人生の営みとはある意味、
他人の共感を得るという業(わざ)なんです。
そのためには、モノの本質がどうかということとは別に、やはり共感を覚えてもらえるような「話し方」というものがでてくる。
ぼくは落語が好きで、中学生時代からテレビでよくよく見てた。地方ではテレビに頼るしかなくその中でいかに「本物」を自分なりに見つけるかも楽しみだった。
いままで、果たしてどれだけの噺を聴いてきたか考えようもない。
いつのまにか自分が仕事で気づくと、この落語のテンポが役に立っている。
共感を得るには絶好の教材が落語だからだ。
よく落語の間合いがためになる、という人がいるが、これはなかなか応用を利かすには難しいところがある。
僕がおすすめするのは、
うまい噺家の落語を聴いて「テンポ」
を捉えることだ。
テンポをつかめば、おのずからそこに間の取り方というものが組み込まれるからだ。
流れを話す淀みなさ、
強調したい時の声のトーン、
緩みを与える時の声のうわずり、
そして、
たたみこむ時のリズム。
何回も何回も繰り返し聞くと良い。
何度も何度もリズムを勉強すればいい。
そのうち僕のように、
調子の良い時には
志の輔や、
小朝や、
志ん朝が出てる自分に気がつくから(笑)
そら、あんさん、
言い過ぎってなもんでしょ(笑)







