「自分じゃない人が育てれば‥‥」という悪魔のささやきが聞こえたら‥‥ | ダウン症児のママはシンガーソングライター MIMOの「ギフト」な日々

ダウン症児のママはシンガーソングライター MIMOの「ギフト」な日々

ダウン症の愛娘の子育てと、シンガーソングライターとしての音楽活動を楽しんでいます。
みなさんが元気でやさしくなれる情報をお届けいたします!


テーマ:

前回のブログで「国沢真弓さん講演会」は「心のデトックス」をする「涙活」だ!を書かせていただきました。長文になりましたので、その続きをこちらで。笑

 

 

国沢さんの講演会の「アクティブラーニング」で、二重になった軍手の指先を2cm残し、指先の自由がほとんど効かない状態で、折り紙の鶴を折ったけど折れなかった、というお話を書きました。それがこちら

 

 

障がいのある子の手指の不自由さを、身をもって初めて体験したわけです。日常生活の中で、療育と割り切りながらも、あーちゃんの行動を「気長に待つ」というその時間に「イラっ」と来てしまっていた自分を、深く、深く、反省して涙が出ました‥‥。

 

 

 

あーちゃんは手先が不器用です。ダウン症、脳の合併症、自閉症‥‥そう診断されています。だからこそ、早期療育、頑張りました。お金も、時間も、情熱もかけました。手先の練習は小さい頃から毎日繰り返してきました。いちごの「ヘタ」を指でちぎれるようになるまでに4年かかりました。他のお子さんの10倍手間暇かければ、きっとみんなに追いつける!ただただそう信じて。

 

 

でも免疫力の弱かったあーちゃんは、4歳まで肺炎、気管支炎を繰り返し、一年のほとんど、入退院を繰り返すという日々を送っていました。健常のお子さんだけではなく、後から生まれたダウン症のお子さんたちも、あっという間にあーちゃんを追い越していきます。私の中の焦りが募りました。当時の療育の先生が、私をあおりました。

 

 

「お母さん!もっと頑張らないと!」と。

 

 

そして果てしない「繰り返し練習」をしてもできないと、時に私の心が折れてしまうことがありました。「なんでこの子はできないのか?」と。いや、私の「教え方、導き方」がいけないのか?と。他のママがあーちゃんを育てたら、きっともっといい子に育つんじゃないか?私は「ダメな母親」なんじゃないか?そうやって自分を追い込んだ私は、とうとう「燃え尽き」てしまいました‥‥。あの頃のことを思い出すと、今でも泣けてきます‥‥。でもそこから立ち直りました。「いい加減」「いい塩梅」の母親で行こう!と。そう。「頑張らない勇気」でした。

 

 

まずは「ありのままのあーちゃん」を愛すること。「何かができる」あーちゃんが「かわいい」んじゃない。あーちゃんが「かわいい」からこそ、この子が一つでも自分で「自信を持ってできること」や「心から楽しいと思うこと」を増やしていこう。そう思うようになりました。

 

 

 

今日、国沢さんも、私と同じようなご経験を話されました。「自分じゃない人が育てれば‥‥」という「悪魔のささやき」が聞こえた時の経験を。そしてこう言われました。

 

 

 

「実は私はズボラな母親です。でも笑顔だけは忘れません。他の教育熱心なお母さんに比べれば、全然ダメかもしれないけど、私が笑顔でいることで、息子に良い影響を与えたということもあるはずです。発達障害と言っても、子供は一人一人違うんです。大事なことは自分の感覚を信じる力です。様々な情報、噂が入ってきます。でもそれに惑わされずに、我が子に合うもの、我が家に合うものを選び取り、組み合わせる力、そう、母親としての自信をなくさない力です。」

 

 

 

いや、国沢さんは十分すぎるほど立派なお母様。私はズボラ中のズボラ。でもいいんだ。あたし。今のあたしのままでいいんだ‥‥。ただただあーちゃんを愛し、思っている、今のあたしのままでいんだ‥‥国沢さんのお言葉に癒され、励まされ、いろんな想いがめぐり、また涙が‥‥。

 

 

 

国沢さんはラストメッセージとして、こう締めくくられました。一部抜粋させていただきます。

 

 

 

息子を育てながら、

 

今でも切ない思いをする事は時々ある。

 

でも、不思議な特性を持ちながら、

 

ピュアな心を持つ息子から、

 

宝物もたくさんもらった。

 

なにより、

 

「人は1人1人違っていいんだ」という事を

 

息子は、身をもって教えてくれた。

 

どんな人と出会っても、

 

私はその相手を尊重したい。

 

自分と全然違っても、

 

OK!OK!それもあり!って。

 

(子育てをしている中で)

 

不思議な事は、山ほどある。

 

・・・それでも、OK! 

 

でも、その事を知らない人たちは、

 

ビックリする事も多いと思う。

 

だから、私は伝えていく。

 

「そういう人もいるんだよ。

 

 発達障がいっていうんだよ。」って。 

 

色々な人がいると認めあえる世界は、

 

きっと誰にとっても優しい世界。
 

私の夢は、

 

発達障がいの人と世の中をつなげる仕事を、

 

仲間と一緒にしていくこと・・・。

 

そして、私の「願い」は、

 

息子がいつかこの世を去る時…

 

「僕は生まれてきて、よかったな、

 

 楽しかったな、幸せだったな…」 

 

と、感じてくれること。

 

それが私の、

 

究極の「願い」なんです…

 

 

 

 

 

追いかける背中があることは、私にとっての幸せです‥‥。講演会の後に国沢さんとお話をさせていただき、涙が止まらなかったことを話しました。国沢さんは優しくこうおっしゃいました。

 

 

「涙を流すことは良いことなのよね。またリセットできて、明日から頑張れるのよね。だから思いっきり泣いていいのよ。」

 

 

「清々しい涙」は明日へのエネルギーに変わります‥‥気持ちを分かち合える人がいる。同じ方向を目指している人がいる。だから頑張れる。そう思いました。今日の国沢さんの講演会、伺って本当によかったです。わたし、あーちゃんの母親として、胸を張って生きていきます。そう心に誓って帰ってきたのでした‥‥。

 

MIMOさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

    ブログをはじめる

    たくさんの芸能人・有名人が
    書いているAmebaブログを
    無料で簡単にはじめることができます。

    公式トップブロガーへ応募

    多くの方にご紹介したいブログを
    執筆する方を「公式トップブロガー」
    として認定しております。

    芸能人・有名人ブログを開設

    Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
    ご希望される著名人の方/事務所様を
    随時募集しております。

    Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved.