とある心理の勉強会で
「『ひとの役に立たない自分はダメ』
って思ってしまう」
という話がでました。
これね、
わたしもずっと
強く持っていた思い込みで
当時は気づいていなかったけど
「ひとの役に立たない自分はダメ」
と強く思い込んでいたので
役に立とうとする行動が、
『やり過ぎ』になってしまう。
結果
・仕事を抱え込み過ぎてしまう。
・いらないおせっかいを焼いてしまう。
・自分は後回しにして
困ったひとを助けずにはいられない。
という、いくつもの悩みの原因に
なっていたのでした。
これを解決しようと取り組むときに、
忘れないでほしいのは
どんな理由であれどんな目的であれ
やり過ぎであろうとなかろうと
ひとの役に立とうとするのは
いけないことじゃない
やり過ぎではなく、
ほどよくひとの役に立とうとすると
／
・ああ、またやり過ぎちゃった
・勝手に手を出さずに、頼まれてからやればよかった
・どのくらいが『ほどよい』のかわからないー
・これって結局『ひとのため』じゃないよね
・役に立たない自分でいるって、できないー
＼
みたいに、
ダメ出しがどんどん出てくる。
わたしが そうでした。
あなたは そんなことない？
もう一度言います。
どんな理由であれ どんな目的であれ
やり過ぎであろうとなかろうと
ひとの役に立とうとするのは
いけないことじゃない
というか、
故意に、ひとや自分を傷つけることや
法に触れること以外は
やってはいけないことって、ない。
ひとの役に立つことなんだから
むしろいいじゃん。
喜んでもらえるし。
もちろん、
受け取り手がいらないと言ってるものを
押し付けるのは どうかと思うけれど
それだって、
やってはいけないわけではなくて
受け取り手も 断る練習になったり
ふたりとも、
自分の気持ちを伝えあうキッカケになったり
するかもしれないから
思うようにやってみて
あとは状況を見て
誠実に対処していけばいいこと。
その行動自体を 責めなくてもいい。
とはいえね、
『役に立たない自分はダメ』という思い込みは
他の悩みの原因にもなるので
これを解決しようと思ったら
心理セラピーの他に、
行動を変える練習も必要だよね。
行動を変える練習のときに 注目するのは
『うまくその行動ができたかどうか』
ではない！のよね。
その練習はいわば
今までとは違う行動をするときに
『やろうとしたときに自分はどう感じたか？』
『やろうとして、実際どんな行動をとったか？』
『やってみて周りはどうだったか？』
『やってみて自分はどう感じたか？』
etc...
という データーを取るための実験です。
これまでは
「役に立たない自分はダメ」って思い込みがあったから
ほとんどが
人の役に立つための 行動体験だったはず。
だから 違う種類の体験を増やしてみる。
体験を増やすのが目的だから
うまくいかなかった体験もしたらいいし
うまくいった体験もしたらいい。
体験しようとしたけど動けなかったって
体験もいい。
それで、上に書いたようなデータを取っていく。
すると自分自身についての
理解が深まっていくのよね。
自分自身の理解が深まれば、
それだけ自分が好きになるし
他のひとのことも理解できるようになる。
『ほどよい』がわかってくる。
望む未来にどんどん近づいていける。
自己理解を深めるには
自分で体験し、気づいていくことが必須。
実験だと思っていろいろ体験してみようね。
わたしも応援しています＾＾
