秋間村15号墳は、安中市東上秋間地内、丘陵から伸びた台地の末端にある尾根の上にある直径10m程度の円墳です。
↑南側から。
尾根南斜面を削って住宅が建っており、墳丘南半分は失われています。
↑石室残存部
削られた断面には横穴式石室の玄室が露出しています。奥行き1m、幅1.5m、高さ1m以上です。現状では羨道は消滅していますが、石室に向かって右側の壁面が内側に向いていることから、少なくとも袖があった事は確実でしょう。
↑石室内
石材には主に秋間石が使われています。石室開口部は、削られた急斜面の上部に位置するため、ちょっと注意が必要です。
↑西側から
この向きからだと墳丘の形がわかりやすいです。石室は写真から見て右側の斜面に開口します。
古墳所在地 群馬県安中市東上秋間1796付近
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