トキワ荘のあった街 椎名町へ。 | お出かけ大好き  みみみのごはん

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東京近郊の食いしん坊なお出かけブログです。
※現在は、お出かけブログと日々の小さな楽しみを見つけるブログを書いています。

 

 

少し前のことですが、リニューアルしたハンバーガーを食べに池袋のくら寿司へ行きました。

まだお昼を過ぎたばかりだったので、どこか良い場所はないかと検索していたら、気になるカフェを見つけました。

池袋駅から歩いても20分くらいというので、そこに行きたいなと思ったのですが…暑い。

日差しがめちゃくちゃ強いじゃないですか。

この日差しの下、20分はきついな…と思ったら、池袋駅から西武池袋線に乗れば一駅で着くというのです。

…じゃ、それで(笑)

 

池袋から一駅で「椎名町」に到着しました。

住所で言うと豊島区ですね。

 

目指すカフェは、すぐ駅前にあるんです。

 

…ん?

 

バカボン?

 

サイボーグ009に怪物くん。

天井までの高さのかなり大きなイラスト。

なんで?と思っていたら、すぐに謎は解けました。

 

ようこそ!トキワ荘のあった街 椎名町へ

 

ああ、そういうことか。

トキワ荘といえば、手塚治虫、赤塚不二夫、藤子不二雄、石ノ森章太郎など後の有名漫画家たちが、若かりし頃住んでいたというボロ…いや、味わいのあるアパートのことですよね。

そのトキワ荘が、椎名町にあったということみたいです。

 

確かもうトキワ荘自体は壊してしまったはずですが…?

 

大きな地図がありました。

どうやら、トキワ荘にゆかりのある場所を巡れるようになっているみたいです。

 

トキワ荘についての説明がありました。

 

トキワ荘とは?

1952(昭和27)年12月6日に上棟された木造二階建てアパート。

共同の炊事場とトイレがあり、部屋は四畳半の押入れ付で家賃は3,000円。

ここに1953年~61年までの約9年間、手塚治虫をはじめ10数名の新人マンガ家たちが住み、出入りしたことから、マンガ家の梁山泊ともいわれた。

1982年12月老朽化のため取り壊された。  ~地図の説明より引用

 

私も同行者も、あまり漫画にくわしくないので、トキワ荘の名前や有名な漫画家がたくさんいたことくらいしか知らなかったのですが、せっかくなので、カフェは後回しにして、トキワ荘にゆかりの場所をいくつか尋ねてみます。

 

わお、ボウズ500円!

 

黄色い電車。

 

なんか、赤塚不二夫先生の漫画に出てきそうな町。

 

 

トキワ荘通りというのがありまして、そこにトキワ荘のことをいろいろ知ることが出来る「トキワ荘通り お休み処」というのがあるそうなので、訪ねてみます。

 

椎名町駅から15分くらいで到着しました。

(都営大江戸線 落合南長崎駅からだと8分くらいで行けるみたいです)

 

到着!

 

1階には、トキワ荘に住んでいたことのある漫画家の作品が閲覧できるスペース。

漫画家のサインもありました。

2階は展示スペースで、トキワ荘の中でリーダー的な存在だった、寺田ヒロオ先生の部屋が再現されていました。

スタッフの方にブログ掲載の了解をいただき、数枚だけ撮影。

※写真のコピー、2次使用ご遠慮ください

 

実際に使ったものではないそうですが、その時代の雰囲気はすごく再現されていますよね。

 

サイダーと焼酎を割ったものを召し上がっていたそうです。

ラーメンは、近くの「松葉」という中華屋さんのものをよく召し上がっていたとか。

皆さん集まって、ラーメンをすすりながら、どんな話をしていたのでしょうか。

 

当時の椎名町あたりを写した航空写真や、当時の資料などがいろいろありました。

個人の漫画家の先生の資料というよりも、やはりトキワ荘での暮らしについてのものがほとんどでした。

 

やはり目についたのはこちら

 

これは、トキワ荘のリアルな模型です。

それほど大きくはありませんが、本当にリアルにできていました。

入口に下駄が脱ぎ捨ててあったり、壁や屋根の感じとか、本当にリアル。

 

