今日はDVDでお芝居を観ました。
観たのは「陽継ぎの双輪」でした。
先日観た「残光クレイドル」の夢神楽さんの舞台。
この観劇レポで書いたように「欲しい過去作のDVD」を通販で購入しました。
購入した3枚が届いたので、その内の1枚を早速観てみました。
それがこの「陽継ぎの双輪」(2012年3月の公演)でした。
プレイ釦を押してみて、最初に思ったのは、、解像度が意外と低い。。。
まぁ、古いし、、何より物語には直接関係はないんだけどね。。。。
物語は、純潔の人々と、穢れた血を持つと言われる混血の人々の物語。
混血の二人の人間の契約によって命を預けて一人が不死者になることができる。
混血の人々は陽の下では皮膚がダメージを受けてしまう人々が地下の都市で生きている。
5年前不死者の者が混血の村を滅ぼして、その2年後、、、、
再び別の不死者が現れたといううわさが流れたところからこの物語は動き出します。
混血者は陽の光の下でもダメージを受けないという設定。
彼らのほかに地上で生きるものも出てきて。。。。
なかなか重層的な世界のようですね。
・・・正直な話、自宅でDVDを観てると外乱が多く、集中して見れないということが度々生じて、物語に入っていくのがホント難しいんですよね。
幾重にも折れ曲がり重なり合って、予想外の終末に向かって流れていった物語でした。
哀しい物語、、セピア色の光に浮かび上がったような、、そんな世界の物語。
彼らの未来に光はさすのでしょうか。
・・・・救いは自身の選択の中にだけあったのかもしれませんね。
・・・・救おうとした、無理のある行動から救いは産まれないんでしょうね。
・・・・救いとは、、、与えられるものではなく、自ら掴み取る物なのかもしれないね。
そして彼らが自ら選んだ未来は。。。。
・・・・彼らのために、、、祈りを。。。
DVD二枚組の長編です。
夢神楽さんの通販で購入可能です。
私は本作と「月闇の詩‐羽衣の調べ‐」と「月闇の詩‐竹取の調べ‐」との3公演のDVDセットで購入しました。
この二本も後日、観てからUPしていきたいと思います。
ご興味のある方は夢神楽さんのweb siteを覗いてみてくださいね!