大阪・関西万博で、シンガポール館に行ってきました!
シンガポール館は、西ゲートから入って大屋根リングのほうにすすむと、右手の「セービングゾーン」にあります。地図ではオレンジ色のエリアで、番号は「S11」です。
小さな国が描く大きな夢「リトル・レッド・ドット」
シンガポール館の外観は、「リトル・レッド・ドット」にちなんだ赤い球体。「ドリーム・スフィア(夢の球体)」と呼ばれていて、ひと目で目を引くデザインです。
“リトル・レッド・ドット”というのは、世界地図で見るとシンガポールがとても小さくて、首都を示す赤い点=国のように見えることから生まれた愛称なんだそう。小さいけれど、存在感のある国なんだという思いが込められているみたいです。
そんなシンガポールの大きな夢が、この球体にぎゅっとつまってるんですね。
©️The Singapore Pavilion, Expo 2025 Osaka
夢が空を飛ぶ、ふしぎな体験
シンガポール館は予約不要で入れます。私が行ったときは、だいたい30分くらい並びました。入り口を入ると、天井から紙でできた蝶や鶴がいっぱい吊るされていて、ちょっと幻想的な雰囲気です。
さらに進むと、球体がたくさん集まったスペースに出ます。ここでは、自分の夢を指でパネルに書き込むと、その文字がふわっと空に飛んでいく演出があって、とても素敵でした。
この部屋はあまり広くなく、体験コーナーもあるので、けっこう混み合いやすいです。でも、入り口付近にとどまらずに奥まで進んでみると、少し空いていてゆっくり体験できました。コントローラーも奥のほうが順番が早く回ってきたように思います。
緑に包まれる「ドリーム・フォレスト」
1階の体験スペースを出て2階に進むと、「ドリーム・フォレスト」と呼ばれる森のような空間に出ます。天井いっぱいにアニメーションが広がっていて、自然の映像に包まれる感じ。すごく癒されました。
見ていると、1階で誰かが書いた夢の言葉が、天井にふわっと浮かんでいたりして、ちょっと感動的です。
南国の雰囲気と、ちょっとしたカフェも
次の部屋は、蘭の花や緑がいっぱいの明るい空間。南国っぽい雰囲気でした。
館内にはカフェ&バーもありました。ただ、この日は雨と風で寒かったので、冷たい飲み物しかないのはちょっと残念…。
外ではアイスクリームも売られていましたが、売り子さんが半袖で寒そうで心配になるくらいでした。
マスコット「マーリー」にも会えるかも!
館内では、シンガポールのマスコット「マーリー(Merli)」が登場することもあります。マーリーは、シンガポールの象徴「マーライオン」がモデルになっているそうです。
実は私、最初見たときは猫のおばけかな?と思ってしまいました(笑)足がないからかな…。でも、可愛いらしい造形で子どもたちにも大人気。運がよければ一緒に写真も撮れますよ♪
シンガポール館は、「夢を現実にする」というテーマのもと、やさしく心に残る体験ができる場所でした。小さな国だからこそ描ける大きなビジョンに、ちょっと感動。
幻想的な空間で、自分の夢を見つめなおすきっかけにもなるかもしれません。
展示内容はこれから変わることもあるかもしれないので、最新情報は公式サイトで確認してから行くのがおすすめです。
▶ 公式サイト:
