次期首相の座をめぐる裏工作から政界再編を賭けた秘密裏の交渉まで、歴史の転換点で行われたのが密談である。幣原喜重郎とダグラス・マッカーサーによる憲法9条誕生の密談から安倍晋三が再登板を決意する密談まで、戦後政治とはまさに密談の歴史といえる。本書は、1945年8月の第2次世界大戦終結から、現在の第2期安倍政権が発足する2012年12月まで、67年間の政治史の中から計33の密談を取り上げている。密談に臨むにあたって一発勝負の豪傑は少なく、人物のイメージとは違って、ほとんどの場合は、事前に細かくシュミレーションをしているのが意外といえば意外でした。
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密談の戦後史 (角川選書)
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