おはようございます
2024/5/26の走行距離10万km達成の旅の後編となります。前回はレヴォーグの走行距離10万km達成したあと福島県の下郷まで話しました。
↓前編はこちら
昭和村にある道の駅「からむし織の里」。ここは道の駅になる前からあった施設で、そのころから訪問したことがありました。昭和村は下郷町から30〜40分ほど山に入ったところにあり、車でないとアクセスが厳しいでしょう。
令和なのに昭和はなんかじわじわきますね
令和になっても昭和な思想な人間はたくさんいますが
金山町にあるJR只見線の会津川口駅に来ました。
ここから只見駅までは土砂災害のため長らく運休していましたが、復旧しました。
この前JR米坂線の話を書きましたが、只見線も米坂線同様JRとしては廃止を検討していたのです。
復旧しても下り(只見や新潟方面)は1日3本しかありません。利用者が少なく(おそらく米坂線の1日200人よりも少ない)、復旧させても運営が厳しくなることは間違いありません。米坂線の時に話した、上下分離方式をここでも持ち上げられ、線路や駅などの鉄道設備は自治体が管理し、列車の運行はJRが行うというものですが、福島県や沿線がそれを受け入れたため、この方式で復旧できました。
詳しいことは上記リンク先を見てください。米坂線と違うのは車窓からの景色が良いところが多く、観光需要があるということです。あと、後述する話もありそうです。
ちょうど列車がやってきて、たくさんの観光客が降りてきました。
駅のホーム。というか虫が大量発生していました(虫は苦手)
只見線の列車が通ったら手を振りましょう
ナビの地図が古いので、只見線は休止中の表示
金山町には炭酸水が湧き出るところがあります。
汲めるかもしれんので炭酸水を空にして持っていく。
駐車場から少し歩きます。
炭酸水の水場。
水量が少ないので休止だと
それでもここから汲めそうだったんですが、やめておきました
原風景が広がる。
…というか、国道252号はこんなところばかりで道路沿いに活気が感じられません。店もほとんどないのに加えて沿線には…、
コンビニが全くありません
ところどころに道の駅や比較的綺麗なトイレがある休憩スペースがある分、高知徳島の国道195号よりはマシなんですが、ちょっと寂しいですよね。
このときは2時間近くまともな休憩できるところがない場所を通りました。
前回話した山形県小国町にはコンビニが数軒ありましたし、ドラッグストアなんかもあった気がしますが国道252号にはそういうのもほぼありません。それじゃ人は離れていくわな。
また前編で国道289号の分断区間が残っているという話をしましたが、
先ほどのコンビニの地図に青い線を引いたところが国道289号の未開通区間で、只見町から新潟県三条市までの八十里越といいます。これから通る国道252号の福島新潟県境は特に雪深いところのため、冬季は閉鎖されます。つまり冬季に福島と新潟を行き来するには、只見線を使うか、相当大回りをしないといけません。その対策のためにつくっているのが八十里越なんですが、開通の見通しが立っているものの、当面は現道を使うところが多く冬季は閉鎖することになるので、引き続き只見線の役割が残るのです。只見線がこれまで残れたのも、前述の観光要素よりも代わりの道が冬季閉鎖で使えなくなるためというのが大きかったです。土砂災害で上下分離方式を選択せざるを得なかったのも、なんとか1本で繋がっているのを残しておきたかったためでしょう。
八十里越が通年通行できるようになった時に改めて只見線の存続を考えることになると思われます。
只見駅。ここにくるのは初めてではありませんが、こんなに開けていたところだったか記憶があやふやです。
只見駅のホーム。
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
歩道の立て看板はなんか過剰な気が 雪が積もった時のためかね。ワイの影の方が目立っている気が
福島のどっかで「そっこうおわり」という看板を見たこともありますが、こっちを終わらせるとはいい度胸だなと思いました もちろんこの「そっこう」とは「側溝」のことです
駅前はもっと狭かった気がする。
只見町役場に向けて。建物がだいぶ間引かれたような気がしますね
真新しいインフォメーションセンターがあります。もちろん前回来たときはあるわけがない。
イメージキャラがなんかかね。センター内にはそこそこ人がいました。
恒例のソフトクリーム🍦ターイム₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾
田子倉ダム。
ここに書いてあるとおり只見町は「自然首都」を名乗っています。まぁ自然はいくらでもありそう。
以前はダムを見るのが好きでしたが、川治ダムの一件からやや身構えるようになってしまいました
新潟県に入り、入広瀬の道の駅。ここも随分ご無沙汰。
道の駅の横に池があります。
この日は渋滞に巻き込まれることはありませんでした。
相変わらず後編の方が長くなってしまいました
おしまい。