2月に地獄の通水治療が終わって(→その時の記事)
変わらずSM病院に通っていました。
病院の治療として、
排卵日調整のために排卵誘発剤を処方
排卵日予測してタイミングはかって
着床しやすくするために黄体ホルモンの薬剤を処方
という流れ。
採血もせず、当たり前のように注射や薬を処方されるので、なんだか気持ち悪く、薬も途中で辞めて、採血検査をしてほしいとお願いすることにしました。
私の身体に必要なら喜んで受け入れるけど、必要ないかもしれないものを納得せずには受け入れられなかった。
インターネットや本で調べたりして、検査してほしい項目をメモして病院に行きました。
その日の担当の医師に呼ばれ旦那さんと説明室に。
そしたら医者がこう言った。
「全部自費になるから、かなりの高額になりますけどいいんですか?
こうやってインターネットとか見て検査したいっていう人いるんですけど、インターネットの情報とか9割根拠ないですからね。
サプリとかいろいろ買ったりする人いますけど、高い壺買って妊娠できる訳じゃないんですよ。
処方している薬は、うちの病院のレシピみたいなものです。僕たちが研究して、根拠と効果のある方法です。」
だと。
30歳前後の若い医者。
このクソ医者がぁ〜〜〜!!!
お前不妊治療してる人の気持ち分からんだろーー!!
寄り添おうともしないなら他の科いけ!
少なくとも産婦人科はやめろ!!一生研究だけしとけ!!
と叫びそうになったのをなんとか抑え、
「お金はいくらかかってもいいんですけど。なんも説明なく淡々と処方されても、なんで薬を飲んでるから疑問なんですよ。必要なら飲みます。」
と伝えたけど、
「検査してもしなくても、結局この治療になるんです。」と理論的に説明され、理論的な説明は結構好きな方なので、その説明に納得して治療を進めることに。
病院は主治医制度でもないし、だいたいの治療方針や流れを決めたいと話し、
2回タイミング法、3回人工授精、それでもダメなら子宮や卵管が癒着しているか判断するために、手術してみてみましょう。
と言われました。
手術は予約で埋まっていってしまうから、今のうちに日にちだけ抑えましょうということで、5ヶ月後の手術予約だけして帰る。
その2週間後にぎっくり腰。
腰痛で治療どころではなかったので、4月は治療お休みしようと決めました。
そのお休みしてる間に、
2年ほど前にこの病院であった、手術による死亡事故の判決が出たというニュースがテレビで流れた。しかも私が予約した手術での死亡事故。
その死亡事故については知ってた上で、この病院を選択したんだけどね、ぎっくり腰と偶然お休み中に流れたこのニュースで、
なんかふと「この病院じゃないってことなのかな〜」って感覚が浮かび上がった。
その「ふと」湧き上がった自分の中の嫌〜な感覚に従って、病院を変えてみました。
その病院は徹底的に検査をして、原因を探る病院で、何も言わなくても一通りの詳しい検査をしてくれました。
男性ホルモンの検査までしたのよ(笑)
昔から薄毛、貧乳、体毛濃い、声低い、で私男性要素強いなぁと思ってたから、これで結果が高かったら、名実ともに男やん!と思ってドキドキしたけど正常値でホッと安心(笑)
それでね、結果黄体ホルモン値が低くて、排卵誘発はした方がいいと言われ、結局はSM病院の治療方法と一緒という結果に。
治療方法は同じっていう結果に至ったんだけど、その薬を飲む時の納得感が違って、安心して飲むっていうか、安心して身体に取り込む感じで飲み始めることができた。
その他、甲状腺ホルモンの値が高いってことで、その薬も飲むことになりました。
そんなこんなで、私はふとに任せて病院を変えるのでした。
ぎっくり腰で私は生き直しをすることになりました。
日常の生活が出来ることへの感謝を知り
(その時の話)
好きと嫌いで選択するようになり
(その時の話)
ネガティブなふとに従うようになった。
そうして、自分の中に新しい感覚が芽生え、自分を取り戻す旅が始まったのでした。
続く