こんにちは!
このブログにお立ち寄り頂き、ありがとうございます。
育児・仕事・人間関係に疲れたあなたの心を豊かで軽やかにする、アドラー心理学&マインドフルネスコーチ、ジュバ智子です。
ただ今ご提供中のメニューはこちら↓
マインドフルネス オンラインお話会 2月1日はおかげさまで満席となりました!


アドラー心理学では、自分や他者の怒りに建設的に対応するには、怒りの下に隠れている一次感情に気づき、その感情を理解することを勧めています。
怒りの下には大抵、悲しみ、落胆、失望など、「傷ついた心」があります。
傷ついた心には、しっかりと寄り添って、
「そうだね、悲しいんだね」
「あんなこと言われて傷ついたんだよね」
「期待していたから、がっかりしたんだね」
と、受け入れてあげることがとても大切です。
それでも心がもやもやする時は、更にこう考えてみましょう。
「そっか、こんなに悲しむなんて、私ってxxのことが本当に好きなんだなあ」
心が傷ついたということは、あなたの大切な何かを傷つけられたと感じたから。
あなたが絶対に守りたいと思っていることが危険にさらされるから、心が痛むのです。
怒りの下には悲しみが、悲しみの更に下には、愛情があるのです。
今、実家の家を改築するにあたり、引っ越し準備として、母が古い着物や陶器を処分しています。
昨晩、そんな母が珍しく怒っていました。
母は引越しに終活も兼ねて、いろんなものを処分しているのですが、戦争中に祖母が「この着物だけは絶対に焼いてはいけない」と言っていた和服も、今回処分の対象にしています。
そんな和服のうち少なくとも何着かは、古物商さんがそれなりの価格で引き取ってもらえると思っていたようなのですが、
引き取り価格が思ったより低かった、それはまあ許せるとしても、その古物商さんが着物を「プチプラの洋服を扱うように」扱ったことが気に食わない。
「あんな扱いは、絶対に許せない」とまで言っています。
古物商さんの社長さんが後日わざわざ来てくださり、「いいものを売っていただいたお礼に」とお菓子をくださったのですが、
「私は絶対に食べないからね!」と意地をはっています。
母の怒りの下には、
「私が大切にして守ってきた着物が、ぞんざいに扱われたという悲しみ」があり、
更にその下には、「自分の母が大切にしていた和服を愛する気持ち」があり、
また更にその下には、「自分の母を愛する気持ち」があります。
悲しみの下にある愛情に気づき、その愛情をしっかりと感じ取ってあげると、傷ついた心は元気を取り戻していきます。
悲しみに下にある愛情に気づき、
何かを真剣に愛している自分、
愛することができる素晴らしい自分に、
たっぷり愛情を注いであげましょう。
この勇気づけ、私にとっては悲しみがなかなか消えない時の特効薬です
SNSやっています。フォロー大歓迎!
ブログでは書かないドイツの日常生活、日々の気づきを書いています。
Facebook
Twitter