを登録してしまうと迷惑メール送信業者に流れてしまい、迷惑メールが急増する可能性があります。
原因2. SNS やネット上にメールアドレスを公開している。
SNS やネット上に公開しているメールアドレスは、迷惑メール業者に見つかってしまうと迷惑メールが届いてしまう可能性があります。
原因3.ウイルスに感染してアドレスが漏れてしまった。
問題のアプリや不審なサイトにアクセスした場合にウイルスに感染することがあります。
そうなると個人の情報が収集されて、迷惑メールが届く可能性があります。
原因4.様々な業者にメールアドレスが知られてしまい、迷惑メールのターゲットとなっている。
サイトの会員になるときに、ネット上で第三者提供に関する同意をしている場合はこのケースが該当する場合が多いです。
第三者提供に関する同意とは、会員になるときに他の業者にも自分の情報を提供しますよと言う同意で、何かの会員登録をする際にネット上で、長い文章が表示され「同意」を行っていると思いますが、その中に第三者提供の同意の文章があれば要注意です。
原因5.ランダムの宛先に送ったメールがたまたま届いた。
迷惑メール業者がアドレスを予測し、迷惑メールを無作為に送っている場合があります。特にシンプルなメールアドレスにしている方は注意して下さい。
以上が迷惑メールが届いてしまう原因です。
それでは次に迷惑メールの手口を紹介します。
手口1.お金儲けのメール。
何もせず月収100万円儲かりますやおめでとうございます、あなたは抽選の結果3億円が当選しました。他には老後の資金を援助しますなどの文言でメールが送られてきます。
この場合、名前、連絡先、口座番号や暗証番号などを求められ、入力すると情報が取られます。特に何もせずに儲かるといった情報商材を高額で売りつけられるケースが増えています。
手口2.不安を煽るメール。
不安を煽るメールは一瞬ドキッとします。
例えば、重要なお知らせです。お客様がご契約いただいている電話回線契約にて、違反が発覚したため本日中に回線を停止しますなど、緊急を要するような文章で冷静な判断をしにくいメールです。
名前、連絡先、その他情報などを求められ入力すると情報が取られます。
手口3.架空請求メール。
架空請求メールは届いた経験のある方も多いと思います。
例えば、利用料金に未払いがあります、お支払い期限を過ぎた利用料金がありますご確認くださいなど。
そんなはずがないと思いながらも一瞬もしかしたらと思ってしまいます。
リンクを押すと何日以内に振り込まないと裁判になるなど、法的措置を取ろうとするような表示が出て金銭を騙し取ろうとします。
手口4.なりすましメール。
なりすましメールは、最近多い手口です。
例としては、お客様宛にお荷物をお届けにあがりましたが不在の為持ち帰りました、配送物は下記よりご確認くださいなど思わずリンク押してをしまいそうになる巧妙な迷惑メールが増えています。
このようなケースでも個人情報が取られる場合があります。
以上が迷惑メールの手口です。
続いて迷惑メールを放置した場合のデメリットです。
デメリット1.迷惑メールは削除しないとずっと受信ボックスに溜まっているので、うっかり操作ミスで迷惑メールを押してしまい、個人情報が取られる可能性があります。
デメリット2.迷惑メールが数分に1回ぐらいで届いて大切なメールを見逃してしまう。
デメリット3.大量の迷惑メールが届いてギガを消費してしまったり、電池の減りの原因になる。
以上が迷惑メールを放置した場合のデメリットです。
続いて迷惑メールを受信した時にやってはいけないことです。
1.本文内のリンクを押す。
2.添付ファイルを開く。
3.メールの指示に従う。
4.メールに返信する。
これらには気をつけましょう。
最後に迷惑メールの対策方法を紹介します。
1.怪しいメールが開かない。
2.万が一メールを開いても本文中のリンクを押さない。
3.絶対にメールに返信しない。
4.届いたメールを安易に信用しない。
5.フィルタリングサービスを利用する。
補足ですが各携帯会社のメールアドレスを利用している場合は迷惑メールの設定が可能です。
また最近格安 SIM に変更して、Gmail のアドレスを利用されているといった方でも迷惑メールの設定ができます。
ちなみに Gmail は迷惑メールの設定をしていなくても、迷惑メールホルダーに迷惑メールが自動で振り分けられるようになっています。
そのメールボックスに入ると迷惑メールがなぜ振り分けられたかも教えてくれます。
Gmail は優秀なメールですがそれでも気になる方は対策を打ったほうがいいです。
6.迷惑メール対策アプリを使う。
スマホには迷惑メール対策になるセキュリティアプリがあります。
代表的なものはノートンやウイルスバスターです。
心配の方はセキュリティアプリを入れることで対策を強化できます。
7.メールアドレスを変える。
メールアドレスを変えるのは最後の手段です。
メールアドレスを変えてしまうと会員サイトに登録しているアドレスを一つ一つ変えていかないといけないので注意が必要です。
またメールアドレスを変更する場合はなるべく長めのアドレスで第三者に想定されにくいものにしましょう。
迷惑メールが届きやすいような利用していないか。
迷惑メールが入ってきた場合の適切な対応など、普段から迷惑メールに対して意識していれば、個人の情報が不正利用されるの未然に防ぐことが出来ます。
また不安をあおるような迷惑メールが届いた時には落ち着いて冷静な判断をしましょう。
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