新聞などでも報道されていましたが、豊島区が「トキワ荘のあったまち」としてこの地区の街づくりを進めていて、その拠点として、マンガ・アニメをテーマとしたミュージアムを建設中です。

そのミュージアム、なんとこのトキワ荘が原寸大の大きさで復元されてるというのです。

つまり、ミュージアム自体がトキワ荘ってわけ。

新しいものを建てて、古く見せる感じになるんでしょうね。

わー…。

 

完成は2020年3月とのこと。

どんなトキワ荘が蘇るのか、今から楽しみですね。

 

撮影等につきましては、お休み処のスタッフの方の指示に従ってくださいね。

 

お休み処を出まして、少しだけトキワ荘に関する場所を尋ねてみます。

 

ゆかりの地に関しては、こんなふうに看板が立っていました。

エピソードが書かれていておもしろいです。

このお休み処は、当時はお米屋さんだったんですね。

 

お肉屋さんかな?1軒だけ営業中。

子供のころ、魚屋、肉屋、八百屋などが集まったこういう小さいマーケット?ありましたよね。

 

当時、漫画家のみなさんがよく召し上がっていたという、松葉。

漫画にもよく出てくるのだそうです。

 

お、駄菓子屋さんかな。

そしてその前に目指していたものがありました。

 

記念碑「トキワ荘のヒーローたち」

 

トキワ荘に住んでいた漫画家さんや、そこに熱心に通っていた漫画家の人たちも、みんな若く、ひたむきに漫画に取り組んでいたんですねぇ。

説明板の中に登場する漫画家の名前は、手塚治虫、寺田ヒロオ、藤子不二雄(藤子・F・不二雄、藤子不二雄Ⓐ)、鈴木伸一、森安なおや、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、水野英子、よこたとくお、つのだじろう、永田竹丸、横山孝雄、長谷邦夫など。

 

マンガに詳しくない私でも、知っている名前がたくさんあります。

 

 

記念碑には、ちゃんとトキワ荘が。

ちなみに玄関前のスクーターは、当時熱心に通っていた「つのだじろうさん」のものなんだとか。

 

そしてどうしても言っておきたいと思った場所は、この公園からすぐです。

 

会社?

実はここ、もともとトキワ荘があった場所なんです。

今は、ある会社の敷地になっています。

 

そしてここに。

 

トキワ荘跡地 の記念碑があります。

ここにもしっかりトキワ荘がのっていました。

 

 

ここに、あのボロボロのアパートが建っていて、のちに漫画家の大先生になる若者たちが集まっていたんですね。

んー、感慨深いです。

 

じつはこのあたりで大粒の雨がぽつりぽつり。

椎名町の駅まで戻って、元々の目的地だったカフェに向かいましょう。

 

…というわけで、今日はここまで。

もともと行きたかったカフェのお話はまた今度。

 

 

オマケ☆

 

気づいたら、今回のブログには食べ物が出ていませんでした(笑)

まあ、そんな日もありますよね。

でも、一応グルメブログのブロガーのはしくれとして、おいしいものの記事をオマケとして書きます。

あ、椎名町には全く関係ありませんが、ご了承ください。

 

Boulangerie Bonheur ブーランジェリー・ボヌール

 

先日訪ねた東京ミッドタウン日比谷のB1にあるパン屋さんです。

見た感じ、なんとなく町のパン屋さんっぽい品ぞろえ。

向かって左側では、コッペパンを作っていました。

 

コッペパンは、クッキークリーム230円、たっぷりたまご250円、ナポリタン300円、チキン南蛮380円、エビ&ブロッコリー400円ほかいろいろおいしそう。

 

試食がいろいろ出ていたので、なんとなくクロワッサンをひとかけら食べてみました。

あああああ!これ好きなやつ!

 

クロワッサン 1個220円

 

クロワッサンもお好みがあると思うんですけど、これはすこーしだけ甘くて、バターたっぷりで、サックリしている感じ。

もしそんなクロワッサンがお好きな方はぜひお試しを。

 

私の大好きな総菜パンや、総菜の挟まったコッペパン。

ああ、食べたい。

 

以上、オマケでした。

 

 

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

 

 

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