これで見納め?ライオンバス!また会う日まで!@多摩動物園 | お出かけ大好き  みみみのごはん

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多摩動物公園にある「ライオンバス」をご存知ですか?

広い敷地にライオンが放され、バスに乗って見学するというアトラクションです。


今ではサファリパークなどで見かけることができますが、1964年、世界で初めてサファリタイプのバス、つまりライオンバスを走らせたのがこの多摩動物公園なのです。


そのライオンバスが、発着場の耐震化に伴う工事の為、2016年4月1日から当面の間運休になることに。

再開がいつになるのかは、発表されていません。



しばらく会えなくなるのなら、やっぱりライオンを間近で見に行っておかなくちゃ!


というわけでやってきました。




何度見ても衝撃的なこのゾウ。


アリからゾウまで(笑)

多摩動物園には昆虫館がありますから、アリからゾウまでってことになるわけですね。




では、ライオンバス乗り場へ向かいましょう。




1955年(昭和30年)に東京都多摩郡七生村(現在の日野市)より山林約28.7ヘクタールが動物園用地として東京都に寄付されました。

1958年(昭和33年)5月5日、東京都多摩動物公園が開園しました。


もともと山だったこの土地、今でもかなりの急こう配の先に動物たちが待っています。

無料のシャトルバスがあるのですが、基本はお子様連れやお体の不自由な方、ご年配の方などを優先するように書いてあり、私などはなんとなく利用しにくいです。


とりあえず、歩くよ!!




少しでも上り坂を楽しめるように、こんなふうに「動物の足跡クイズ」などが書いてあるのですが、上るのが必死だったワタシ、答えを見るのを忘れてしまいました…。

結局、誰の足跡なんだよー。





結局見ちゃうよね、ダジャレ看板。


ダラダラと続く上り坂を10分ほど歩くと、ライオンバスの乗り場が見えてきました。


土曜日の11時少し前で、チケット売り場には10組くらいの行列でした。

ライオンバスは、入園料と別に乗車賃360円がかかります。









バス乗り場。

このあたりから、実際に乗るまでに20分くらいかかりました。


ちなみにライオンバスは午後になった方がすいていましたが、できるだけ早い時間に乗るのがおすすめ。

あとで詳しく説明しますね。



乗るためには、この地下道に並びます。




壁画?がありました。




ライオンたちの冷めた目が切ない壁画。

これも、見納めでしょうね。


通路には、今までの動物園の歴史や、ライオンたちの紹介などがありました。





ライオンが力任せにかじったタイヤ。

ボロボロじゃん。こわいこわい。




10~15分間隔で運行中です。




やさしい言葉なのに、ライオンたちの顔がこわい。


バスには、ちょうど背中合わせな感じで窓に向かって座ります。

私が見ている限りでは、他のバスも立って乗っている人はいないようでした。


係の方に促されて座ります。






運転手さんより、「左右できるだけ同じようにライオンが見られるようにしますが、近くまでライオンが来ない場合がありますのでご了承ください」と案内が。

うん、「こっちには全然ライオンが来なかった!」って苦情言う人いるだろうな。


結論から言うと私たちのバスは、本当に左右同じくらいにライオンに近づいていました。

運転手さん、ありがとう!




あ!いた。




こっちに向かってきたよ!

さすがのすごい迫力です。




ざっと見た感じですが、この中には十数頭のライオンがいるようでした。




ほら、あの台の上にライオンがいますよ。




ああ、いいなぁ反対側だ。

こっちには全然いないもん。


でも大丈夫!ちゃんと運転手さんが逆側から台に近づいてくれて私たちもちゃんと間近に見ることが出来ました。




バスの外側にはフックがついていまして、そこに小さい馬肉のかけらがついているんです。

なので、ライオンはそれを食べたくて近づいてくるんですね。




あれ、なんか眠そう。

頭をなでなでしたくなるような、かわいい姿です。


でも…




台の上では、オスライオンが「おやつ」の骨をガリガリかじってるし。




いや、やっぱり違う、ネコじゃない!




じゅるり。




がおー!




そ、その目はなに?




わ、わ、わ!




うりゃ!!





バスは常に2台入っていました。






最後はもう一度台の横を通って、ご挨拶。

あ、ライオン笑ってる!


というわけで、所要時間10分弱くらいのライオンバス終了。

楽しかった~。

やっぱり、ライオンがガオーッとエサを取りに来るところがハイライトでしたね。

子供たちはもちろん、大人でも思わず「おおー」っと声が出てしまいました。


せっかくなので、外側からライオンバスやライオンたちの様子を見てみましょう。




バス乗り場のオリエンタルな建物は、ケニアの首都ナイロビにある回教寺院をモデルに作られたそうです。



このライオンバスは5代目。

圧縮天然ガス自動車で、ライオンにも環境にも優しい自動車です。






おお、いいですね、迫力のあるところをお見せできていますね(笑)


一仕事終えたカップルは、別の場所へ移動。



メス「今日は私の当番なのに、あの子ったらいいところ見せようとして先に食べちゃったのよ!」

オス「そうかぁ、それは大変だったねぇ…」


なんか、メスの方が愚痴っていて、オスがそれを聞いてあげているふう(笑)







こうやって見ると、オスライオンのたてがみってずいぶん後ろまできているんですね。

シャンプーハットみたいにかぶっているじゃないんだ(笑)


ぐるっと歩いてきて、「ライオン展望デッキ」にやってきました。

ここからはライオンたちの様子をゆっくりと見ることができます。

無料の双眼鏡もあるので、間近にライオンの表情まで見られます。




模型でもライオンは大人気(笑)





あら、おいなりさんがふたつ。

いや、ライオンだった。







ライオンを追いかけて、あっちへこっちへと動くバス。




でも、だんだんライオンたちの反応が悪くなってきて…。

そりゃあ、お腹も一杯になるよね。




全然飛びかからないライオン(笑)

バスをじーっと見ています。












二頭が並んで寝ていたところの真上に来ました。

下をのぞき込んでみると…。




並べたみたいに綺麗に並んで寝ていました(笑)かわいい。

に、肉球が!



そういえば、バスはどうしたかな?




あーあ、完全にバスに背中向けちゃってるし。

運転手さんがなんとかライオンの気を引こうと、バスをちょっとバックしたり、音を立てたりしています。


「おーい、ライオンさーん、まだ仕事中だよ!」



ライオン「あ?ああ、はいはい」




ラ 「はいはい、食べてますよ、食べたらいいんでしょ」


バス 「はい、次も来ましたよー」



え?




そんなに食べられないって





「今日の当番は大変そうだねぇ」

「ホントねぇ」




もう食べられない







子供たちが来ても無理






もう食べないって




今日はもう無理だって





え?食べなきゃダメなの?




ふぁーい、いただきまーす



さて、ライオンバスいかがでしたか?

最初に書きましたが、ライオンバスに乗るならできるだけ早い時間がおすすめです。


何度もバスが通ってお肉を食べているうちに、だんだんお腹がいっぱいになるのか飽きてしまうのか、全然食べに来てくれなくなります。


なので、ライオンの元気な姿を見たい方は、出来るだけ開園すぐのライオンバスに乗った方がいいと思います。


ライオンバスの営業は3月31日までです。

休園日等の詳細は、多摩動物公園の公式ページでご確認ください。


今の所、再開日が未定となっているライオンバス。

気になる方は、これを機会にぜひお出かけ下さいね。





えへ♡

オスライオン、なんかかわいい。





最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。




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