今日はDVDで夢神楽さんの「月闇の詩 ~竹取の調べ~」を観ました。
以前「月闇の詩 ~羽衣の調べ~」を観ていて、その続編ですかね。
2014年11月、今は無き「日暮里d‐倉庫」での公演だったようです。
日暮里d‐倉庫も無くなり、A‐Garageも無くなり、先日はシアターKASSAIも閉館になりましたよね。
夢神楽さんも先に観た「残光クレイドル」で終演でしたので、時代の流れを感じますよねぇ。
そういうこともあって、この「月闇」のシリーズ2つと「陽継ぎの双輪」の3作品のDVDを買ったんですよね。
で、その際買った3枚の内の最後の1枚がこれになりました。
開けてビックリ、、これ2枚組構成でした。
本当は昨日UPしようかと思ってたんですが、昨日の晩に観るのは諦めて、今日昼過ぎから見始めました。
家で観てると、外乱も入るので、、トータルで最初から最後まで観るのに5時間以上かかっちゃいましたねぇ(^^;)
長かったけど、切れ切れで観てるので、なかなか物語に没入できない。。。。
まぁ、そこのところを考慮して、温かい目で読んでみてくださいね。
(的外れなこと書いてるかもしれないので)
先にも書きましたように「羽衣の調べ」の続編で設定では15年後ということらしかったです。
ということは、主要な登場人物は15歳前後といことになってるんですよね。
へぇ~、、、、あの子達、14~5ぐらいの年齢になるんだ。。
なかなか辛い決断だったんだろうなぁ。。。。。
物語は、前作のヒロインの娘が今作のヒロイン。
羽衣をめぐる特殊能力と政治権力と、対抗勢力との闘争が物語の主要な流れ。
政治・権力に翻弄され押しつぶされていく人々の姿を演じていくというのが基本的な物語。
でも、そういう表面的な展開とは別の人々の日々の暮らしと恋の物語がメインにも感じられるお話。
古代には、特殊能力・超常能力が権力に使われるのは自然なことだったよね。
あの卑弥呼も「鬼道を能し、民衆を惑わす」とされていたとか。。。。。
この物語にはヒロインの能力というより、「羽衣」の方に能力が宿るとされているのも面白い設定。
普通は人の能力を開放するキーになる物・・指輪とか、杖とか・・ってパターンが多く、あくまで能力自体は人にあるってのが普通だからね。
正直なところ、救いの薄い物語かなぁ、、、という感じ。
でも、希望は残されてたかな。。。
あまり確かではない希望であっても、微かでも希望がありさえすれば、、、
ほんの少しでも希望があれば、明日はきっと今日よりよくなる!
明後日はさらにもう少し、少しづつ少しづつ、、、、よくなる!
そう信じて頑張れるはず。
・・・まぁ、この物語りと直接関係はないかもしれないけど、、、、そう思えるようになる、前日譚のような物語だったようにも感じられた。
「竹取の調べ」って、、、この物語の象徴なんだよね。
・・・竹取の翁になったつもりで、後日もう一度、2作通して観たいかな。