世の中では

 

『迷惑を掛けてもいいんですよ』

 

という一括りで声掛けをしますけど、

 

『それは迷惑ではないんですよ』

 

でも、

 

『これは迷惑を掛けてしまうことになってしまうんですよ』

 

という伝え方にしてもらえないと

 

その負担は全て傍で支える人が被ることになってしまいます。

 

 

自分の中だけのことで全てを判断する傾向が強いかな。

 

自分はこう思った。自分はこう感じた。

 

自己肯定が低いといいつつも判断基準は全て自分の中。

 

そういうこところを本人もちゃんと学べる状況にしていかないと

 

いつまでも病的なところからは抜け出せないと自分は思います。

 

それはあなたがそう思っているだけ。そう感じているだけ。

でも実際は違う。

 

そういうこともちゃんと言ってくれる専門家が増えないと

これから先も何も変わらないと思うし

家族はいつまでたっても苦しい状態に追い込まれる。

 

 

病気であることは迷惑ではない。

そういう状態であることも別に迷惑ではない。

 

でもこれをされてしまうとそれは迷惑になってしまう。

というのは必ずあるので、

 

そこを曖昧なままで進める治療や改善で何か変わっていくだろうか?

と自分は思いますね。

 

今年は

 

お寺さんの檀家役員としての活動があと1年、

自治会の役も2つ掛け持ち(2年と1年)です。

 

夫婦そろってやらなければならないものもあるのですが

妻は出られないというかやりたくないというか。

 

更年期で今はちょっとしんどい時期なのでしかたがないのですが、

 

十数年前の前回の役回りのときには

妻はまだうつ病の治療中で出られませんでしたので

そのときには同じ当番の近所の方に

夫婦そろっての活動なのにどうして奥さんは出てこないのか?

と責められましたね。

 

まあ、それは至極当然のことなのでなんとも思わないのですが

そう言われてしまうのもめんどくさいので

今回は嫌な役回りは率先して受けてしまうことにしています。

人よりも多くやっていれば文句も言われないし言わせないのでね。

大変なんだけど自分的にはそのほうが楽です。

 

地域の集会所と隣接する稲荷様も敷地が広いため管理に手間がかかるのですが

みんなおっくうがってやりたがらないし、少子高齢化で地域も高齢化してしまって

『うちは歳だから出来ない』 というのも多くなってきています。

同年代以下の若い人たちもみんな出てこないしね。

 

1月に役を引き継いでから毎週少しずつ一人で手入れをはじめたので

仕事も休みなしでありますし、なかなかブログも書けなくなっています。

 

今は、

集会所の敷地回りの垣根の手入れと

堆積している枯れ葉の処理と笹薮の伐採から一人ではじめて

その後に雑草取りと6月ぐらいには生垣の剪定も敷地一周やらないと。

 

まあ1年かけて少しずつ綺麗に出来ればいいかなぐらいで日程立てています。

年末の大掃除を11月から一人で始めて

家の事とかやらなくてはならないことが多くて、

仕事も休みがとれないから

家の事を日中にやるのに寝る時間を削って仕事は深夜にまわして。

 

なんだか妻がうつ病だったころと変わらないぐらい

自分の忙しさが変わらなくなってるのですがまあ元気にやっています。

 

今年の一番の思い出は、妻が5月に救急車で運ばれたことかな。

 

当番の救急医と、たぶん研修医なのかな?

「あまり無理はさせないようにしてください。」と言われたけど

その一言には深く傷つけられたかな。

いや、たぶん家族に対してはそういう声掛けになるのだろうけれど

これ以上何をどう無理させないようにというのか?

というか、俺がどれだけのことをやっているのかわかっていて言っているのかと

腹も立ちましたね。

 

更年期からのパニックって想定はしていなかったけど

夏の暑さを過ぎて涼しくなってきたあたりから

動悸もケロッとおさまって今では普通になりましたので

来年も暑くなり始めの時期は注意してみておきたいと思います。

 

 

今年も最後なので吐き出しておきます。

 

家族がどれだけ深いことを考えてどれだけのことをやっているのか。

認識出来ていない人達が本当に多いかな。

そんなことをいつまでもやっていたら

病気なんて家族に理解されるわけないだろうに。

 

 

まあ最後なので思ったことを書いて終わります。

 

調子が崩れてきているのは本人の心の中だけのことではなくて

例えば仕事ひとつでも周りから影響されて、今まで維持できていた

マイペースの感覚にズレが生じ不調が頭をもたげてきてしまうこともあるかも。

年末年始、かき入れ時、決算月前など。

まわりがあわただしく仕事をしていれば何かしらこちらも影響を受けたりする。

健康であれば意識はしなくても感覚的に自分の中の均衡は保てたりするものだけど

うつ病が寛解したとはいえ本人にはそれがなかなか難しかったりするのもしれない。

 

そこを奥さんのあなたが見ていてあげられるとよいかもしれないですね。

今まで自分で相手をずっと傍で見てきた感覚と判断を信じていれば

まず間違えることはないし、自分が今どうしたらいいのかは

たぶん自分できっとわかるはず。

一言声を掛けるか掛けないか。そのぐらいのフォローだけでも違ってきます。

 

それと自分は自分で仕事もあって、優先しなければならないこと。

やらなければならないことを沢山抱えているわけだから、

自分自身のこと。健康管理も後回しや犠牲にはしないようにしてください。