万博が開幕してから、あっという間に2か月あまり。
これまで通期パスで10回ほど訪れました。予約が比較的取りやすかった開幕当初に集中的にまわったこともあり、ある程度のパビリオンを体験できたと思います。

 

その中で、特に小学校低学年の子どもが「また行きたい!」と気に入っていたパビリオンや場所をまとめてみました。

 

 

  スタッフさんのやさしさが記憶に残る「クウェート館」

 

4月に訪れたクウェート館では、展示内容以上にそこで出会ったスタッフさんのやさしい対応が強く印象に残ったようです。

 

笑顔で気さくに話しかけてくれたり(英語だったので内容はあまり分かっていなかったのですが)、ハイタッチをしてくれたりと、子どもにとっては展示よりも“人”とのふれあいのほうが心に残ったのかもしれません。

 

もちろん、砂の展示や滑り台など、遊びの要素もあり楽しんでいました。

 

 

 

 

 

 

  当日予約でやっと行けた!「おばけワンダーランド」

 

ガスパビリオンの「おばけワンダーランド」は、小さな子に大人気のパビリオンです。

 

うちの子も、ガイドブックで見たときから「ぜったい行きたい!」と強く希望していた場所でしたが、2か月前・7日前・3日前の予約はすべて落選…。当日予約でようやく行くことができました。

 

初めてのVR体験も新鮮だったようで、「なんかすごかった!」と大興奮。さらに、CO2や地球温暖化の話にも自然と興味を持ってくれたのは、思わぬ収穫でした。

 

 

 

 

 

 

  体を動かしながら学べる「電力館 可能性のタマゴたち」

 

「電気って、こうやって作るんだ!」
そんな気づきがあったのが、「電力館」の体験型展示です。

 

体を動かしながら発電の仕組みを学ぶことができ、中でも足をバタバタして電気を作るというタイプのゲームは、特にお気に入りだったようです。

 

ただ、体験の滞在時間は15分程度とやや短め。もう少しゆっくり体験できたらよかったなという気持ちも残りました。

 

 

 

 

 

 

  夢を飛ばそう!シンガポールパビリオン

 

「夢を書いて、飛ばせる体験」が楽しかった!と話していたのがシンガポール館です。文字盤のようなスクリーンに自分の夢や目標を書いて、それをふわりと飛ばすことができる展示。
 

時々「また行きたい!」と言っていますが、さすがに2回目は後回しになっています。他にも見たいところがあるので…(笑)。

 

最後の部屋で見られる幻想的な映像演出も、子どもなりに強く印象に残ったようです。

 

 

 

 

  つかまったら最後!? ベトナム館前の「遊具」

 

パビリオン…ではないのですが、実は子どもが最も離れなかった場所が、ベトナム館の前あたりにあるボーネルンドの遊具エリアでした。

 

気づけば初対面の子とすぐに仲良くなって、一緒に遊び始めていて、子どもって本当にすごいなと思います。

 

ただし、次のパビリオンに並びたい親にとっては、ここが最大の難関でもありました。あらかじめ「〇分だけね」としっかり約束してから遊ばせるのがコツですね。

 

 

 

 

 

万博は「大人向け?」と感じる展示も多いのですが、こうして振り返ってみると、小学校低学年の子でもしっかり楽しめる体験がしっかり用意されていると実感しました。

 

どこに行くか迷ったときは、まず「体を動かせる」「参加できる」「人とふれあえる」という観点で探してみると、意外と子どもの反応がよかったりします。逆に、部屋に入って映像を見るだけの展示は、それほど響かなかったようです。

 

うちの子の場合はそのような傾向がありましたが、もちろん、お子さんの興味によって感じ方はさまざま。親としても、子どもが夢中になってくれる場所が見つかると、うれしいものですね。