旭川の次の宿泊地は新得町。帯広から車で1時間弱の距離にあります。帯広の近くに行ってみたいところがあり、宿を探していたんですが、どのホテルもピンと来ず、地図で探したら素敵な雰囲気の場所があったので泊まることにしました。
「ヨークシャーファーム」宿とレストランが併設しています。
夜は入り口のネオンが赤になるんです。
ホテルのように広い部屋ではないですが、床暖房も入っていて居心地のいい部屋でした。
WiFiもあるし、デスクにランプもあって、滞在中これといって困ったことはありませんでした。一番重要だったのは室内にトイレがあること。この宿以外にも、ファームステイが出来るいい感じの場所が何軒かあったんですが、ほぼトイレ・バスが共同で、夜中に起きて部屋の外に行きたくないので、小さくても洗面施設が部屋内にあって良かったです。
レストランで夕食・朝食を頂きました。季節外れのせいか我が家しか宿泊客がいなくて、夕食も到着した日はお願いしていましたが、それ以外の日もお願いしたら、レストランの定休日があったにも関わらず、快く承諾してくださいました。こちらのご飯、本当に美味しかったんです。
夕食の前菜とサラダ(3日分)
自家産子羊のステーキとライスは北海道産米。
自家産子羊のシチュー
新得産虹鱒のから揚げ
朝食の卵料理も日替わりでした。
そして、パンがおいしい~
地元産のハスカップ、ルバーブ、グスベリージャムがあり、パンとジャムが食べたくて、卵料理を相方君に半分あげていたぐらいでした
ファームの主役は羊たち。遠くからでも見つめられています。作業小屋で用意してくださっている長靴に履き替えたら、農場の散策もできるんです。
食事に夢中で近づいても知らんぷり。
ちょうどお天気も良かったので、広々と広がる緑の農場を散策して、きれいな空気をしっかり吸い込んでリフレッシュ。
すぐそばに川も流れていました。
朝はレストランの窓からアカゲラと呼ばれるキツツキやエゾリスが木に登るのも見かけました。
そして、こちらも初めまして。
「雪虫」と呼ばれる、アブラムシ(植物につく方)の一種で、初雪の降る少し前に出現するので、この虫が現れて2週間ぐらいで初雪が降るのだとか。お腹の辺りがふわふわっと白いので、普段見るアブラムシより可愛い感じがしましたが、数が多いので、口の中に入って来そうになったり、やはり虫は虫。
旅行から帰って母に、可愛い羊を見たし美味しかったと報告したら、「それって・・・」とちょっと感覚を疑われましたが、いやいや、ナミビアではもっとリアルよ~。と、いうのは言いませんでしたが、これからも命あるものに感謝して頂きたいと思います。