毎日毎日何かしらの情報が出て来る宝塚問題…
私もそろそろ違う題材を扱いたいんですが…
もぅ嘘でしょって言うくらい出て来る、出て来る
今度は、とうとう省庁絡みの話が出て来ましたけど、これ宝塚の運営さん大丈夫なんでしょうか
私的には、これが本当ならかなりマズいのではと思うのですが…
では、今回出て来た問題の説明から簡単にしていきましょう。
今回告白したのは、16年の入団時から演出家の度重なるパワハラを受け18年の年末に宝塚を退団した演出助手の方。
はじめ、この演出助手の方がパワハラを訴えても運営側は洟も引っかけない状態だったようですが退団の後、慰謝料請求とともに「法廷で争う事も辞さない構えである」と分かると、劇団は即謝罪、見舞金として約500万円の支払い、そして二度とハラスメント案件が発生しないよう 安全配慮義務を尽くすと制約し、劇団の求めで第三者に口外しない条項が入った和解合意書を作成したそうです。
(この元演出助手さんは、今回の問題がハラスメント行為をなくし、安全配慮義務を尽くすとの制約違反だとして告白されたようです)
で、この問題の演出家はと言うと、2022年に退団したそうですが、現在、文化庁の支援の下「おフランスへ留学中」だそうです
はい、皆さんもう何が問題か分かりますね
14日の会見で「今までもパワハラはなかった」と言い切っていましたね。
今回の告白では、「約500万の見舞い金の支払いがされ『二度とハラスメント案件が発生しないよう 安全配慮義務を尽くすと制約書を作成』した」とあるのでガッツリ証拠が残っているはずなんですよ
(500万の送金記録も誓約書も双方が持っているはずですからね)
なのに会見でのあのしらばっくれよう…
(何が怖いって、この背景を分かっていながら全国に向けての生放送で時間も丁度夕方のニュースタイムでこの会見を流しているニュースが多かったにも関わらず、しれっと「イジメは無かったし今までもなかった」と言い切ってみせる異常さ)
そして新たな問題が…
先にも書いたように、パワハラをした人物が文化庁の支援でフランスに留学中という事なんです
「文化庁の支援」という事は「税金」が使われているって事です
「パワハラした人物に税金で留学させてるの」と言う驚きは勿論なんですが、ここで問題になって来るのは文化庁の方
血税使って留学させるのに「身体検査(それまでの行動調査)はしなかったのか」という問題
身体検査で宝塚への問い合わせをしたが宝塚からは「問題ない」という回答だった場合は「パワハラをした人物」という正しい情報を教えなかったとして宝塚に責任が出て来るだろうし、身体検査で「パワハラを起こした人物」と伝えられていながら留学をさせたなら文化庁がバッシングされるでしょう。
また、そもそも身体検査をしていなかった場合も文化庁が叩かれまくるでしょう
で、この問題が明るみに出て文化庁はどうするのかって事になるわけです
500万もの大金を払い、二度とハラスメント案件が発生しないよう 安全配慮義務を尽くすと制約書を交わしたのが劇団だとしても、その問題を起こした当事者をこれからも国民の血税を使って留学させるのかって問われるでしょう。
因みに、このおフランスに留学中の演出家さん、記者の質問に対して「事実と異なる点が多くありますが、きちんと確認の上でご本人からの声があれば真摯に伺い誠意を尽くし対応したいと考えております。」との答えだそうですが…
パワハラで体調崩した人に対して「ご本人からの声があれば」とか言っちゃうところがパワハラ感が溢れ出ていますね
文化庁さんは早々に500万の送金確認と「二度とハラスメント案件が発生しないよう 安全配慮義務を尽くすと謳った制約書」を確認して退団された演出助手の方からお話を伺った方がよろしいのではないでしょうか
どうやら労働基準監督署も入ったようで、事はどんどん大きくなるばかりなので、そのうちまた会見はしなければいけなくなるでしょう。
前回は、とにかく運営側がどう答えるのか、何を言うのかという事で多くのメディアが聞き手に回ったところが多かったようですが、次回の会見は聞きたい事、質問したい事が山のようにあると思うので、ある意味トップスターの方たちよりも目立つでしょうね。
間違ってもホームページでお気持ち表明なんて馬鹿な事はしないでくださいね。
あぁそれから、運営側からの離脱者ももう出さないようにしましょうね。
今では、上がすぐ下の者に押し付けて、押し付けられた下の者はそのまた下に押し付けて…っていう流れが見えちゃってるんで、企業としてはかなり恥ずかしいところが露呈してるんで、せめて上場企業としての羞恥心は持ちましょうね。
このお話が誰かの心のヒントになれば幸いです
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