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21世紀のケインジアンのブログ

金融・経済と時事問題を取り上げています。いろいろなコメントやメッセージをお待ちしております。

「未来の中国年表」・超高齢大国でこれから起こること (講談社現代新書)は65万部売れている大ベストセラー「未来の年表」「未来に年表2」シリーズの著者・近藤大介さんが人口から見た、これからの中国の予測する本です。多くのデータを使って中国の未来を予測していく中で、未来もさることながら、そのベースとなる現在の中国の実態に肉薄しているところが、私には一番魅力的でした。

 

 

すべては“左遷”から始まった。池上彰が、これまでの仕事人生を振り返りながら、池上流「知へのアプローチ」を紹介している。私が気に入ったのは次の二か所です。①知は横につながると面白い。人と話していても、意外な発見があり、それが燃料となって話が発展していく。あまり話が転らないという場合、お互いに燃料としてくべる材料の持ち合わせが少ないか、あまりにも同質の燃料しか持っていないかのどちらかです。②知を横につなげるには、頭の中に引き出しを多く持つ必要があります。引き出しの種類とその中身の充実は、ひとえに、その人の努力にかかってきます。普段から鍛えているかどうかです。

 

 

経営者の有り様を通じて「経営者」とは何かと問う骨太の1冊。中内功、藤田田、小倉昌男など一時代を画した17人の経営者の功罪を描いている。すぐれた経営者であっても功の部分のみならず、負の部分にも踏み込んでいるのが、この本の真骨頂である。マスコミタブーであるトヨタの豊田章男社長、ソフトバンクの孫正義社長、ユニクロの柳井正社長への厳しい批判は、トヨタなどからの広告を気にすることのない新潮社からの出版だからできたことであろう。

 

 

次期首相の座をめぐる裏工作から政界再編を賭けた秘密裏の交渉まで、歴史の転換点で行われたのが密談である。幣原喜重郎とダグラス・マッカーサーによる憲法9条誕生の密談から安倍晋三が再登板を決意する密談まで、戦後政治とはまさに密談の歴史といえる。本書は、19458月の第2次世界大戦終結から、現在の第2期安倍政権が発足する201212月まで、67年間の政治史の中から計33の密談を取り上げている。密談に臨むにあたって一発勝負の豪傑は少なく、人物のイメージとは違って、ほとんどの場合は、事前に細かくシュミレーションをしているのが意外といえば意外でした。