こんにちは!
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育児・仕事・人間関係に疲れたあなたの心を豊かで軽やかにする、アドラー心理学&マインドフルネスコーチ、ジュバ智子です。
15歳になった私の娘ですが、一時帰国中の現在、ものすごく携帯電話をいじる時間が増えました。
まあ、日本にいる間にたくさん日本のお友達とライブでチャットしたい気持ちは良くわかります。
なので、しばらくは「お友達たくさんいるんだね~」とか「ドイツに戻ったら、時差があるからなかなかリアルタイムでLINEできないよね」とか、
娘の気持ちに理解を示していました。
でも、おばあちゃんと一緒にテレビを見ている間も、着信があれば携帯をいじる娘の姿に、だんだん違和感を感じるようになりました。
私の母は今年で80歳。 気持ちは若くて、デビュー以来嵐のファンクラブに入っているし、昨年は念願のドーム公演をアリーナ席で見るという夢を叶えましたが、帰国するたびに身体が弱っていくのが分かります。
娘はおばあちゃんが大好き。だからこそ、一緒の時間を目いっぱい楽しんでほしい。だからおばあちゃんと一緒にいる時間くらいは携帯から手を離してほしい。
娘と二人でショッピングしている時、そんな私の気持ちを伝えました。
いつもなら「うん、ごめんね。気をつけるね」的な反応をする娘が、今回はむっとして、「わかってるよ!でも私にも大事なことがあるんだよ!」
という返事。
…うん、わかる。あなたにとって大事なことが沢山あることはわかる。自分の気持ちを伝えてくれてありがとう。でも、おばあちゃんはいつまであなたと時間を共有できるかわからないから。あとで後悔することになったら、悲しいから…
そんな私の気持ちは、結局、娘には届きませんでした。
私は「あとで後悔することになったら、悲しい」と言ったけど、おばあちゃんとの時間を、後々どう意味づけるかは娘の課題です。
おばあちゃん自身が娘の態度を気にしていないこともあって、携帯電話のことは口にしないことにしました。
(因みに、携帯電話に関しては、過度の使用は視力を落とすこと、「ながら携帯」はとても質の悪いマルチタスキングで、脳に負担をかけるなど、健康を害することがあること、また、自分の身体は自分で大切にしてほしいと伝えてあります)
私には妹がいます。独身で、母と同様気持ちが若く、娘との折り合いもとても良い。娘も私の妹のことは大好きで、ドイツからしょっちゅうLINEする間柄。一時帰国時には必ず一度は私抜きで、女子デートを楽しむ二人です。
そんな妹が、娘に携帯のことを指摘したんです。
言った内容は私と同じ。
なのに、娘の心に届いたんですね。
娘は、「そうか、そういう見方もあるんだな」って納得したみたい。携帯をいじる時間が減りました。
思春期って、親との関係の良し悪しにかかわらず、自分の意思を通したい、自分のやりたいやり方でやってみたい、という時期ですよね。
それは自立に向かうとても大切なステップだと思います。
でも、思い込みや自分の意見ににしがみついて、視野が狭まってしまうのはちょっともったいないかな、とも思います。
そんな時、子供に、親以外の信頼できる誰かがいると、その人の話で他の見方に気づき、自分の意見を客観的に捉えるきっかけになりますね。
思い返してみれば、父との折り合いが悪かった私にとって、叔父(子供がなく、私を本当に可愛がってくれた)はそんな人でした。叔父から言われたことは、素直に「そうか、そうかも知れないな」って思えたものです。
妹には、これからも娘の良きアドバイザーで入れくれるように、お願いしておきました
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