ダウン症児のママはシンガーソングライター MIMOの「ギフト」な日々

ダウン症児のママはシンガーソングライター MIMOの「ギフト」な日々

ダウン症の愛娘の子育てと、シンガーソングライターとしての音楽活動を楽しんでいます。
みなさんが元気でやさしくなれる情報をお届けいたします!

私ごとで恐縮ですが、本日2023年7月27日(木)付の朝日新聞朝刊および朝日新聞デジタルに、私たち家族の記事を掲載していただきました。昨日7月26日はやまゆり園事件から7年。トリプルケアで目が回りそうな毎日ではあったのですが、やはり大好きなやまゆり園への私なりの愛とエールを送りたい・・・。そう思いインタビューをお受けさせていただきました。

最重度の知的障害で言語に遅れのある娘と、不慮の事故で四肢麻痺になり気管切開で声を失った父。一般的には二人との意思疎通は「難しい」とされるでしょう。でも私は諦めなかった。「声を上げられない人の声こそ、耳を澄ませなければいけない」と私はそう思ってる。

 

文字盤、人工口頭、視線入力(これはお父さんが嫌だと断念したけど)最後は簡単な「二択」の質問を投げかけてまぶたの開閉で「イエスノー」を読み解いていた。そう、お義父さんが亡くなる直前くらいまで、私はちゃんとお義父さんと意思疎通できてたんだよ。あーちゃんの考えていることも私には分かる。「相手の気持ちを知りたい」という私の情熱のお返しとして、二人とも私にいろんなことを教えてくれる存在。そしてそもそも、娘のあーちゃんとお義父さんには「言葉」さえも不要だった。二人の心はいつも通じ合ってた。それはそれは感動的で美しい光景でした。

命は本当に尊いんです。家族の数だけ幸せの形がある。その当たり前のこと、もう一度気付き直すことが必要だと思います。どうか届くべき方に届きますように。

 

 

2023年7月27日(木)朝日新聞朝刊 社会面 

 

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