(追記)またはずれそうな明日の6.0等星の掩蔽予測 | 池袋駅南口の天文計算

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小望遠鏡とデジタルカメラを使った天体観測とExcelでできる天文計算のブログでした (^^;;
新規の記事は書きませんがよろしくおねがいします m(._.)m

表の見方なんですが「C30」のセルのところが潜入の予測時刻(18時25分21秒)です。「C25」のセルのところ(18時40分24秒)にあるのは「月と恒星が最接近する時刻の予想」です。
「C25」の「最接近予想時刻」は潜入と出現の予測時刻のちょうど真ん中くらいの時刻になっているはずです。もしそうなってなかったら「だいたいの時刻」を「18h」くらいに変更していただきますようお願いします。

それから予測が実際より10秒~20秒くらい遅い時刻になっている可能性があるのでいつもより早めの観測・撮影をお願いします m(._.)m

(2013-12-15 17:19:24)
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Excelによる掩蔽予測なんですが大幅に手直しVer.3としました。

これまでいろいろ調べて入力する必要があったのですが今度から入力するデータは次のものだけです。

  観測地(名称、経度、緯度、標高)

  恒星視位置(名称、赤経・赤緯)

  掩蔽の起きるはずの日にちとだいたいの時刻

月の視位置やグリニッジ視恒星時は内部で計算しています。

だいたいの時刻」というのはほんとうに“だいたい”でよくて今回の予測では“正午”としています (^^)
最初に最接近の時刻を計算しその前後で潜入と出現の時刻を計算するようにしています。

  「掩蔽_20131215_HIP18735_Ver.3.xls

これからは掩蔽が起きそうだったら恒星の視位置だけ調べて入力すればOKになります。ただ今回のシートは使えるのは2013年12月のみです。
来年に向けて2014年を通して使えるものを作成予定です。
恒星の視位置を調べるのもめんどうなのでめぼしい恒星のデータは内部でもとうかとも思っているのですがこちらはできてもずいぶん先になると思います。

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ところで12月10日の「HIP117607 7.1等星」の掩蔽予測ははずしてしまいました。

サダルテミスさんの記事

  「お天気回復♪ 夕空とお月様とISS^^

によれば潜入は予測した時刻より7秒ちょっと遅かったそうです。じつは私も写真を撮ろうと待ち構えていました。予測した時刻に潜入せずうろたえてしまってまともに写真が撮れていないのですがかろうじて撮った写真を調べたところ8秒±2秒くらい遅れていました

じつは今回の予測を天文年鑑とつきあわせてみたら15秒くらい遅れているようです。どうしても遅くなる原因がわからないのですが一生懸命作ったので参考までにということでアップしておきました。予測時刻が合わないのはともかく星食になるはずがならなかったとかならないはずが星食になったなどということも考えられますので予測はあんまり気にせずに掩蔽をお楽しみください。

とは言っても今回は輝面比0.96なので非常にみにくいと思います。でも東京では見えるのに札幌・福岡では掩蔽が起きないというあまりない星食です。北限界線が日本列島を縦に分断するような形になっているようです。

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12月15日 HIP18735(6.0等星)の掩蔽予測


(2013-12-14 17:33:17)
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