6月末から、函館を旅してきました。
旅の様子を綴っています。
一緒に旅気分を味わって頂けたらうれしいです。
前回までの記事はこちらにまとめました。
前回は、旅行最終日、函館駅に荷物を預けて身軽になって、目的地までぶらぶらと歩いたところまででした。
到着した目的地は、「旧イギリス領事館」。
様々な展示はもちろんですが、目的はここのティールーム。
さあ、うまく席に着くことはできるでしょうか。
1859年(安政6年)に函館港が国際貿易港として開港してから、1934年(昭和9年)までの間、イギリス領事館がありました。
函館の大火の為焼けてしまい、現在の建物は1913年(大正2年)に建てられたものだそうです。
1979年(昭和54年)に函館市の有形文化財に指定されました。
この中には、「領事執務室」などの展示室、函館開港の歴史を知ることが出来る「開港ミュージアム」、英国雑貨や英国紅茶を扱うショップ「クィーンズメモリー」、紅茶やスイーツなどを味わうことが出来る「ティールーム ヴィクトリアンローズ」などがあります。
それではまず、展示施設の方を拝見。
領事執務室
リチャード・ユースデン領事が、窓の外をのぞいています。
函館港を見ていたのでしょうか。
小柄な方だったんですね。
リチャード・ユースデン領事といえば、以前ご紹介しましたが「病の人には病院が必要、健康な人には公園が必要」と呼びかけ、函館公園が市民の力で造られたんですよね。
市民にとても愛された領事さんだったようです。
ところで窓から何が見えるのか気になりますね。
タイムスリップスコープというのがありました。
何が見えるかな?
わあ、帆船みたいなのがいっぱい来てる!!
え?今の様子も見たい?
えーと。
えーっと。
あ、でも、正面に摩周丸や五稜郭タワーが見えてますから。
やっぱり紅茶なども召し上がっていたんでしょうね。
他にもリチャード・ユースデン領事や夫人の功績などを紹介する展示がありました。
函館公園の開園記念にイギリスからライラックと西洋クルミの苗木を取り寄せ植樹しました。
これが北海道はじめてのライラックなんだそうです。
その後、開港ミュージアムへ行きました。
函館開港の歴史について紹介されていました。
開港当時の函館を表した世界地図が床一面に描かれていました。
それなりに広い場所なので迫力ありました。
開港後の函館を訪れた西洋人の様子をパネルで展示していました。
こんな感じの顔はめパネルがあるんですが、ちょっと変わっていました。
私たちが顔を出している写真なんですが(顔は加工してます)、これ、実は鏡になっているらしく、顔を出すと、向こう側に写っているんです。
それを人物の横の穴にカメラを当てて自分で撮影しているんです。
これだと他の人から見られないし、誰かに撮影を頼む必要が無いので便利ですね。
楽しく撮れました。
さてと…、いよいよティールームで…。
と思ったのですが、案内をよく読んでみると…。
アフタヌーンティーセットは、11時から15時と書いてあるではありませんか。
※最新の提供時間や開店時間等は必ずお店にご確認ください。
仕方ない、お庭を見せてもらいますか。
いや、仕方ないと書いたけれど、実は私、お庭を見るのを楽しみにしていました。
というのも、ちょうどバラの季節。
お庭には美しいバラが咲いているという情報を得ていたんです!
時計を見ながら、少し焦っていました。
というのも、ティールームにはそれほどたくさんの席があるわけでは無く、またティールームってあまり人が回転しないじゃないですか。
なので、どうしても1巡目で入りたかったんですよね。
お店の方は「5分くらい前から紅茶はお出し出来ますよ」と言って下さったので、5分前くらいに店内へ。
奥の部屋にも席があるようです。
とりあえず、座席はゲット。
よかったー。
注文するものは決まっているんだけど、メニューを見ておきますか。
ポットサービスティー(英国ブレンド、ダージリン、キーマン、アールグレイ、シナモン、キャンディ 各600えん、ローズ650円)
クッキーお1人様用200円、手作りクッキー盛り合わせ400円、スコーン1個ジャム・クリーム添え300円
シャリマティー、ラムウインアーティー、ロイヤルミルクティー、シナモンミルクティー 各600円~650円
アイスティー、アイスオレンジティー、スパークリングティー、アイスティーロイヤル 各600円~650円
コーヒー、アイスコーヒー、ウインナーコーヒー、カフェオーレ 各550円~600円
アフタヌーンティーセット1名様分 1500円
ヴィクトリアンローズセット1名様分 1800円
紅茶のポットサービスは、英国ブレンド・ダージリン・キーマン・アールグレイ・ローズ からひとつ。
コーヒー、アイスティーなどはカップサービスですが1杯おかわりできます。
ちなみにアフタヌーンティーセットとヴィクトリアンローズセットは、1人分だけでも注文できます。
なので、私たちはヴィクトリアンローズセット1つと紅茶を注文しました。
ケーキセット(ケーキ+カップティ)ベリーベリーケーキ、レアチーズケーキ、チョコレートケーキ、パウンドケーキ 各850円 ケーキのみ400円
薔薇ゼリーアイス750円、バニラアイスクリーム600円(紅茶シロップ、ローズシロップ、夕張メロンゼリー付き)、ソフトアイスバニラ350円、北海道メロンシャーベット600円、フロート(ティー、コーヒー、チョコ、ローズ)各650円、氷カフェ600円、氷カフェソフト付き650円
ブランチ 海老ピラフ、カレーピラフ カップティ付き 各1100円、ミックスサンドイッチ700円、スティックピザ650円
そんなこんなで、まずは紅茶が到着。
英国ブレンドとアールグレイにしました。
こんなふうにゆっくりとお店で紅茶を楽しむなんて、一体何年ぶりなんでしょう。
最初に来たのは、木村屋のあんぱんみたいなかわいいまんまるスコーン。
手作りなんだって。
そして、ヴィクトリアンローズセットのメインがやってきました。
ヴィクトリアンローズセット 1人前1800円
わーい!うれしいな。
サンドイッチ
パウンドケーキ、手作りクッキー、夕張メロンゼリー、ベリーベリーケーキ
どのお菓子も、手作りっぽさのある素朴な感じでした。
本当に、数年ぶりにこうやってゆっくりお茶を飲んでお菓子を食べて…幸せな時間でした。
旧イギリス領事館では、展示を見学をしたり、バラ園を楽しんだり、おいしいアフタヌーンティを楽しんだり、素敵な時間を過ごせました。
さあ、時刻は12時少し前。
帰りの電車の時間を考えると、次にどこに行くかは重要。
でも、お茶を飲みながら色々調べて決めていました。
今回は諦めていた、あの場所に行ってみる事に!
旅はまだまだ続きます。
また次回もぜひご覧になって下さい。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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