宝塚の問題は解決するどころか、会見後に問題が次々に出て来るありさまで、会見で「引責辞任」という一抜けを披露した木場しに続き「宝塚のドン」と呼ばれた阪急阪神ホールディングス会長の角和夫氏がタカラジェンヌ転落死事件当日、連絡は入っていたものの(彼女が亡くなったのは9月30日未明。つまりゴルフ当日の遅くても朝には連絡が入っていた事になる)ゴルフに興じていたという話しの裏付けのため11月20日朝週刊誌から質問されるも回答期限時間の17時を過ぎても回答がなく、その後、広報担当者から「少し遅れますが、絶対に回答します」との返答があり、19時35分に「9月30日は、事前に決まっていた阪急電鉄役員のゴルフ会に参加しておりました」と、つまり「前から決まっていた予定だったからゴルフしましたよ、それが何か」って事らしいです
この回答はFAXで送られて来たそうですが、FAXが届いた1分後に「阪急阪神ホールディングス会長の角氏、宝塚音楽学校の理事長を退任」という速報が流れたと…
で「後任には村上氏を充てる方針」という情報もあったと…
村上氏といえば会見で
『証拠となるものをお見せいただけるよう提案したい』と言って
暗に”骨になってるんだから傷跡だって見せられないだろ他に証拠があるなら出せよ”と煽ってみせた人ですね
(凄い人選チョイスです)
えーそもそも「阪急阪神HD」という名前でも分かる通り経営統合でこうなったわけですが、これについては当時反発する声も結構あったんですね
(ま、今でも嫌って人はいたんですが今回の事で余計に嫌いになった人は増えたようです。後にも書きますが、何といっても対応も悪けりゃタイミングも悪い…地雷しか踏んでないのに「いや地雷は一歩も踏んでません」って姿勢が多くの人の気持ちを逆撫でしているんですがね…)
で、大阪といえば「阪神タイガース」ですね。
そして今年、38年ぶりの日本一に輝きその盛り上がりぶりが各局のワイドショーでも特集されていましたね。
しかし、その華やかな優勝の前には若きチームメイトの病死という悲しい出来事がありました。
横田慎太郎選手はまだ28歳でした。
病名は「脳腫瘍」。
色々な人が手を尽くし、本人も病気を克服すべく意欲的に治療に臨んでいましたが、夢半ばで虹の橋を渡る事になりました…後はチームメイトに託して。
そしてあの優勝です。
優勝の胴上げの時には背番号24の彼のユニフォームもチームメイトと一緒に胴上げされた映像をみて目頭が熱くなりました。
(あのシーンで号泣された方も多かったのではないでしょうか)
で、ここまでが背景で、ここからが本題です。
一つ情報を加えると、友人も勿論、阪神ファンということ。
※ ここからは友人の言っていた事をなるべくそのままに書き起こしておりますが、いかんせん不慣れな関西弁のヒアリングの書き起こしのため関西弁の誤用があると思いますが、そこは良しなに変換していただければと思います。
では…
「阪急何してくれてんねん阪神が38年ぶりの日本一っちゅうめでたい時に宝塚問題なんか起こしやがってそれも誰がどう見てもおかしな会見してそれだけやないその後からも次から次にヤバイ情報が出て来て、今度は角会長が逃げた2人目やないか逃げたのもう逃げんなよマズイ情報が出る度に『阪急阪神、阪急阪神』って阪神が道連れにされてるあいつらと一緒にせんで欲しいわ阪神の優勝ムードにみそつけやがって阪神を道連れにすんなや沈むならお前んとこだけで沈んどけ」だそうです
う~ん、友人激おこです
この話し、シチュエーションが似てるところが多いのに対応や結果が真逆っていう何とも不思議な関係なんですよね
亡くなったのが宝塚は25歳、阪神の横田選手は28歳でとても近い年齢。
宝塚の方は人が解決出来た問題で、横田選手の方は人が手を尽くしても解決できなかった問題。
片方は美しいものを見せる裏側がドロドロだった事、片方は泥臭い表とは真逆で裏側には人の思いの尊さが広がっていたという違い
ま、何よりも問題なのは運営が世間とのズレに気付いていない事と、誰も意見できないまるで「北のお国」のような体制である事でしょう。
宝塚問題で立場ある人物が逃げ出したのはこれで二人目。
さすがにこれ以上の離脱は社会的にも許されないですし、上場企業として信用がなくなるでしょうから本気で会社の運営を考えている人からしたら「誰も逃げるなよ」ってところではないでしょうか
ハロウィンが終わり、クリスマスまでのこの時期は街も華やかになり不景気とは言えセールもはじまり皆がワクワクする時期なので運営としては「あった事は無かった事に、無かった事はあった事にして世間の意見なんぞどこ吹く風」で早く営業を再開させて儲かりたいところなのでしょう。
この問題は間違いなく長く続くでしょう。
長く続くと言う事は、それだけメンタルに負担がかかって来るという事です。
このメンタル負担は、長引けば長引くほど他の組へと波及するでしょう。
こんな状態で本当舞台を再開するんでしょうかね
甚だ疑問です
このお話が誰かの心のヒントになれば幸いです
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