好感度とは、「良い」「好き」 など人が 「好ましい」 と感じる度合いの事です。

 

注目度とは、好き嫌い、良し悪しに関わらず世間からどれだけ関心を持たれているかの度合いの事です。

 

好感度は獲得するのも持続するのも 「努力」 や「工夫」 が必要ですし何よりも気を使わなければなりません。

好感度はそれだけ手間も時間もかかるという事です。

 

時間も手間も気づかいもいる 「好感度」 に対して 「注目度」 は気使いや倫理観、道徳観を考慮しなければ手っ取り早く人の注意を引き付ける事が出来、手軽に 「人気者感」 を感じられるためこれを自分の支持だと誤解してしまう承認欲求モンスターは多いものです。

 

「とにかく人に注目されたいビックリマーク」 という人は先ず 「我慢」 というものが出来ません汗

 

最近はこういう 「我慢出来ない人」 は増えていてSNSでは視聴3秒と言われ、視聴開始から3秒で観る、観ない、を決定するためよりインパクトのあるものを提供しようとするあまり過激なものを投稿する傾向にあり結果、意図せず炎上を起こす人や炎上覚悟のつもりが炎上を通り越し犯罪者になる人も珍しくはありません。

 

後先考えずとにかく 「注目されたい」「目立ちたい」 という人には幾つか特徴があります。

 

まず、他人の活躍を 「認められない、褒められない、喜べない」 これは平たく言えば嫉妬心の事。

 

他人が褒められる事で 「褒めてくれる人を取られたビックリマーク」 と思い 「差が出来たビックリマーク」 と感じるからです汗

 

で、そもそも 「じっくり」 や 「コツコツ」「続ける」 など 「我慢する事が苦手」 なので 「差が出来たビックリマーク」 と感じこれを 「時間的な差と距離的な差」 のダブルで感じて焦る・・・というわけです汗

 

「時間的な差と距離的な差」 を感じて 「距離を詰めなきゃあせる」 と思うので、どこかで差を取り戻そうとします。すると・・・

下矢印

「ゆっくり対処してたらまた差が開くあせる」 と焦るので手っ取り早く差を縮められる、何なら追い越せる手段を・・・と、人がビックリするような行動や言動に走る・・・汗すると・・・

下矢印

炎上して一時的な注目度が上がるため再生回数や登録者数は上がるものの時間とともに数字は下がり自分以外の人が注目され褒められるのを横目で見なくてはならず嫉妬心がむくむくと・・・と、悪循環を繰り返し下降していく数字と共に自分の心も下降していくという負のスパイラルに入るわけです汗

 

こうなって来ると数字のみが自分の存在証明だと感じてしまい人の気持ちや規律などは二の次で 「目立つ事」 に対しての一種の依存になるのでメンタル的にはかなり危険な域です。

 

店の冷蔵庫や食洗器に入って自慢げにSNSに投稿したり、お客さんに提供する食材を不衛生に扱うところをキャッキャ言いながら動画をアップしたり、公共物を壊すところを得意げに見せたり、公共の場所で突然迷惑な行動をはじめたり・・・

 

彼らは再生回数や登録者数は全て支持数だと思って調子に乗ってしまう傾向が強いので危険行為や迷惑行為も自分たちでコントロール出来るものと思い込んで大炎上をやらかしますが、自分たちの登録者数などを遥かに上回るクレームの呟きやリプライ、DM、またはニュースなどで 「被害届が出された」 や 「警察が捜査を開始」 などと放送されると自分たちが想像していた反応と違いすぎるためどうしていいか分からなくなります。

 

そもそも 「じっくり物事を考える事」 が苦手で プライドの高さは人一倍なので 「人のせいにしてしまえば自分に矛先は向かない」 と安易に考えるため社会から更なる追い打ちをかけられる事になります。

 

浅い考えで行動し浅い考えで対処するため火はくすぶり続け新しい燃料さえあれば再燃するという悪循環に陥るためメンタルは思いのほかボロボロになりますが、こういう人は自分が悪いと思ってもプライドの高さから謝罪する事が出来ないので交友関係などは人の入れ替わりが激しくなり、また人が信じられなくなり・・・と、人間関係でも悪循環を繰り返します。

 

ただし、極少数ではあるものの気を許す人が表れた場合は 「今までの分を取り戻す」 という悪い癖が出やすいため 「理解してくれるビックリマーク」 と思ってしまうとのめり込みやすく、洗脳されやすい一面を持ちます。

 

「認められたいビックリマーク」「褒められたいビックリマーク」 という欲求は誰もが持つものですが、過剰に求めすぎるとコントロールを失い気が付けば自分がコントロールされる立場になっているかもしれませんので気を付けましょう。

 

と言っても・・・炎上する人は出てきますが・・・あせる

 

 

このお話が誰かの心のヒントになれば幸いです音譜

 

 

 

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