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育児・仕事・人間関係に疲れたあなたの心を豊かで軽やかにする、アドラー心理学&マインドフルネスコーチ、ジュバ智子です。
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日本での滞在、そろそろ10日になろうとしていますが、日々、日本のサービスの素晴らしさに感動しています。
一時帰国の面白さは、改めて習慣・文化の違いを認識できること。そして、感謝できることを思い出せるところですね。
ドイツに暮らして30年。もうドイツは第二の故郷のようなもので、治安が良く、緑が多い、住みやすい国だと思いますが、生活の便利さに関して言えば日本の方がずっと上。
「生活の便利さ=幸せ度の高さ」なのかどうかは一旦おいといて、ドイツに住んでいる私にとって、日本の便利な生活は、「ありがたいなあ」と心から感謝できることで溢れています。
例えば、電車で東京都内を移動するだけでも、
電車が定刻通りに運行している
少しでも遅延があればちゃんと理由を説明してくれる
駅に必ずトイレがある
駅には駅員さんがいて、困った時は頼ることができる
プラットフォーム指定位置に電車がぴったりと止まる
どの駅にも自動販売機がある
しかも自動販売機の飲み物はその季節に見合った適温に保たれている。
これ、日本(都心)では「当然」ですが、ドイツでは(都市部でも)決して当たり前ではないのです。
電車の遅延はしょっちゅうだし、遅れても理由はわからないことが多いし、ひどい時は「遅延」と言われ30分近く待った挙句「運休」となり、いつ次の電車が来るのかも分からなくて途方にくれる。
大きな駅でないとトイレはついてないし、無人駅はたくさんあって、夜遅い時間にはホームで心細い思いをすることも。
長距離列車以外はプラットフォームに停車位置などなく、何両編成でくるかもわからない。いつものようにホームの後方で待っていたら、編成車両が少なく、電車が目の前を走りすぎ、ホーム前方までダッシュして乗り込む、なんてこともあるのです。
自動販売機は増えてきたけど、夏は冷たい、冬はあったかい、まさに適温の飲み物が自動で買えるような販売機は見たことがありません。
一方ドイツは、やっぱり緑が多い。朝起きると鳥の声がしていて、都市部でも身近に自然がいっぱい。
人口密度が低いから、通勤ラッシュといってもたかが知れている。
提供されているサービスが少ない分、「不完全なこと」を受け入れやすいし(それが普通だから)、過剰サービスの要求がない(だから年間6週間もの有給休暇を消化できるのかも知れません)。
大好き、このドイツらしさ
どちらがいい、ということではないのです。
比較し違いをしっかり認識すると、どちらにも何かしら素晴らしいところがあって、改めてその素晴らしさに感謝ができます。
一時帰国すると、麻痺していた「当たり前への感謝の気持ち」が息を吹き返します。
大好き、刺激がいっぱいの東京
当たり前のことに目を向けること、それに感謝の想いを持てること、これは幸せへの処方箋の一つ(アドラー心理学でも、「当たり前なこと」に注目して、勇気づけの言葉をかけていきますよね)。
一時帰国で思い出した「当たり前への感謝の気持ち」、忘れずにいたいと思います。
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